南仏プロヴァンスの春の旅【19】フリウル島　

2009/03/30 - 2009/03/30

マルセイユ旧港のベルジュ埠頭から船でフリウル島へ

実はイフ島へ行きたかったのですが、当日はイフ島はクローズ中。
チケット売り場で「フリウル島なら行けるよ」と教えてもらえ、ちょうど出港するところの船に飛び乗り、行ってきました。

全く行くつもりがなかったため、何も下調べをせずに上陸。
船から降りても、しばらくどうしようか〜？？？
とりあえず大きなスーツケースをもった人たちが左右に分かれて去っていったほうへ歩き始め、そのうちにやや小高い丘へ・・・
すると、白い岩がちな崖の下には青い青い海が見え、そのコントラストの美しさ！
そして、上のほうには城の廃墟のようなものが見え、登ってきました。
ここも、行けてよかったと思える所になりました。

エリア マルセイユ(フランス)

船上は、青空の下、とってもいい気持ち〜と思ったのもつかの間、とっても風が強く、冷たい波しぶきがかかりながらの20分でした。

フリウル島はすぐそこに見えています。

本当は行きたかったイフ島

月曜日でなかったら、この島へ向かっているはず

イフ島を回り込むようにして

フト気付くとヘリコプターのやかましい音！

イフ島と反対側を見てみると

海難救助の真っ最中！

船上のお客さんたちもみんな見守っています

やかましい音だなんて言ってごめんなさい。

どうかご無事で！

フリウル島の港へ入っていきます。

フリウル島上陸

いったいこの島には何があるんだろう

何にも下調べせずに来てしまった・・・

案内板はあるけれど

さて、これからどうしよう・・・

大きな荷物を抱えた船の乗客達は左右に分かれてホテルへ向かったよう・・・

とりあえず、高い所に上ってみると、この島の様子がわかるかも？

と、道のないところをよじ登ってます。

何もこんな所から上らなくっても、後からちゃんとハイキングコースが見つかりました。

この白い建物は病院のようでした。

このあたり一面何にもないところですが

見晴らしは最高！

船着場から右へ分かれた人たちが向かったのはあのホテルのようです。

船着場に入る時に並んでいたクルーザーが小さく見えています

そして、イフ島、さらにマルセイユのノートルダムの聖堂が見えています。

イフ島の見えるほうと反対側には、青い海と白い岩山の世界が広がっています。

青い海を眺めていると、またもや、ヘリコプターの音が・・・

先ほどの海難救助のヘリのようです。

だんだん音が大きくなり近づいてきて

着陸しました

病院の建物から人が出てきています。

担架に乗せられた人がヘリから降ろされ

病院の方へ運ばれていきました。

役目を終えて飛び立ちます。

遠ざかっていくヘリを見送って

いつのまにか、青の世界へ

海の青さに感激！

来る予定でなかったものの、こんなにキレイな海に出会えてラッキー！

水際まで下りました。

水際から見上げて見えたのが、お城の廃墟のようなもの

行ける所まで登ってみようと、登っています。

振り返ると、船で到着した港が小さく見えています。

途中まで行ってみようと思いながら、

あとちょっと、

あとちょっと、

だんだん欲が出てきて、もう一息、もう一息、

とついつい調子に乗ってしまって

あと少し！

お城の下は崖です

そして、遠くにはマルセイユの町

とうとう上がってきました

てっぺんは廃墟となっていて、結構広いです

いい眺めです

港に、今まで登ってきた道筋も見えています

イフ島には行けなかったけれど

もっと大きなこのフリウル島に来ることができ、結果オーライ♪

城跡の中心辺りでしょうか、十字架のように見えるのですが

廃墟はあちらの方まで延びています

ユリカモメがあちこちで休憩中

お山のてっぺんに、私一人〜

散々海を眺めながらあちこち歩き廻ってしまいました。

しばらくすると、3人の人が登ってきています

このハイキングコースで出会ったのは、この3人の人と、下りる時に出会った男性一人だけ

寂しいけれど、のんびりできるところでした。

こちらでも、一人で休憩中

近づくと、威嚇されてしまいました

帰りの船に間に合うように、そろそろ下りましょう

ここから登れば近道だったようです

歩き廻った後で見つけた島の地図の看板

これが港にあればよかったのに〜

というより、これを最初に見つけられなくて残念〜

船着場の近くに戻って

神殿のようなものを発見

（ヘリコプターを眺めていたときにも気付いてはいたのですが）

あそこへ行こうと、上り口を探したのですが

なかなか見つからず・・・

港沿いを端っこの方まで歩いて、やっと登って来れました

帰りの船がお迎えにやってきました。

来た時は、いっぱいの人が乗っていたけれど

この時は数人降りただけ

そして5〜6人が乗り込んだだけでマルセイユへ

再びイフ島の横を通り過ぎ

マルセイユへ

来る時は座席がほとんど満席だったけれど、

この時はほとんど空席状態です

ファロ宮がだんだん大きく見えてきて

後でここまで歩いて行ってみようと思っていたのに

歩いているうちにすっかり忘れて帰ってきていました。

マルセイユに戻ってきました。

この旅行記へのコメント （4）

• コクリコさん 2009/05/17 22:53:12

  まさしく青の世界その2

  デコさん、こんばんは。
  
  お誕生日だったのですね。
  遅くなりましたがおめでとうございます!
  また1年、素敵な旅ができますように。
  
  さて、フリウル島。
  おでぶねこさんが書かれているように、マルセイユの海の青さって忘れられません。
  デコさんは地中海の海をたくさんご覧になっていると思いますが、私は初めて見たマルセイユの海に「なんて青いの!!!」と驚きました。
  
  イフ島へは船が出ない時があるのですよね。
  デコさんもご存知のように幸い私はイフ島へ渡れましたが、イフ島からマルセイユへの帰りの船はフリウル島にも停まりました。
  フリウル島って大きいからホテルもあるようですね。
  そのホテルの宿泊者だと思う人々がかなり下船していました。
  フリウル島を見ながら「ここがおでぶねこさんが渡ったフリウル島なんだ。。。」と感無量でした。
  その島にこの春はデコさんも渡られたのですね。
  
  夏でなくてもマルセイユの海はこんなに青いのですね!
  
  

  デコさん からの返信 2009/05/18 20:06:24

  RE: まさしく青の世界その2

  コクリコさん、お祝いのお言葉、ありがとうございます♪
  この歳になっても嬉しいお言葉です(~~)
  お互いに、これからもいい旅ができますように(~~)
  
  行く前に、おでぶねこさんのフリウル島を拝見していたのに、
  自分がまさか行くことになるとは思ってもいなかったので、
  感激していたにもかかわらず全く同じ島とは思わずに上陸していました。
  この青さはほんとに吸い込まれるとでも言うのかスカーッとする青さ！
  イフ島にも行きたいと思いつつ、この島で随分満足させていただけ、
  宿泊を考えておけばよかった！とさえ思えました。
  今さら遅いよ！ですね。

• おでぶねこさん 2009/05/05 10:49:22

  まさしく青の世界。

  デコさん、こんにちは。
  
  フリウル島、懐かしく拝見しました。
  やはりあの青の美しさは飛びっきりですね。
  あの時の感動を思い出しました。
  
  フリウル島は結構大きな島なんですよね。
  おでぶねこが歩いたのはデコさんのルートとは全く違っていて
  驚きました。
  
  おでぶねこは港を左に折れてずっとその先を進んだようです。
  
  右に折れているとあんな城塞後のような場所が有ったのですね。
  マルセイユやイフ島も見渡せていいスポットでしたね。
  
  下調べのない場所も意外な発見が有って
  たまにはいいものですよね。
  
  爽やかな青を楽しませていただきました。
  
  　おでぶねこ　
  
  
  

  デコさん からの返信 2009/05/05 17:58:40

  RE: まさしく青の世界。

  おでぶねこさん、ご覧下さってありがとうございます♪
  
  懐かしんでいただけたようで嬉しくなりました。
  フリウル島って、素敵なところでしたね(~~)
  ほんとに、最初は「どうしよう」の一言だったのが、
  歩いていくうちに、だんだん面白くなってきて、
  青い空と海にすっかり魅了されてしまいました。
  これからも、こういう発見があればいいなぁ…と思ってしまいました。