2009春バルカン半島を駆け抜けろ！Vol.1～リュブリャーナの車窓から

2009/05/06 - 2009/05/07

ヨーロッパまで５万円代で航空券が出てるよ！友人に教えてもらったチャイナエアラインでいく激安ヨーロッパ。
ウィーンまでの往復を手配してもらい、そこからは陸路でバルカン半島一周してきました。

安いだけあって、ウィーンまでは台北、アブダビ経由の23時間のフライト。南米とほぼ同じ（笑）
でもマイルはノースウェストマイレージに加算できる、おいしいフライトでした。

５月のヨーロッパは春まっさかり。
新緑とたくさんのお花たちが迎えてくれました。

★バルカン半島周遊ルート
5/5 成田→台北→(チャイナエアライン)
5/6　ウィーン→リュブリャナ(列車)
5/7　リュブリャナ→ザグレブ(列車)→プリトヴィツェ(路線バス)
5/8　プリトヴィツェ→スプリット(路線バス)
5/9　スプリット→ドブロブニク(路線バス)
5/10 ドブロブニク→モスタル(バス)
5/11 モスタル→ドブロブニク(バス)
5/12 ドブロブニク→コトル→ベオグラード(夜行バス)
5/13 ベオグラード→ソフィア（夜行列車）
5/14 ソフィア→リラ僧院→スコピエ(夜行バス)
5/15 スコピエ→オフリド(路線バス)
5/16 オフリド→ストルーガ→ティラナ(バス)
5/17 ティラナ→スコピエ(夜行バス)
5/18 スコピエ
5/19 スコピエ→リュブリャナ→ウィーン(アドリアエアライン)
5/20 ウィーン→台北→成田(チャイナエアラン)

エリア リュブリャナ(スロベニア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: チャイナエアライン

ウィーン南駅(Suedbahnhof)を午前９時５６分発の快速列車の乗り込む。

この時間帯、リュブリャーナまでの直通列車はないので、途中Mariborという駅で１回乗り換え。

この日は平日。
通勤時間も過ぎ車両は空いててコンパートメント独り占め。

途中で何人か乗ってきては降りていく。
みんなどこから来て、どこへ帰ってくのか。
列車の旅って、想像力掻き立てられて楽しい。

ずっと乗りっぱなしなのは私だけ。

ウィーンを過ぎてしばらく走ると
上り坂になる。

振り返ってみるとなかなかの急勾配。

快適列車。
スムーズに登り続けます。

さすがは先進国。

５月のスロベニアは春爛漫。

車窓から菜の花畑が目に飛び込んできました。

あたり一面、黄色いじゅうたんが広がります。

Maribor駅、１３時５０分着。

駅でリュブリャーナ行きの列車をたずねると、一番早いのが各駅停車の１４時１５分。

宿を確保するため、夕方までに着けばいいか。
のんびり行くことにした。

出発まで２０分ほどあるので、いったん駅の外に出で近くを散策。

駅前にあった案内図。
SLの車両の模型もおかれていた。

街角のスタンドに果物が溢れている。

旧ユーゴの中でもっとも治安がいいと言われるここスロベニア。
先ほどまでいたウィーンとほとんど遜色のない風景は、西ヨーロッパにいる気分。

リュブリャーナ１７時３分着。

今晩泊まる予定のホステルは駅から歩いて１０分弱。
奥に見える建物が、今日の宿、
もと刑務所だったところだそうです。

男女ミックスのドミトリーで、端にあったベッドを確保。
ベッドは早い者勝ち。

隣は運良く一人旅の韓国人女性。
趣味はカメラ、機種はニコンで意気投合。

明日の朝一の列車でスロベニアとはお別れなので、
急いで観光に出かける。

韓国人の女の子の観光は３時間で終わったよ
という言葉を信じ、駆け足散策。

一人旅だとどうしても食生活が貧しくなる。
この日も朝は早くの機内食、昼はルーツとクッキー・・・

夜はレストランに入ることにします。
もう学生じゃないんだから、奮発するときは惜しまず出す。

ガイドブックに載ってたレストラン
Gostina Figovec
へ。

まず駆け込み一杯♪

普段あまりビールは飲みません。
ただ、喉が渇いた状態でワインをがぶ飲みしたら卒倒しそうで、地ビールをいただく。

ワインがぶ飲みは一人旅だし、ちょっと自粛。

いいアスパラガスがあるよ。
お店の人にオススメさて注文。
調理法はお任せ。

で出てきたのがこちら。

そのままでもすごく美味しいんだけど、
オリーブオイルとチーズが良く合う。

ニョッキ。
少々味がくどくて最後まで食べ切れなかった。

最後にデザートはどう？
いえ、もうおなか一杯です。

お会計、計２６ユーロ。

早めの夕飯を済ませ、
ぶらぶらとホステルまでの町並みを楽しむ。

１時間くらい町を歩き回った後、ホステルに戻る。

大部屋のドミトリーだったので先に寝るに限る。
隣の子とおしゃべりした後、早々と２日ぶりのベッドで熟睡。

翌朝。
朝食をとり、チェックアウトし、８時１５分のベオグラード行きの列車に乗るために駅へ向かう。

列車はほぼ定時に出発。
この日は途中、クロアチアのザグレブ下車。

途中通過駅。

制服をきちんとまとった駅長さんたちが
手を振って見送ってくれる。

しばらく川と平行に走る列車。

湖に面した町が見えてきた。

新緑いっぱいのスロベニア。

列車は走り続けて。

快走列車は昼前にザクレブに到着。

駅で両替したあと、急いでバスターミナルへ。
プリトヴィツェへ向かいます。
ザグレブ滞在時間約３０分。

風のごとくバルカン半島を駆け抜けています。