2007/04/25 - 2007/05/08
1040位(同エリア1135件中)
ちゃおさん
この街の中心は何といっても「市場」、「タラート」。ここには「タラート・サオ」という大きな市場が街の真ん中にあり、朝から大勢の人で賑わっている。
この「サオ」はタイ語の「朝」を意味する「チャオ」が訛ってラオス語では「サオ」に転訛したものであるが、日本流に言うと「朝の市場」。食品、衣料、雑貨、宝石、電気、その他、ありとあらゆる業種が揃っていて、ここに来れば何でも調達できる。
バイクで来る人も多く、駐車場とは別に駐輪場も大きくスペースを取っていて、1回の駐輪につき10円。このタラートの隣に4階建てのモダンなショッピングモールが出来ているが、テナントはガラガラ。外壁等見ると、建物が完成してもう数年になると思われるが、3階、4階はテナント無しで、1階、2階の一部のスペースが埋まっている程度。
ラオス人にはこのようなデパートが似つかわしくないのか、経済がまだそこまで達していないのか、この建物全体が埋まるまでには、まだまだかなりの期間を要すると思われた。
1階の店舗で、ルイ・ビトンが3000円で売っていたので、店の人に聞いてみると即座に「カオリー、韓国製、イミテーション」との返事があった。
韓国はこんなところにまで進出しているのかと、多少えげつなさを感じたが、そう言えば、タイでは殆ど見かけなかった韓国製乗用車がこの国ではトヨタと肩を並べる位に良く走っていて、ここでは現代(ヒュンダイ)よりも特に「KIA」(起亜自動車)が頑張っているようだ。
さて昨日の売店で朝のサンドイッチにパッションフルーツをジュースにしてもらい、更にコーヒーまでつけて150円也!の朝食を済ませ、この街の目玉、タートルアンに向う。
凱旋門を通り過ぎた辺りから大通りはやや登り坂になり、坂の突き当たりに黄金色に輝くタートルアンが建っている。
ラオスのお札にも印刷されている国のランドマークだ。周辺は凱旋門同様、綺麗に整備されていて、正門から広々した広場を歩き、寺院に入るが、朝日に輝くその華麗さと言ったら無い。
こんな貧しい国に、良くこれ程の財力があったものと感心する。人々の仏教に懸ける思いがそれ程強いのか。
入り口近くで、何人かの売り子が鳥籠に入ったすずめ数羽を売りに来る。最初は何のことか分らなかったが、「このすずめに慈悲を与えて下さい。小鳥を買って、籠の中から放して下さい。」と言っているようだ。
慈悲深い国民性。こんなことが商売になる。今までこのような売り子はタイでは見かけなかったが、後日ピマーイに行くことがあり、そこで同じような光景を目にし、矢張り慈悲深さの点では共通していると思った。
しかしその前に、すずめを売る為に捕獲しているのだから、これは慈悲行為というよりか、あくまで商行為の一つではないかと思い、買うのを止めた。
タートルアンは入場料を払っても建物内部に入れる訳ではなく、四周をぐるっと1周するだけだから、誠に単純であり、むしろやや離れた遠方から眺めた方がその美しさが際立つように思えた。
四周は回廊になっていて、その一部がラオス人画家による絵画の展示即売場になっている。10号程度の小振りなものから50号、100号を超えるような大作もあり、それなりに圧巻だ。
素人見にも良さそうな作品があり、値段を聞くと5000円から1万円程度。持って帰れれば1枚位買いたいとも思ったが、額装した状態で持ち運びは難しく、丸めたらそれこそ中の絵が台無しになる。考えた末、残念だが今回は止めた。
しかしこれだけ安ければ、大量に買い付けて日本で売れば商売になるかも知れない。次回又ラオスに来ることがあれば、昨日の衣料といい、今日の絵画といい、少し商売のことも考えようかとも思った。
寺院の出口付近に珍しいラオス語の絵刷りのアルファベット表を売っていたので1枚買う。何かタイ語と似ているようで、似ていないようで、比較原語学的には参考になるかも知れない。多分小学生を対象とする売り物と思うが、約100円、意外と高いが、この国でも又親は教育に掛ける費用は惜しまないのだろう。
この周辺には又革命博物館、国会議事堂等整備されているが、外観だけ眺め、後は河を見に行く。ビエンチャンは観光だけだったら1日もあれば充分だ。自転車を走らせメコン川(c,joheF-:)に向う。
この川にはタイ側にはほんの少しばかりの高さで堤防らしきものもあったが、こちら側、ラオスでは堤防というものがなく、普通の住宅地の高さからそのまま川原まで傾斜になっている。
昨夜のテラス・レストランの場所などテラスから川原までの高さは3m程度で、よくこんな程度の高さで洪水にならないものだと感心するが、嘗て洪水などはなかったのだろう。
水の流れていない川原(河川敷)がばか広く、川の流れまでは1キロ弱はありそうで、この様な広い川原が急な増水を緩和する役割を果たしているに違いない。
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