一生に一度は見てみたい光景に出会う旅 ＜プロヴァンスからニースへVol.1＞プロヴァンス編「マルセイユ・カシ」

2015/07/18 - 2015/07/19

夏のヨーロッパ旅行に行き始めて今回が５回目
言葉が心配だし・・ということで、添乗員付きのツアーばかりでしたが、仕事を減らした今年は前から憧れていたラベンダーの高原を見に行くチャンス！ということで、ツアーより自由の利く航空券とホテル、オプショナルツアーをセットにした旅行に初挑戦することに・・・。旅行社はフランスを中心にヨーロッパツアーを企画する「空の旅」さんにお願いしました。ネットで見つけた旅行社さんですが、周りで利用している方も多く、評判も良かったので決めました。メールでのやりとりは対応も早く的確でした。
初めての個人旅行、さあどうなりますことやら・・珍道中の始まりです。

7/18（土）関空発11:25エールフランスでパリへ　パリ発18:30でマルセイユへ
19（日）セザンヌ街道・カシ・マルセイユ１日観光
20（月）プライベートチャーターでラベンダーとリュベロン
21（火）プロヴァンスからニースへ　TGVで移動
22（水）エズ・モナコ半日ツアーとニース観光
23（木）午前中（海水浴とマルシェでお買い物）午後（ルノワールの家・ロザリオ礼拝堂・サンポールツアー
24（金）ニース発9:30
25（土）関空着8:35

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

エールフランスと言えば、始めはやっぱりシャンパンでしょ♪

１回目の機内食

エールフランスは２回目の利用ですが、初のバゲッド
やはりパンは美味しいですね！
チーズやサラダとサンドイッチにして大満足♪

２回目の機内食

映画は日本語が少ないのであまり選べませんが、それでも３本観てうつらうつらしながら、到着２時間前にやっとお食事です

パリに少し遅れて到着

私たちは乗り継ぎなので、専用の入国審査を受けてダッシュでゲートへ急ぎます

CDG空港は屋根も壁もガラス張り

夏場は暑いです

パリをあとにして・・

マルセイユ空港に到着しました

今回のパックツアーに付いていた、お迎えでエクサンプロヴァンスのホテルに向かいます

ドライバーさんは現地のイケメンでしたが、おばちゃん二人だったからかほとんど会話もなくホテルへ・・・

夜の９時頃ですが、この明るさです

ホテル「アルテア」に到着しました

ドアを入るとこの瀟洒な階段

見た目は素敵ですが、見回してもリフトはありません

まあ、前もって調べた情報で知っていたので、仕方なく・・でも「重い！」「無理！」などと叫びながら階段を上りかけると、レセプションから男の人が駆け下りてきて荷物を運んでくれました。

よかった〜〜(*ﾟ▽ﾟ*)

今回の旅行はホテルのグレードアップはしなかったので、三ツ星★★★のお部屋にあまり期待はしていなかったのですが、なかなかの良いお部屋にニンマリです

お湯の量もたっぷりでした

お部屋の確認をして荷物を置いたら、夜の街に出発です！

ド・ゴール広場の大噴水はホテルからも近くでした

１０時近くなってやっとミラボー通りのお店にも灯が入ります

セザンヌも通ったと言われる歴史あるカフェ「レ・ドゥー・ギャルソン」

昼間は観光客で賑わい、日本人客は後回しにされた・・という情報もありましたが、夜は人も少なく落ち着いた雰囲気でした

お夜食ということで、サンドイッチをシェアし（頼んでハーフカットにしてもらいました）私は暑さに負けて早速ビールで乾杯！

「アルテア」の朝食

品数は多くないですが、フレッシュフルーツのフルーツポンチがあり、スクランブルエッグやソーセージなど温かいものもあり、満足です

小さなホテルなので団体ツアーのお客さんもなくて静かでした

日本人のご夫婦に話しかけられました

7/19（日）

今日は「セザンヌ街道、カシ・マルセイユ」の一日ツアーです

集合場所はエクサンプロヴァンス駅ですが、行き方が分からないのでホテルのレセプションに行くと、日本人スタッフの女性がいらっしゃってラッキーでした

マップをもらい、ついでに夜のレストランの場所も聞きました♪

小さいけど素敵な駅でした
今回は利用することはなかったのですが・・

中に入るとミニスーパーがありました

電車が停まっていました

日本語ツアーでもうひと組の日本人のご夫婦と一緒にマルセイユに向けて出発です

マルセイユ港には、豪華客船が停泊していました

サン・ローラン教会の手前にある展望台から見る旧港です

向こうには「ノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂」が見えています

サン・ジャン要塞が後ろに見えます

サント・マリー・マジョール大聖堂

1852〜1893建造　ロマネスク　ビザンチン様式
ノートルダム寺院と同じ建築家とか・・

さっき見た、旧港の横を通ってノートルダム寺院へ向かいます

鏡天井の遊歩道はノーマス・フォスターの設計で話題になっているようです

坂を登って（観光バスは上まで上がれず途中で停車していました）ノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂に到着です

駐車場横の展望台です

向こうには旧港が見えます

さっそく中に入ります

１９世紀中頃に建築家「エスペランデュー」によって建てられたローマ　ビザンチン様式でモザイクや壁画、多数の奉納品が豪華でした

ミサの最中でしたが、ストロボなしで撮影できました

テラスからはイフ島（本「モンテ・クリスト伯」の舞台となった島）が見えます

裏のお庭からの眺め

南仏には夾竹桃がたくさんありました

マルセイユをあとにしてカシに向かう途中

一番狭い岬のカランク「ポール・ミウ」

エメラルドグリーンの小さな入江にはたくさんのヨットが停まっていました

後ろには綺麗な断層の絶壁が見えます

カシの港に着きました

２時間はんのフリータイムでドライバーさんおすすめのレストラン「NINO」でランチです

遊覧船の乗り場からはだいぶん奥なので、人は少なめです

テラス席からはこんな眺めです

ランチは前菜・メイン・デザートが選べて３４ユーロです

カシの白ワイン（４人で１本）と一緒に前菜はもちろん「スープ・ド・ポワッソン」魚のスープです
パンの上ににんにくのソースを乗せて、スープと一緒にいただきます（お店の方がやってみせてくれました）

お店の方は、少し日本語も話せて、メインの料理で迷っていると、「鯛」とか「スズキ」とか日本語で教えてくれました

私は鯛とスズキのポワレ

友人はカサゴ（それにしては大きい気がしますが）です

どちらもとても美味しくて大満足です(*ﾟ▽ﾟ*)

メニューの写真を撮ってもいいかと聞くときれいそうなのを持ってきて、「持って帰っていい」とのこと、明るく優しいお店でした

デザートはクレームブリュレやクレープなどがありました

美味しかったです

ワインも含めて一人４１ユーロ支払いました
お昼にしては高めですが、ロケーションもよく、親切だったので合格です！

食事に２時間ぐらいかかったので、残りの時間でスーパーへ

御夫婦はカシワインのカーブへ行きたかったそうですが、今日は日曜日でお休みとのこと

レストランでいただいて美味しかったので、スーパーに買いにいきました

カシのワインは量が少なく現地でないと手に入らないとのことだったので、重いのを覚悟でゲットです

南仏で見たかったお花の２番目はブーゲンビリア

この夏は暑さが厳しかったのですが、ここでは鮮やかに咲いていて･:*:･(*´艸`*)ｳｯﾄﾘ･:*:･

夾竹桃やサルスベリも色とりどりでした

ちかくには海水浴場もありました

小さな浜辺に人がワンサカ押しかけていました

プチトランも走っていました

次に向かったのは「カナイユ岬」

岬からの眺めは噂通りの絶景です！！

突き出した岩の上で記念写真を撮る人もいたそうですが、私は無理です！

本当に綺麗♪

山を下りたら、次はセザンヌの足跡を辿ってサント・ヴィクトワール山へ向かいます

さっき飲んだワインの原料になるのでしょうか
ぶどう畑が続きます

エクサンプロヴァンスの街からは三角に見えるサント・ヴィクトワール山が違う方角から見ると、こんなに細長い山とはびっくりです

残念ながら全景が見える場所は電線が映り込むのですが・・

サント・ヴィクトワール山の手前に見える山からの眺めです

足元がチクチクすると思ったら、葉っぱはヒイラギで実はドングリという不思議な植物がありました

サント・ヴィクトワール山が真近に見える場所

足元にはたくさんのローズマリーなどのハーブが自生していました

ハイキングコースがたくさんあるということでしたが、夏は山火事が多く入山制限がされているところもあるそうです

ここもセザンヌの描いた絵の風景

ローヴの丘からはセザンヌの描いた絵と同じ風景が広がっています

エクスの街に戻ってきました

ホテルでゆっくりした後は、シャンブルドット（民宿）やツアーをお願いしている町田さんおすすめのレストランへ

フランスのミシュランのような雑誌にも載っているガストロノミーのお店です

開店7:30に予約していたため最初のお客でした

中はカジュアルな感じでスタッフもかわいいフランス女性でした

お昼にカシでしっかりいただいた後なので、一番安いムニュ（セットメニュー）にしました

前菜はパテ？かな

食べやすいお味でしたが、お昼を食べ過ぎましたヽ(；▽；)ノ

メインは鮭でしたが、半分でギブアップ

デザートも完食ならず・・

「コースは一日一回」と誓った私たちでした

明日はいよいよラベンダーを見に行きます♪