ブレーメン＆ウィーン　2009春　ザンクト・マルクス～モーツァルトの墓へ～

2009/05/05 - 2009/05/05

自然豊かな墓地内。季節によって全く別の表情を見せてくれる場所です。眠るにはとてもいい環境…と言いたいところですが、決定的にNGな理由もあるわけで、時代の流れは残酷です

エリア ウィーン(オーストリア)

• 交通手段: 鉄道

ザンクト・マルクス墓地

ザンクト マルクス墓地 史跡・遺跡

晴天\(^o^)／

門を抜けるとすぐ緑に囲まれた緩い坂道

最初に訪れた時は真冬で落葉し、見通しの良かった坂

2回目に訪れた時は紅葉

3回目の今回は新緑

季節によっても表情が様々です

門を入ってすぐ左側に墓地全体地図

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756/01/27-1791/12/05)のお墓は広い一角を独り占めです

作曲家/指揮者のヨーゼフ・シュトラウス(1827/08/20-1870/07/22)は7番
彼はヨハン・シュトラウス1世の二男で、ヨハン・シュトラウス2世の弟

モーツァルトのお墓へは立派な道標があります

モーツァルトのお墓とされる場所

共同墓地に1791年に葬られたモーツァルト。十字架も墓石も建っておらず場所が特定できなかったそうです。彼の死後ずいぶん経ってから、掘り出された頭蓋骨から彼を特定。場所も特定されました

中央墓地にもお墓がありますが、頭蓋骨が見つかったこの場所がお墓とされています

ここもお花の植え換え時期のようで、お花がない(T_T) 水差しが転がったままなのが寂しい

そんな状態を嘆く天使

お花が綺麗に咲いていても年中嘆いてますけど。何しろ名前が「嘆きの天使」です

ちょっと修復してみました

それだけでは寂しかったので、松ぼっくりとタンポポで飾ってみました

タンポポは撮影用に(笑)こちらに向けましたが、撮影後はちゃんとモーツァルトに向かって手向け直しました

↓クリスマスリースで飾られた様子はこちら
ウィーン　2005クリスマスシーズン　1日目&2日目
http://4travel.jp/traveler/wol/album/10130721/

↓紅葉と秋のお花いっぱいの様子はこちら
オーストリア　2006秋　5日目-2　MOZART YEARのウィーン
http://4travel.jp/traveler/wol/album/10141268/

モーツァルトが見ている？景色

緑豊か

実はこの場所、アウトバーンがすぐそばを走っています。かなり騒音で煩いのです(-_-メ) 騒音さえなければ、とてもいい環境なのですが

騒音って作曲家にとっては一番許し難いものなのでは？葬られた時には、このような場所になるとは誰も想像していなかったでしょうね

これでは良い曲も浮かばない？それとも彼のこと、新しい感性を取り入れ、これまでにない斬新かつ複雑怪奇な曲を作ってる？

紅葉の季節も良いですが、色とりどりのお花が咲くこの季節も良いですね(^^)

さあ、正門のほうへ帰ります

トラム71番 St. Marx

ここから墓地正門まで徒歩10分程

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2009/06/15 14:19:51

  モーツアルト

  こんにちは〜〜
  
  モーツアルトのお墓ですか。。。
  確かにオーストリアにあって当然ですよね。今まであまり考えもしなかった・・・
  最初の表紙のお写真の柔らかいピンクベーシュのアーチが
  安らかに眠れる暖かさを感じさせてくれますね。
  最初、モーツアルトは、共同墓地に納められたんですね〜
  昔々、アマデウスを見た時の記憶がすでにあまり無く。。。
  この旅行記を拝見していたら、またアマデウスを見たくなってきたなぁ。
  でも、水差しがホント、転がっているのが寂しいですね。
  綺麗にしてあげてきっとモーツアルトさんも喜んでいることでしょうね。
  騒音・・・写真からはまったく伝わってこないので
  緑の美しいすごく素敵な環境に思えます。
  音や香りがわからないというのが、写真のいいところでもあり、悪いところでもあるんですね。
  
  　　たらよろ
  

  ヴォルさん からの返信 2009/06/15 23:58:02

  RE: モーツアルト

  たらよろさん、いらっしゃいませ(^^)
  
  気になったものが史実とか実在する場所だった場合、自分の目で確かめたくなっちゃうのです、私(^^ゞ
  
  ピンクベージュのアーチ、素敵ですよね〜♪あれを最初に見た時には心躍ったのです。そして初めて訪れた時は朝早くて、静かで、かなーーーり雰囲気に浸れました。なのに、なのに音がね〜(T_T) これこそ自分で行かなければわからないことでした。だから行っちゃうんでしょうね(^^)
  
  水差しは寂しかったけれど、たまたまお花の植え換え時期だったり、お参りの人も来てなかったんでしょうね。お花がいっぱいで、季節毎のお供え物があると、時を経ても慕う人がいるんだなって嬉しくなります。
  
  そうですね、アマデウス！私も久々に見返そうかな〜(^^)