京都散策 ― 近代建築を求めて

2009/05/24 - 2009/05/27

今回短期間でしたが、いろいろなものを求めて京都を歩きまわりました。京都は古いものと新しいものが混在する魅力的な都市です。しかし、古いものがきちんと残されている一方で、多くの価値ある建物や町屋が壊され、大きなビルに取って変わりつつある姿も見られます。京都らしさが失われていくのは残念です。
そのような中で、思いのほか京都には明治以降の建築物がたくさん残っているのには驚きました。どうしてこんなに近代的な歴史的建造物が多いのか疑問を覚えました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

京都には多くの町家が残されています。京都らしく、大変魅力的な住まいです。しかし、これらの町家は街中に周りを大きなビルに囲まれるようにして残っていているところが多く、町の景観としてみると、残念ながら調和に欠けています。

町家は特別歴史的にも、建築学的にもそんなに優れた建築ではありませんので、どんどん破壊されていきました。
その一方で、明治以降に建設された近代建築は優れた建築家によって建てられたものが多いので、保護保存されてきました。今回そのような建物を求めて、歩きまわりました。

鴨川の四条大橋のたもとに、アメリカ人建築家ヴォリーズが建てた「東華菜館」があります。

鴨川をはさんで東華菜館の反対側に、「レストラン菊水」があります。

京都市役所の建物です。

かわいらしい、小さなビルですが、なかなか個性的ですね。

京都駅から歩いて20分ほどのところにある「龍谷大学」を訪ねてみました。

龍谷大学を訪ねた時、新型インフルエンザの影響で大学が休学となっていたため、校内にはほとんど学生や職員の姿はありませんでした。