2008/12/26 - 2009/01/02
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kojikojiさん
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あっという間の上海滞在でしたが旅はまだ続きます。帰りは九州の南、鹿児島沖から四国沖を通って和歌山から大阪湾に戻るルートだったので楽しみにしていたのですが、大晦日の東シナ海は大荒れで、船のスタッフもこんなのは初めてと言うほどでした。船で酔ったことなど無かったので薬など飲まなかったのが悪かったようで、船に弱くて先に薬を飲んでいた家族は逆に元気でしたが完全にダウンしました。。という大時化ということもあり、復路のルートは予定を変更して往路と同じ瀬戸内海を通って大阪に戻る事になりました。元旦は残念ながらダウンしてしまい、船で出されたお雑煮などはいただけませんでした。瀬戸内海に入ってからは穏やかなので、船内でのイベントの餃子作りなどにも参加出来ました。
大阪に戻ってからは次男家族は奈良へ旅立ち、三男夫婦は神戸の奥さんの実家へ。我が家は新幹線で東京に向かいますが、妻は静岡で途中下車して富士宮の実家に戻りました。。東京駅に着いたのは両親と私だけで、ちょっと寂しかったですが両親を家に送り届けるとホッとしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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実時間上海の滞在なので時間がもったいなく思え、1人で散歩に出掛けました。南京路は昼間や夜は人通りの多い通りですが、さすがに夜明け前は閑散としています。
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外灘へ向かって歩き続けました。
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車が走っていないと電線が目につきます。
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和平飯店の横に出てみるとホテルは改装工事中でした。有名なジャズバンドは別のホテルで演奏しているそうです。
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夜明け前のこの景色が見たかったのです。
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外灘の朝は人の姿もほとんど無く、凧あげをする人が数人いたくらいです。
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ちょうど朝陽が登り始めたので外灘の古いビルが赤く染まってきれいでした。
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蘇州号も起きているようです。もう何時間かしたらこの船の人になります。念願の船で上海に来る旅も出来て大満足です。
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テレビ塔も朝陽の中に鈍く光ります。
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まだ大晦日ですが、連凧を見るとお正月を感じます。
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さすがにこの時間では上海ヒルズの展望台に人影はありません。
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ホテルに戻らないと朝御飯の時間に間に合わなくなりそうです。
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歩いてきた南京路を戻ることにしました。
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中国ではポピュラーな朝の体操が始まっています。
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中華系のおばさんはどこの国に行っても元気です。
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人通りも少なく店も開いていないので、周囲の建物に目が止まります。
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早朝の南京路は風情を感じますが、新世界麗笙大酒店(ラディソンブルー)のドームがトム・クルーズの「宇宙戦争」の巨大マシーンみたいです。
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旧クラブハウスは今は上海美術館になっています。つまりジョッキーハウスの前の人民公園は昔は競馬場だったわけです。近未来的なマリオット エグゼクティブ アパートメンツ(上海明天広場万豪行政公寓)との対比が面白いです。
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1933年に竣工の競馬場クラブハウスは、1952年から1996年までは上海図書館として使用されていました。この当時は最上階にレストランがあったようです。
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競馬場の跡は現在の人民広場です。上海博物館には今回は行けませんでした。
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街中まで明るくなってきましたのでホテルに戻りましょう。
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円筒形の建物が今回宿泊した王宝和大酒店です。上海蟹で有名なレストランが入っていますので、釣りに行かなければここで食事しても良かったかもしれません。
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部屋に戻ってすぐに朝ご飯を食べました。9時30分にお迎えのバスが来てフェリーターミナルまで送ってもらいます。
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南京路近くのホテルからフェリーターミナルまではバスで20分くらいでした。
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上海港国際客運中心の蘇州号の看板の前で記念写真を撮って、ガイドさんともここでお別れです。
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簡易なチェックインの手続きを済ませて、出国手続きを終えてバスで蘇州号まで移動します。
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帰りの船も顔見知りのスタッフばかりです。天気が良いのでデッキに上がって上海とお別れです。
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これで5回目の上海の旅が終わりました。
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浦東のビル群は黒いシルエットになって浮かんでいます。
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午前10時を過ぎたので展望台には人影が見えます。
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外灘のビル群にも朝陽が当たってきれいです。
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まだ3日残っていますがお疲れさまでした。
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遠くを眺めて何を思うのでしょうか。
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飛行船が飛んできました。上海の外灘に飛行船なんて風情があると思ったのですが…。
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第一ヤオハンの今日のセールの宣伝でした。
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こちらも太極拳で忙しそうです。たった2日で中国のおばさんに変身してしまいました。
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甥と姪に囲まれて幸せそうです。
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上海港国際客運中心のフェリーターミナルです。定期航路のフェリーはドロップ型のターミナルから離れていますが、豪華クルーズ船はこちらに着くそうです。
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フェリーの船上から上海の町を目に焼き付けておきます。
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さあ出港です。
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黄浦江を大きくターンして揚子江(長江)に向かいます。
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角度が変わると上海ヒルズは不思議な形をした建物です。
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黄浦江にはいくつもの橋がありますが、楊浦大橋の下を潜ると旅の終わりを感じます。
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見たことも無い遊覧船が航行していました。
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そして本物の潜水艦が無造作に停泊していました。艦名を判別する記号などないのがちょっと不気味です。
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貴賓室からは船の正面の景色が見えますが、操舵室の下なので夜になるとカーテンを閉められてしまいます。この景色が眺められるのは蘇州号でも2部屋しかありません。
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家族のみんなは卓球台で対戦中でした。
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甥っ子はこの後に中学と高校で卓球部になりました。
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揚子江から海に出たところです。川幅が広いので、どこまでが川でどこから海か分かりません。水の色も茶色く濁っているので判別できません。
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東シナ海に出てもしばらくは川のような濁りの海を航行します。
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濁った海も美しく見えるのだと感じました。
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いろいろな国籍の船が行き交います。
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江凱型(ジャンカイ級)フリゲート艦ともすれ違いました。525という番号から馬鞍山という名前が検索できました。
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何に使う船でしょうか?石油でも掘るのでしょうか?全く分かりません。
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後方から真っすぐ近寄ってくる貨物船はカッサンドルのポスターみたいな姿です。
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中国の海運や海軍の力の強さを感じました。
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東シナ海を出てしばらくは良かったのですが、写真を出力してアルバムを作っていると船は揺れだして、その後はひどい船酔いになってしまい部屋でダウンしました。
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大晦日はひどい船酔いのまま寝てしまい一夜明けた元日です。本当は船主催のカウントダウンのパーティがあったのですが、参加できなかったのが残念です。
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船に弱い弟たちは事前に船酔いの薬を飲んでいたので元気でした。
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船のスタッフも船酔いで具合が悪そうでしたが必死に働いていました。レストランのお姉さんも必死に立っていましたが、厨房のスタッフが出てきて吐いている音を聞いて流しに走っていきました。そして物凄い剣幕で怒っていました。多分「あたしだって気持ち悪いのに立って仕事しているのに何よ!」みたいな感じでした。
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だんだん揺れが落ち着いてきました。
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本来は鹿児島沖から四国の南を抜けて、紀伊半島の西側を大阪南港へ向かうのですが、天候が悪いので往路と同じに関門海峡から瀬戸内海に入るとのことです。
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島影が見えるようになりました。
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貴賓室ではのんびりお年玉をもらっています。
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船で用意されたお雑煮も食べられずにダウンしていました。パーキンソン病だった父は船の揺れをほとんど感じていませんでした。
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携帯電話のGPSで現在位置や島の名前を調べる元気はありませんでした。
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天気も良くなってきたのでデッキに出て新鮮な空気を吸うまで元気になりました。
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2009年は海の上で迎えました。
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夕方から美味しい水餃子教室が開催されました。。これはクルーズプラネット社のイベントで、作った餃子は夕食時にいただけました。
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小麦粉から皮を作るのは初めての経験でした。
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簡単に作れることは分かったのですが、まだ家では実践していません。
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もちもちの皮は市販品とは違い、特に水餃子では差が出ると思います。
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皮が出来たら餡を包んでいきます。
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あっという間にこんな餃子がお盆で2つ出来ました。
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厨房のコックさんが何ツーまんで教えてくれるので楽しかったです。
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出来上がった水餃子は晩御飯で美味しくいただきました。
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元旦の夜には体調も回復したので貴賓室でパーティです。持ってきたシャンペンは貴賓室の冷蔵庫に置いておけたので助かりました。
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貴賓室が無ければみんなで集まれなかったので予約できて良かったです。東京で家族全員集まるのも良いですが、こんな旅も楽しいものです。おせちやお雑煮を作らないだけでの母にとっては楽だと思います。
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2009年の新年を祝いました。
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持ってきたヴーヴクリコも役立ちました。甥っ子はこの頃ワインのコルクを集めていたので大喜びです。
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正月2日の夜明けです。船の上の夜明けはいつも美しいです。
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のんびりと朝ご飯ですが父と母の微妙な距離感が面白いです。
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瀬戸大橋が見えてきました。この当時はまだ四国に行ったことがありませんでした。
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この下を通過するのはこれで4回目になりました。
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楊浦大橋を越えて上海の旅が終わり、瀬戸大橋を越えると旅自体が終わってしまう気がしました。
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蘇州号は東に向かって進みます。
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年が明けてからはとても寒い日が続きました。
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あとは明石海峡大橋を越えれば大阪です。
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蘇州号は定刻に大阪港に到着しました。
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入国前に検疫の係員が乗船してきて体温チェックします。
全員無事に通過できて上海旅行は終わりました。フェリーターミナルからはそれぞれの予定なのでここでお別れです。両親を連れて新大阪から東京に向かいます。妻は途中で停車した静岡で降りて実家に向かいました。東京駅からタクシーで実家まで戻り、最後は1人きりになるとドッと疲れが出ました。
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2008 年末年始 蘇州号の上海クルーズの旅
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