2009/05/30 - 2009/06/03
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kojikojiさん
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7年振りにホーチミンへ行ってきました。エアーリンクという旅行会社は初めて利用しましたが、ホテルも選択できるので以前も宿泊したコンチネンタルホテルを選びました。カトリーヌ・ドヌーブの「インドシナ」という映画にも出てきますし、サイゴンが陥落した際に北ベトナムの戦車がこのホテルの横を通過した写真でも有名です。3泊5日のフリーツアーは実質72時間の現地滞在という旅でしたが、勝手知ったサイゴンは効率良く無駄な時間も無く充実した旅でした。費用は全日空の直行便を利用して39,500円と破格の安さでした。空港へは現地の係員さんが迎えに来てくれて、バンに乗っていくつかのホテルを周りました。やはり以前泊ったLeLeホテルという安宿を見つけたときは懐かしい気持ちになりました。コンチネンタルホテルは7年の間にずいぶんきれいに改装されていました。帰国は夜便だったのですが、係員さんと空港から前の旅行について話が弾んだせいかチェックアウト時間を12時から18時にしてくれたので助かりました。夜便なので飛行機に乗る前のシャワーは必須ですからね。もちろん無料でレイトチェックアウトにしてもらいました。ベトナムはカンボジアも含めて1か月ほど旅したことがあったので、ホーチミンもかなり精通していました。妻は初めてだったので案内することになりましたが、かなり歩かせてしまったのでご機嫌な斜めでした。ただ、この旅でベトナム好きにはなってくれたので、後にハノイからサパとハロン湾を2週間で周ったり、ホイアンとフエを2週間で旅したりと後に続く旅になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エアトリ
-
優先席が似合うお年頃になりました。
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今回は格安のツアーですが、遅い時間の便なので全日空が利用出来たようです。ホテルをコンチネンタルに指定したので少し金額が上がりましたが、3泊4日で39,500円という値段でした。
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夕刻のフライトは雰囲気があって好きです。でもこの時間帯は混んでいる様で、滑走路の周辺は数珠繋ぎでした。
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南西に向かって飛ぶ飛行機の右側の窓の席だったので夕焼けが綺麗に見えました。遠くの雲間に富士山が頭を出しているのも見えました。
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以前のベトナム航空の機内食は正直美味しくなかったのですが、とりあえず成田発の食事は美味しかったです。ワインもビールもたくさんいただけました。
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新しくなったタンソンニャット空港は夜の帳の中にガラス面から光がこぼれとても美しかったです。以前の空港の社会主義を想像させる硬いイメージ建物とは大違いです。
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良く言うとシンプルで内装のコストを抑えているにしては気持ち良い空間です。でももう少しヴェトナム色はあってもいいのでは?と思いました。上海の空港みたいに大きな国旗をさげるだけでも印象が違うと思うのですが。
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エアーリンク社のお迎えのバスでいくつかのホテルに立ち寄りながらコンチネンタルに向かいました。以前泊まったLeLe ホテルの前にも一度停車しました。隣のDunaホテルに宿泊する人がいたからです。現地係員さんとこのホテルに泊まった話や、1か月の旅の話で盛り上がりました。
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バスは最後にコンチネンタルホテルに止まりましたがもう11時前です。係員さんと最終日のピックアップ時間を確認すると、「チェックアウト時間を遅くしてもらいましょう。」と言い、フロントの人と話して午後6時に変更してくれました。これは非常に有難い申し入れでした。もちろん追加料金はありません。
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チェックインを待っている間、表に輝く市民劇場を眺めました。近年になって建物は塗り替えられ、ライトアップしていました。
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部屋の外は中庭側がオープンで気持ちの良い回廊が続いています。ハウスキーピングのおばさんたちともすぐに顔見知りになりました。絵葉書を頼んだりいろいろお願いしましたから。
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中庭には以前は無かった大きなテントが設けられていました。雨除けの問題と隣にハイアットが出来て見下ろされるからでしょうか?
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朝食のチケットは毎朝部屋の重厚な扉の郵便受けに入っています。立派なチケットです。食事は特に特徴はありませんが、日替わりであるワンタンスープとフォーは美味しいです。同じスープを使っていますが、町中で食べる物とはダシが違うように思いました。
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大好きなベトナム料理はいかがですか?
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美味しいフォーでした。
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ベトナムのフルーツというとなぜかドラゴンフルーツを思い浮かべてしまいますが、スイカやマンゴやパパイヤも美味しいです。
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特に急ぐ旅でも無いのでゆっくりとした朝ご飯を楽しみました。
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一夜明けたこの日がベトナムのこどもの日でした。そのためかホテルの中にもこどもの絵が飾られていました。ハロン湾の洞窟と漁船を描いたであろうこの絵は上手でした。
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コンチネンタルホテルの外装の色も以前のベージュ系から白を基調にした色に変わっていました。お腹もいっぱいになったので観光に出掛けます。
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コンチネンタルホテルは立地が良いので、主だった観光ポイントは徒歩圏内なので便利です。歩いて10分ほどで大聖堂が見えてきました。
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教会の右手には重厚な中央郵便局が建っています。
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この空間が好きで、郵便局には何度も訪れています。勿論切手を買いに来るのが目的ですが。今回の8,000ドンの切手はタンドン(ドラゴンフルーツ)の絵の綺麗なものでした。
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中央部にあったベンチは取り外されて土産物屋になっていました。入口左右の階段を上がった所もです。ヴェトナムも郵政民営化でしょうか?
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手前のベンチで休んでいると女の子に日本語で話しかけられました。通常このパターンは悪い方向に話が進みますが、彼女は大学で英語と日本語を勉強しているとの事でした。観光客の多いこの場所で話をする相手を探しているようです。別れ際に日本語上手ですよと言うとはにかんだ笑顔を返してくれました。
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切手も買ったので大聖堂に向かいます。サイゴン大教会はフランスからの入植者によって建てられた美しいネオゴシック様式のカトリック大聖堂です。
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この日は日曜日だったので郵便局が営業しているのは不思議でしたが、大聖堂はサンデーサービスの真っ最中でした。クリスチャンではありませんが、一番後ろで参加させていただきました。
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サンデーサービス中の大聖堂です。ヴェトナム人のクリスチャンの割合は10%だそうです。
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花嫁さんは伝統的なアオザイじゃないのですね。
そういえば町中でもアオザイを見かけませんでした。日曜日なので学校も休みだからでしょうか? -
この大聖堂の建築資材は全てフランスから運んだと言われます。基礎の部分の積み上げられた石はそう思えますが、上部の煉瓦はベトナムでも焼けそうな気がします。透かし窓になったレンガの積み方が面白かったです。
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更にしばらく歩いて統一会堂まで到着しました。ヴェトナム戦争の終着点でサイゴン陥落を象徴する建物でもあります。
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ベトナムではこんなポスターが良く似合います。そしてホーチミン市という名前よりサイゴンという名前の方がしっくりする気がします。
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振り返ったレズアン通りです。そういえばバイクの人が全員ヘルメットを被っている!とビックリしました。一昨年から着用が義務化されたそうです。
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金龍劇場に到着し、今晩の水上人形劇のチケットを購入しました。午後6時30分と午後8時の2回公演がありますが、シート表で席を選んで購入しました。65,000ドンですので日本えんにして350円くらいでしょうか。
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更に歩き続けてベンタイン市場の裏側へ出てきました。以前に比べてノンという傘を被って天秤棒を持ったおばさんやシクロのおじさんの姿が激減しています。
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ベンタイン市場の外壁も涼しい白色に塗り替えられていました。中は同じ黄土色でしたがこちらも塗り替えられていました。
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食べ物のコーナーはお昼には早いのでまだ閑散としています。
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正面入口側で本物の少数民族の銀製品を売っている店がありました。お土産品ではない本物ばかりです。120ドルまでの値段がついていて金額交渉は可能でした。中国の少数民族の銀製品の良い物は台湾の人が大量に買い付けて値段も上がって良い物も少なくなっていますが、ベトナムはまだ大丈夫なのでしょうか?でも中国の半額くらいの感じがします。
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銀製品を売っていたお店のタオちゃんという店員さん。すごく可愛らしくて面白かったので写真を撮らせていただきました。
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お約束のTシャツやら買い物も済ませ、レロイ通りのロータリーで一休みです。10円単位の値引き交渉は面白いけど疲れます。
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妻も考えていた買い物が出来て大満足のようです。
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ベンタインバスターミナルを越えて、レコンキウ通りに向かいます。
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レコンキウ通りは骨董品屋が立ち並ぶ200メートル程の通りです。左側の店を冷かしながら進んで右側の店を見ながら戻ってきましょう。
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左側で気に入った物が置いてある店は3件くらいでした。と言っても中国陶器しか見ていませんが、妻と一緒だと集中出来ないので購入はしませんでした。
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ホイアン近郊の沖合いで海から揚った皿が良かったのですが、妻に「家に同じものあるでしょう。」と言われてこちらが沈没しました。
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ベンタインバスターミナルのペパーミントグリーンの建物と屋根の上の深紅のベトナム国旗の色の対比がきれいです。
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人民委員会庁舎まで歩いてきました。日曜のお昼時のせいか人の姿はあまりありません。
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夕方からは人気のあるほーおじさんホーチミンの像の周りにも誰もいません。この像も2015年には新しいものに変わってしまいました。
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市民劇場の周りも人通りが少ないです。バイクも車も走っていません。
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ようやくコンチネンタルホテルに戻ってきました。
約3時間の市内観光です。汗をかいたので部屋でシャワーを浴びてお昼寝しました。こんな場合にもホテルが近いと助かります。 -
レ・ロイ通りに名前の由来は黎朝の初代皇帝である黎利(レ・ロイ)から来ています。フランス領インドシナ植民地の時代にアルファベットを使ったベトナム語表記(クォックグー)に変えられてしまいましたが、そのほとんどが漢字に置き換えられます。「ありがとう」をベトナム語で「カムオン」と言いますが、これは漢字の「感恩」の漢越音です。地名も殆どが漢越語となっており、ハノイは「河内」でホーチミンは人名で「胡志明」です。
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買物をして荷物も増えたので一度部屋に戻って一休みしました。このホテルの近くには「インドシナ」という有名なアンティーク店があったのですが、この時に尋ねると店は無くなっていました。ここで美しい漆塗りの家具を買い求め、船便で送ったことがありました。家具の中には古い陶器の鉢を詰め込めるだけ詰め込んで…。
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妻の希望でイタリアンの店に入りました。
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ペンネアラビアータは本格的なおいしさでした。
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ビールのつまみにクラブサンドもいただきました。
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グランドホテルに通りがかると1階は工事中でした。この先のマジェスティックまでの間は工事中の空き地が多くなっていて、以前のような賑わいはありませんでした。数年はこんな感じでしょう。
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ドンコイ通りを少し散歩してホテルに戻り、夕方の水上人形劇の時間までお昼寝しました。
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