2009/04/25 - 2009/05/11
90位(同エリア251件中)
wakabunさん
- wakabunさんTOP
- 旅行記1133冊
- クチコミ656件
- Q&A回答34件
- 4,670,459アクセス
- フォロワー619人
GWを利用してトータル17日間、シルクロード旅行と称してカザフスタン、キルギス、新疆ウイグル、パキスタン北部を周ってきました。
ウルムチ往復は特典旅行でした。
4/25(土) 10:35(成田)-13:25(北京)、19:40(北京)-23:45(ウルムチ)
4/26(日) 18:40(ウルムチ)−18:20(アルマトゥ)
4/27(月) アルマトゥ(カザフ)観光
4/28(火) イシククル湖(キルギス)、カラコル
4/29(水) タムガ村
4/30(木) タムガ→ビシュケク
5/1(金) 10:40(ビシュケク)-14:30(ウルムチ) 、夜行バスでクチャへ
5/2(土) クチャ
5/3(日) 夜行列車でカシュガルへ、カシュガル観光
5/4(月) カシュガル→タシュクルガン
5/5(火) タシュクルガン→カリマバード
5/6(水) カリマバード
5/7(木) カリマバード→パスー
5/8(金) パスー
5/9(土) パスー→ススト→タシュクルガン→カシュガル
5/10(日) 16:40(カシュガル)-19:00(ウルムチ)
5/11(月) 9:40(ウルムチ)-13:25(北京) 、16:40(北京)-21:00(成田)
PR
-
上空から見たカザフスタンは草原、草原、草原!
アルマティには午後8時ごろ到着。中国とカザフスタンの間には2時間の時差がある。というか、ウルムチ時間とカザフスタン時間が同じなのか。いや、カザフスタンには実は3つの標準時間があって、これはアルマティの標準時間。国でかいからね。
入国審査&税関はスタン系とあってひと悶着ありそうでどきどきしたけど、すごくあっさりしていて肩透かしだった。出口ではすぐに同僚のカザフ人の友人Rさんが待っていてくれて、車でRさんのアパートまで連れて行ってくれた。Rさんは日本の医大大学院を出ていて、日本語も結構わかる。ウルムチからアルマティに来て、文字がウイグル&漢字からキリル文字になって一気に雰囲気が変わった。町並みもすごく旧ソ連。車でざざっと街を案内してくれたのだけど、アルマティは一度地震で破壊されているので、今は碁盤の目状に町が作られていて、南が山に向かって高くなっていて、とてもわかりやすい。
今夜はRさんは郊外にあるもうひとつのアパートに泊まり、私にこの中心地にあるアパートを貸してくれるのだ。なんてまあ優しい。まあ私は同僚から預かったお土産(重かった!)の運び屋をしたんだけどね。あとリクエストされた油揚げ(いなりずしを作りたいらしい)も渡す。スカイプで東京にいる同僚とRさんと3人でチャット。同僚が私の国にいて、私が彼の国にいるって不思議だー。 -
ベッドがとても快適で朝までぐっすり。8時半ごろアパートを出て、近くの売店で朝食用サンドウィッチを購入。サラミ、チーズ、野菜が入ったものだった。100テンゲ(約100円)と安いけど味はまあまあ。
-
トローリーバス(これも非常にソ連的だ)に乗って町を南下。運賃は50テンゲ(約50円)と安いけど、ガイドブックの40から値上がりしている。ホテルカザフスタンの前からは市内から15キロ離れたメデウ行きの6番バスに乗る。このバスがめちゃくちゃ本数が少なくて、行きは30分、帰りも20分待たされた。でもこんなに遠くまでいけるのに料金は市バスと同じ50テンゲ。
メデウはスケート場で有名なのだけど、この肝心のリンクが改装工事中だった。もともと滑る気はなかったけど、せっかくの景色が・・・・残念。山もまだ緑が少なくて、かといって雪ももうほとんど残っていない状態でいまいちだった。がんばって坂と階段を上りきり、とてもいい運動に。明日は筋肉痛だな。
-
アルマティ市内に戻り、今度は町を北上、28人のパンフィロフ戦士公園へ。この時期はチューリップが沢山咲いていてとてもきれい。
-
やたらチューリップ多いな、と思っていたら、チューリップはなんとカザフスタン発祥だった!オランダではないのだ。トルコ人がカザフスタンから持ち帰り、その後オランダ人がトルコから持ち帰ったらしい。
町並みは非常にソ連的で、早く取り壊したほうがいいんじゃないの?というような建物も多い。 -
公園近くにあったレストランでランチ。プロフ、サラダ、スープ、ナン、チャイで550テンゲ(約550円)。中国から来るとめちゃくちゃ高く感じるけど、日本よりはやっぱり安いよなあ。このスープが羊のうまみたっぷりで、野菜もごろごろ入っていておいしかった。プロフはとってもオイリー。
-
公園内にある無名戦士の墓。
-
こういうモニュメントも何がどうかは説明できないのだけど、実にソ連的だ。そしてチューリップがきれい。
-
変わった色のチューリップ。 -
公園内にあるゼンコフ正教会。中も入ってみたけどやっぱり正教会いいわぁ。イコンがとてもきれい。この教会は1911年の地震で唯一残った建物のひとつ。もうひとつは刑務所なんだって。
-
町随一の繁華街をぶらぶら。歩行者天国になっていてにぎやかだけど、東京に比べると規模はとてもとても比較にはならないほど小さい。変なマネキン発見。
-
この男達も顔はりりしいのに坊主。
-
またチューリップ。
-
繁華街、ジベック・ジョル大通り。 -
一通り観光を済ませ、アパートに戻りシャワーを浴び、夜行バスに乗る準備を整える。5時に仕事から帰ってきたRさんが車でバスターミナルまで連れて行ってくれたのだけど、ここでなんとイシク・クル行きの夜行バスはない、ということが発覚。Rさんバス会社に電話して確かめてくれていたはずだったのに。おいおい・・・ビシュケクまでだとたったの3時間なので、だったら明日の朝イチでビシュケクに行き、そこから湖に行くことにする。
ということで今夜もRさんのアパート宿泊決定。ベッドが快適だし、タダなのでこの方がよかったかも。Rさんと一緒にジェルウィークという伝統的カザフ料理のレストランへ夕食に。民族調で、高級な感じの内装に民族服を着た店員、いい感じ! -
サービスもすごく丁寧で感じがいい。メインの料理が1000テンゲ(1000円)以上と高めだけど、日本よりは安い。クムスという馬乳酒とらくだのミルクを飲んでみた。クムスはモンゴルのアイラグよりもさらに酸味が強くて癖のあるかんじ。らくだのミルクはとても脂肪分が多いらしく、ヘビーな喉越しだけど、私は飲むヨーグルトみたいで好きだった。独特の味がするので、嫌いな人は少なくないかも。でもなれると癖になりそう。
-
前菜の馬のソーセージ。臭みは全然なく、脂の部分が口の中で溶け出してとてもおいしかった。
-
パン盛り合わせ。あげパンがおいしかったなー。ナンはやや硬くていまいち。ウズベキスタンのナンのほうがおいしかった。
-
私はメインに、平たい麺の上に羊肉が乗ったものをいただいた。お肉は柔らかくて、シンプルな味付けだけど羊の味が生きていて美味。しかしかなりボリュームが多くて、半分くらいしか食べられなかった。
-
これはRさんが食べたラグマン。ウズベキスタンのとよく似たスープに入ったタイプ。
-
食後のチャイと消化を助けるという蜂蜜。蜂蜜はチャイに入れるんじゃなくて、そのまま食べるんだって。おごってもらってしまったのでいくらだったか不明だけど、たぶん一人2千円くらいじゃないかな?豪華な食事だ!
レストランを出ると外は雨。でもRさんが車で山まで観光に連れて行ってくれた。もう暗くてよく見えなかったけど、山のほうにはカジノが沢山あった。街中では賭博が禁じられているらしい。
明日は朝早いので、早めに就寝。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- 哈桑湖さん 2010/10/26 22:45:49
- アルマトゥィのレストラン
- wakabun様
イシククル湖南岸の素晴らしさを、お伝え下さり、有難うございます。
夏に北岸の、チョルポンアタに行ってきたという方たちは、イシククル湖に良い印象を、お持ちでないので、どうかなと、思っていたのです。
時間があれば、北も南も行きたいです。
あと、麺の上に羊肉、ベシュバルマクというようですが、これは私も、全部は、食べられなかったです。
このご紹介されている、アルマトゥィのレストラン、ぜひ行きたいです。
とくに、馬肉ソーセージが、食べたいです。美味しいとお聞きして、なおさらです。
- wakabunさん からの返信 2010/10/27 13:39:44
- いいレストランでした
- 浦潮斯徳さん、こんにちは。
> 夏に北岸の、チョルポンアタに行ってきたという方たちは、イシククル湖に良い印象を、お持ちでないので、どうかなと、思っていたのです。
ああ、やはりそうなんですね。自分自分チョルポンアタに行っていないので、なんともいえないのですが、私もあまりいい評判を聞かなかったので、南に行くことにしました。アクセスはチョルポンアタのほうが断然いいんですけどね。
> あと、麺の上に羊肉、ベシュバルマクというようですが、これは私も、全部は、食べられなかったです。
どこも量が多いんですね。でもおいしいですよね。
> このご紹介されている、アルマトゥィのレストラン、ぜひ行きたいです。
> とくに、馬肉ソーセージが、食べたいです。美味しいとお聞きして、なおさらです。
ぜひ行かれてみてください。お店の雰囲気もとてもいいです。馬肉ソーセージ、脂の部分が口の中でとろけて最高でした。好みはわかれるかもしれませんが、私はとても好きでした。
渡航は来年の夏ですか?
Wakabun
-
- haraboさん 2009/05/17 15:58:15
- 17日間も行ってたんだ!
- wakabunさん、お帰りなさい!
今回は17日間も行っていたんですね!
しかも憧れの中央アジアじゃないですか!
気づけば、海外渡航地図も81カ国に増えてるし!
羨ましすぎです。
北京空港から電車が出来たんですね。
これまでのタクシーに比べ時間が読めそうですね。
元鉄としては電車の写真もアップして欲しかったです。
カザフスタンがチューリップ発祥だったとは知りませんでした。
僕もオランダだとばかり・・・
オランダのPR力が上手かったんでしょうね。
それにしても厳しい社会主義的な銅像と
チョーリップとのコントラストが面白い。
キリル文字ってワクワクしませんか?
キリル=社会主義国=スパイという単純な構図で
OO7的なスリル感を感じちゃうんです。
行きたい〜カザフスタン!
wakabunさんは早く取り壊したほうがいいと言っている
旧ソ連的な建物も好きなんですよ。
個人的にはずっと残っていて欲しい・・・
半田健人みたいに、ちょっと変なモノに魅かれます。
今回の数ある食事の中では馬のソーセージが気になりました。
美味しいと書いてありましたが、何の味に似ていますか?
あっそう!ウルムチはどうでしたか?
実は、去年大韓航空のマイルでウルムチへ行こうか悩んだのですが、
ウルムチだけじゃあまり面白くないところなのでしょうか?
続きも待ってま〜す
harabo
- wakabunさん からの返信 2009/05/18 00:03:55
- 長かったです
- haraboさん、
ただいまです。
17日長いですよねー。確かに長かったです。そして移動がものすごく多かった!中央アジアは広いですねー。
> 北京空港から電車が出来たんですね。
そうなんです。かなり頻繁にあるし、速いし、とっても便利です。料金もタクシーより断然安いです。地下鉄の駅と接続しているのも便利ですね。次回はぜひ。
電車は新しくてきれいでしたよ。写真はとってないや、ごめんなさい。
> カザフスタンがチューリップ発祥だったとは知りませんでした。
びっくりですよね。全然知られていない話だと思います。どうしよう、カザフスタン人の作り話だったら(笑)?
> それにしても厳しい社会主義的な銅像と
> チョーリップとのコントラストが面白い。
ですよね。チューリップもそうだし、社会主義的な建物と、近代的でおしゃれな建物とのギャップも面白かったです。
> キリル文字ってワクワクしませんか?
あ、わかります!旧ソ連の香りたっぷりで、まだまだ海外情緒を感じますね。アラビア語もそうだけど。
> wakabunさんは早く取り壊したほうがいいと言っている
> 旧ソ連的な建物も好きなんですよ。
ああ、そうなんですね。そしたらブカレストなんてもろ好みなんじゃないでしょうか?
> 今回の数ある食事の中では馬のソーセージが気になりました。
> 美味しいと書いてありましたが、何の味に似ていますか?
鹿のソーセージとか、トナカイのソーセージとかに似ていました。明らかに牛や豚ではないけど、そんなに癖もなく、食べやすいです。日本人だったら好きなんじゃないでしょうか?特にあの脂の部分が舌の上で溶けて絶品なんです。
> あっそう!ウルムチはどうでしたか?
> 実は、去年大韓航空のマイルでウルムチへ行こうか悩んだのですが、
> ウルムチだけじゃあまり面白くないところなのでしょうか?
大韓でもウルムチいけるんですか?いいですねー。結構距離あるからいいんじゃないですか?ただ、ウルムチだけでは正直あまり面白くないです。プラス2日とかあればトルファンもいけますよ。もしくはプラス1日で日帰りで、ウルムチの近くの湖にいけます。郊外もちょっと絡めれば十分行く価値ありかと思います。もしくはカシュガルまで富んじゃうのも手です。国内線は結構安くて、片道7000円位で飛べますよ。
Wakabun
-
- スーポンドイツさん 2009/05/17 12:02:04
- お二人の雰囲気ぴったり♪
- お二人の洋服の刺繍が似通っていますね。wakabunさんのも民族衣装ですか?素敵だわ!
チューリップがカザフスタン発祥とは知りませんでした。
カザフスタンのラグマン・プロフ、やはりUZに近いのを感じます。
乳酒とらくだのミルク、馬のソーセージ言葉的には抵抗があるけれど、味わってみた〜い!
その土地のお料理って楽しみですね。
すーぽん
- wakabunさん からの返信 2009/05/18 00:07:11
- エジプトで買いました
- すーぽんさん、
> お二人の洋服の刺繍が似通っていますね。wakabunさんのも民族衣装ですか?素敵だわ!
お褒め頂きありがとうございます。実はエジプトで買った服なんですよ。しかも男性用(笑)。旅行のときかなり重宝していて、もう10年以上着ていたのですが、ついに今回の旅行で破れてしまったので、帰るとき捨ててきてしまいました。でも元は十分取りました。
> カザフスタンのラグマン・プロフ、やはりUZに近いのを感じます。
はい、食べ物はよく似てましたよー。違うのは値段。カザフのほうが断然高いです。
> 乳酒とらくだのミルク、馬のソーセージ言葉的には抵抗があるけれど、味わってみた〜い!
味も結構癖がありました。が、なれるとはまりそうな感じです。日本ではあれは飲めなそうなので貴重ですねー。すーぽんさんもいつか機会があればぜひ。
Wakabun
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
wakabunさんの関連旅行記
アルマトイ(カザフスタン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アルマトイ(カザフスタン) の人気ホテル
カザフスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カザフスタン最安
740円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
6
21