![出発してから9日目、昨日のフィヨルドの余韻を心に残し今日はベルゲンぶらり散策です。 ベルゲンでの体験予定は三つ。<br />1つ目はノルウエーの家庭料理であるフォリコールを食すること。<br />2つ目はブリッケンの夜明け前の写真を撮ること。そして3つ目はグリークの生活場所でのんびりすることです。その内2つはもう一つでしたが三つ目のグリーク居住跡の訪問はすばらしい体験することが出来ました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/33/55/650x_10335583.jpg?updated_at=1305524494)
2009/04/21 - 2009/05/03
226位(同エリア544件中)
どらさん
出発してから9日目、昨日のフィヨルドの余韻を心に残し今日はベルゲンぶらり散策です。 ベルゲンでの体験予定は三つ。
1つ目はノルウエーの家庭料理であるフォリコールを食すること。
2つ目はブリッケンの夜明け前の写真を撮ること。そして3つ目はグリークの生活場所でのんびりすることです。その内2つはもう一つでしたが三つ目のグリーク居住跡の訪問はすばらしい体験することが出来ました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
朝4時過ぎ起床、カメラを抱えてブリッケンに行きます。
以前テレビで「ブルーモメント」と言う撮り方を紹介した番組がありました。 夜明け前の20分位にシャッター速度遅くして取ると背景の青味が際立ち印象的写真が撮れるとか・・? 確かブリッケンが舞台でした。カメラ全く素人の私ですが、番組では意外と簡単にデジカメで撮ってましたけどそうは問屋は卸してくれませんでした。 -
確かこの日の夜明けは4時20分、既にブリッケン到着は4時10分です。あせります・・・、どこから撮れば良いか??? 迷った挙句に最初は対岸から、そしてブリッケンの脇で撮りました。 三脚使用でカメラは1レフとデジカメ使いましたが全てうまくいきませんでした。 思った通りの青さだけでなく殆どブレている。
ブレ無いようにタイマーにしたり・・・。
まあ、カメラってシャッター押せば撮れると思ってた位ですからこんなもんです。 でも面白そうなので
カメラ勉強してみようと思います。 -
だんだんと夜が明けてしました。食事は朝6時半からですゆっくりと朝のベルゲンを散策します。
ブリッケンを山手に上がったところに教会があります。セントマリー教会です。ベルゲン最古の建築物で12世紀前半に建てられたそうです。
あたりは、小鳥の活動が活発でさえずりが賑やかです。 -
ブリッケンの先に石造りの古城の様なものが見えます。ローセンクランツの塔です。14世紀半ばに
知事ローセンクランツが建てたものです。 -
中に入ると石つくりの建物が複雑に入り組んでいます。 中からベルゲン市内を見ると中世にタイムスリップしたような感じになります。
-
中に入って暫くすると立派な建物があります。ホーコン王の館です。ベルゲンを開いたホーコン王が建てた政庁の様なものでしょうか?
-
塔内で桜を見つけました。 満開です〜〜!!
ソメイヨシノです。 こちらでは八重桜が多いと感じましたが,ソメイヨシノと中世の組み合わせはなかなかのものです。 -
ホーコン王の館の裏側は広い芝生が広がっています。海側は港が見えスカンジナビア沿岸航路のヒュッティグーテンの船も泊っています。(次回は是非沿岸航路をと固い決意をしたのであります。)
山側は、あちらこちらに城壁の跡らしきものも見え
古い大砲も配置してあります。 -
ホーコン王の裏の広場でこんなもの見つけました。
トロリーバスでしょうか??3〜4連結です。
きっと観光シーズンの6月から町の中を走るんでしょうね。 -
朝7時前、ホテルに帰ります。 ホテル内部は古い風格のある作りです。
中のバーやレストランも年代を感じさせる作りです。
(テルミナホテルの1階入り口入ったところ) -
部屋の内部は結構広く、使いやすく作ってあります。 ここもバスタブは無しでシャワーのみですが十分でした。
ホテルは当然全館禁煙ですが、自分の部屋は2階で
2階のみにバルコニーがあります。
夜2階バルコニーに出るとズラーっと煙草を吸っているではありませか! お互いに顔合わせてジェスチャーで「いやー大変な時代になりましたな〜」
ちなみに部屋の案内には,部屋でタバコを吸うと部屋のクリーニング代頂きますと書いてあります。 -
朝7時過ぎ朝食です。食堂は広く落ち着いています。
バイキングですが、ここもコンチネンタルだけでなく
色んな食べ物が選択できます。 特にライ麦パンがとてもおいしく感じました。
ノルウエー名品の所謂「キャラメル」チーズが用意してありました。山羊のチーズだそうで、柔らかさ・味はキャラメルの砂糖なしでぴったりです。癖がないので土産で買って帰ろう思います。 -
8時過ぎ再度ベルゲン市内散策に出かけます。
ベルゲン中央駅から西側にベルゲン美術館がありその先に広い池を持ったフェスト広場があります。
桜(八重桜)が満開でした。そこから山手を見ると
中腹まで家屋が貼りついているように建っています。 -
フェスト広場を越えると2.3筋繁華街が続きます。ちなみにここの百貨店トイレ有料ですご注意を。
広い広場の様な通りに出ます。トーグアルメニング通りです。 右に行けば魚市場に行きます。
左側を見ると教会が見えます。ユハネス教会です。 -
ベルゲン魚市場です。観光シーズンになればもっと増えるのかも知れませんが、自分が行ったときは4〜5店舗位でしょうか? 函館の市場等国内の魚市場を経験した人はこの程度かなと思うでしょう。 でも、並んでる魚見るのは面白いですね。 馴染みのサバ・タコ
・海老・サーモン以外得体のしれない魚介物が結構ありましたよ。 まわりにオープンカフェのように椅子机があり、数人の人がフィッシュチップ魚にビール飲んでました。 -
魚市場を過ぎた所に「ハンザ博物館」があります。
中はハンザ商人の生活様式が紹介されています。 -
ハンザ博物館を山手に上がった所にケーブルカーの乗り場があります。
最大傾斜26度を約8分かかって標高320mの「フロイエン山頂」に登ります。 -
ケーブルカー乗り場です。 料金は往復で70NOKです。途中2か所停留所があります。地の人の生活にも使われている様です。
-
フロイエン山頂です。 素晴らしい鳥瞰図です。
ほぼベルゲン市内全土を見渡せるでしょう。 -
山頂には遊び場がありました。 地元の幼稚園の
子供たちでしょうか? たくさんの子供が遊んでました。 みんな、派手なチョッキ着ています。
何所にいっても分り易いし交通事故防止になりますね〜。 グッドアイデアです。 -
フロイエン山から見たウルリケン山です。
ベルゲンからバスで10分位行ってロップウエイで上がります。 標高642mですからもっと素晴らしい景色が楽しめると思います。 時間見て行ってみたいと思います。 -
フロイエン山を下りて、いよいよブリッケンです。
何度もこの前を通ってますが意外と狭い範囲です。
う〜ん100m四方位? この区域で世界遺産とは・・!
世界で一番小さい世界遺産でしょうね。確かに風情・趣はすばらしいものがありますが、日本でも歴史的景観なんて言えばもう少し候補に挙がる場所があるのではありませんか?
建物は夜明け前の写真にあるように傾いてみえます。 -
「ブリッケン」の中に入ります。表側はレストランや土産物店が営業しています。中に入ると、陶器屋さんや洋服屋さんが営業していました。 趣のある風情です。
表側の真ん中にユニコーンの像が飾った店があります。「エーよ人間」ではなく「エーヨンニンゲン」と言うレストランが2階にあります。ノルウエー料理の有名店だそうです。 ここで「フォリコール」あるか聞いてみましたがありませんでした。 -
ブリケンの裏側です。丁度日本で言えば長屋の裏側・うなぎの寝床ってなものでしょうか? ただ日本の町屋のように現代的に改造された部分はありません。殆ど中世のまんまなのでしょう。
-
ブリッケンの中で大工さんに出会いました。昔の工具で丸太を削って補強しています。見ると建物のあちこちに継ぎ接ぎで補強してあります。
昔の大工道具は、この中の建物に展示してあります。ある意味では乱暴なやり方に見えましたが、繊細でないところがかえって雰囲気を出しています。 -
お昼時でしたので、レストラン探します。当然「フォリコール」食べさせる所探します。昨日行った「ブリッゲロ・ステューエナ」はブリッケンのすぐそばでここもありませんでした。その他10軒以上あたりましたがありませんでした。「フォリコール・フォリコール♪♪」どこに行ったら食べれるのですか?いろんなガイドブックには食べるべしと書いてあるのに〜〜!!
ハンザ博物館の前に石造りカッコイイレストランがあります。「EGON」=「エコン」です。仕方なく
ここに入りました。 -
レストラン「エコン」は造りが立派なのですぐ分ります。前はオープンカフェになっていて魚市場などが一望できます。この上は食品売り場になっていて地元の食材を買うことができます。メニュー頼んでイングリッシュと言ったら日本語のページ出してくれました。「日本語メニューがある」便利です。
-
またまた「スモークサーモン」頼みました、サラダっつぽくてライ麦パンが付いてます。ボリュームもあり
たいへんおいしいです。しかしどうしてここで食べると「サーモン」うまいんだろう??(これで3回目)
ビール大飲んで234NOKでした。
「満足です」 -
散策してて面白い場所見つけました。まるで「ハリウッドの九十九坂」の様です。場所はトールアルメニング通りを北に行った所です。
-
午後2時過ぎいよいよ「グリーク」さんのお家にお邪魔します。ルンルン!市内からバス20番に乗って「Hopsbroen」と言う所で降ります。このあたりは「トロルハウゲン」と言う場所で景勝地でもあります。バスにのって気が付きました、ベルゲンのバスはノルウエー語しか案内しないし掲示板もない。「やばい」ってことで隣のおばさんに止まる停留所を教えてくれるよう頼みました。親切な人で降りてからの行き方も丁寧に教えてくれました。「良い人だー♪」バスで約20分かかります。降りてから行くまでの道です。「す・ば・ら・し・い」風景です。
-
ここらあたりは、高級住宅外?すばらしい庭を持った家が点在しています。
どこにも春の花が無数に咲いています。 -
道は、「トロルハルゲン」の標識に従っていけば割と簡単に行くことができます。徒歩約20分かかります。
ここで注意、結構は三叉路もあり行きのは簡単ですが、帰路も良く確認しておきましょう。自分も帰り
バス停まで結構迷いました。
湖面に面した高台にあるこじんまりとした家が
「グリーク」が約30年過ごした家です。 -
「グリーク」の家からみた景色です。周り全て湖です。
湖面は鏡面の様で、周りの緑と素晴らしいコントラストです。
数々の名曲が生み出された秘密が良くわかります。 -
高台の家から少し戻って、水際の方に下りて行くとありました。作業小屋(作曲した部屋)です、ほとんど湖面に近い所です。
-
この作曲部屋です。中に入れませんのでガラス越しに撮りました。部屋の広さは日本で言えば6畳一間と言った感じですか、湖面に向いたガラス窓の前に机が置いてあります。 左にはピアノがあります。
-
これが作曲部屋から見た景色です。
素晴らしい景観に暫しここに座り込みました。
組曲「ペールギュント」第一曲 序章「朝の輝き」のメロディーが頭の中を過ります。
あの曲は解説ではサハラ砂漠の夜明けになってますが、あのイメージはきっとここで作曲したに違いありません。
この場所での朝はどんな朝を迎えるのでしょうか?
ここには2時間近く居座りました。 -
グリーク記念館です。グリークの家に隣接しています。 4時過ぎて中に入れませんが、記念館の人がいました。 あの曲はここで作ったのですよね?
「わたしもそう思います・・・・。」 -
帰路途中の家に咲いていた花です。何の花でしょう?
見かけは八重桜ですが、葉っぱがありません、」さいずめ小さいボタンと桜の中間色はつつじといった感じですか。 これ以外見たことのない見事な花がたくさんありました。
北欧も春の訪れです。
帰りもバスを使い帰りました。片道24NOKです。市内は12NOKですから郊外になるのでしょう。
ウルリケン山のロープウェイは4時までなので行けませんでした。 -
ホテルに帰ってフロントで「フォリコール」を食べさせてくれる所聞きましたが、「フォリコール」は秋の食べ物で今はどこもやってないとのこと。でも秋でもレストランではあまりないかもとのこと。あくまで家庭料理ですからとも・・・。
夕方と言っても8時また街に出かけました。狭い町ですのでバタバタすることなく散策できました。
スローな感覚とスローな街並みが疲れを癒してくれたように感じます。又海辺を歩きます。
明日は最終地ストックホルムに移動です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
どらさんの関連旅行記
ベルゲン(ノルウェー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ベルゲン(ノルウェー) の人気ホテル
ノルウェーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ノルウェー最安
353円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
39