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<br />タイ国立博物館((&#3612;&#3636;&#3612;&#3636;&#3608;&#3616;&#3633;&#3603;&#3607;&#3660;&#3626;&#3606;&#3634;&#3609;&#3649;&#3627;&#3656;&#3591;&#3594;&#3634;&#3605;&#3636;・ピピッタパン・サターンヘンチャート)は王宮前広場を横切ったところにあり、その隣にはまた有名な国立タマサート大学も位置している。<br /><br />開館の9時を待って入館するが、人影はそれ程多くは無い。観光客の多くは、寺院、遺跡に向うか、海岸沿いのパタヤ、サムイ、プーケット等のビーチへ向うかのどちらかで、博物館まで足を運ぶ旅行者はそれ程はいない。<br /><br />タイ近代に至る戦争資料館を回って元の場所(事務所)まで戻ると、今日は日本人ボランテアが館内を案内してくれる日とのこと。10時から約1時間半、ボランテアの案内で歴史資料館を回る。当方以外にも4−5人の日本人旅行者が案内に従って館内巡りをした。<br /><br />大陸の一端にあるタイは有史以前からの民族の移動が激しく、幾つかの民族による王国の勃興と衰退、隣国カンボジア、ラオスとの覇権争い、宗主国と属国、の興亡の繰り返しであり、漸くここ200数十年、現在のチャクリ王朝により安定的なタイ王国(Kingdom of Thailand)が成立したものである。<br /><br />そして激動の18世紀19世紀を無難に乗り切り、辛うじて独立を保ったものである。王権の数々の変貌にも拘らず、仏教(上座部)は命脈を保ち、現在まで民衆の意識の中に深く根ざし、国民生活の隅々にまで浸透しているようである。<br /><br />ボランテアガイドはバンコクに5−6年生活している普通の主婦で、解散時、彼女にEarnest Satowの足跡を聞いてみても知る由もなく、又博物館の中にも近代外交を取り扱う資料館もなく、昼近く一旦ホテルに戻る。<br /><br />ホテル近くのレストランの道路に面した外テラスでビア・チャーン(&#3648;&#3610;&#3637;&#3618;&#3619;&#3660;&#3594;&#3657;&#3634;&#3591;・象印ビール)を飲みながら、写真を見て注文した何か名前も分らないタイ料理を食べ、埃っぽい通りを眺めつつタイの1200年に及ぶ歴史、今眼前を往来している現在のタイ人、生活、宗教感を思う。<br /><br />さてまたこれから炎熱の広場を横切って王宮寺院、別名エメラルド寺院へ向う。<br /><br />広場を出たところで鳩にトウモロコシを与えている少女がいて、当職の方に寄ってきて、一緒に撒けと手合図をする。当方断ったものの、何時までもついて来てトウモロコシのビニール袋を破って、トウモロコシの幾つかを当方の手に握らせる。当方やむを得ず鳩に撒いたところ、又次のビニールを破り、当方に握らせる。<br /><br />単純な慈善行為と思って20バーツを渡しその場を立ち去ろうとしたら、後ろから大人もやってきて一緒に200バーツ(600円)と強い口調で言ってくる。当方抗議したものの、既に餌は鳩に与えてしまった後。やむを得ず100バーツ札を1枚渡し、その場を逃げるようにして立ち去った。<br /><br />やっとほっとしたところで今度はトゥクトゥクの運転手が手招きし、観光マップを見せながら20バーツで周辺の寺院等回ってくれるとのこと。何か半分強制的に乗せられたような感じだが、20バーツなら高くもなく言われるがまま乗り込む。<br />

タイ・ラオス3000キロの旅(5)国立博物館(ผิผิธภัณท์สถานแห่งชาติ

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2007/04/24 - 2007/05/08

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ちゃお

ちゃおさん


タイ国立博物館((ผิผิธภัณท์สถานแห่งชาติ・ピピッタパン・サターンヘンチャート)は王宮前広場を横切ったところにあり、その隣にはまた有名な国立タマサート大学も位置している。

開館の9時を待って入館するが、人影はそれ程多くは無い。観光客の多くは、寺院、遺跡に向うか、海岸沿いのパタヤ、サムイ、プーケット等のビーチへ向うかのどちらかで、博物館まで足を運ぶ旅行者はそれ程はいない。

タイ近代に至る戦争資料館を回って元の場所(事務所)まで戻ると、今日は日本人ボランテアが館内を案内してくれる日とのこと。10時から約1時間半、ボランテアの案内で歴史資料館を回る。当方以外にも4−5人の日本人旅行者が案内に従って館内巡りをした。

大陸の一端にあるタイは有史以前からの民族の移動が激しく、幾つかの民族による王国の勃興と衰退、隣国カンボジア、ラオスとの覇権争い、宗主国と属国、の興亡の繰り返しであり、漸くここ200数十年、現在のチャクリ王朝により安定的なタイ王国(Kingdom of Thailand)が成立したものである。

そして激動の18世紀19世紀を無難に乗り切り、辛うじて独立を保ったものである。王権の数々の変貌にも拘らず、仏教(上座部)は命脈を保ち、現在まで民衆の意識の中に深く根ざし、国民生活の隅々にまで浸透しているようである。

ボランテアガイドはバンコクに5−6年生活している普通の主婦で、解散時、彼女にEarnest Satowの足跡を聞いてみても知る由もなく、又博物館の中にも近代外交を取り扱う資料館もなく、昼近く一旦ホテルに戻る。

ホテル近くのレストランの道路に面した外テラスでビア・チャーン(เบียร์ช้าง・象印ビール)を飲みながら、写真を見て注文した何か名前も分らないタイ料理を食べ、埃っぽい通りを眺めつつタイの1200年に及ぶ歴史、今眼前を往来している現在のタイ人、生活、宗教感を思う。

さてまたこれから炎熱の広場を横切って王宮寺院、別名エメラルド寺院へ向う。

広場を出たところで鳩にトウモロコシを与えている少女がいて、当職の方に寄ってきて、一緒に撒けと手合図をする。当方断ったものの、何時までもついて来てトウモロコシのビニール袋を破って、トウモロコシの幾つかを当方の手に握らせる。当方やむを得ず鳩に撒いたところ、又次のビニールを破り、当方に握らせる。

単純な慈善行為と思って20バーツを渡しその場を立ち去ろうとしたら、後ろから大人もやってきて一緒に200バーツ(600円)と強い口調で言ってくる。当方抗議したものの、既に餌は鳩に与えてしまった後。やむを得ず100バーツ札を1枚渡し、その場を逃げるようにして立ち去った。

やっとほっとしたところで今度はトゥクトゥクの運転手が手招きし、観光マップを見せながら20バーツで周辺の寺院等回ってくれるとのこと。何か半分強制的に乗せられたような感じだが、20バーツなら高くもなく言われるがまま乗り込む。

  • アユタヤの遺跡。山田長政亡き後、アユタヤ王朝は衰退に向かい、17−8世紀、この街はビルマ軍により徹底的に破壊し尽くされた。

    アユタヤの遺跡。山田長政亡き後、アユタヤ王朝は衰退に向かい、17−8世紀、この街はビルマ軍により徹底的に破壊し尽くされた。

  • 打ち棄てられた仏像に絡みつくガジュマルの根もものの憐れを誘う。

    打ち棄てられた仏像に絡みつくガジュマルの根もものの憐れを誘う。

  • 乾燥レンガを積み重ねた塀。日本にもある築地塀と共通か。

    乾燥レンガを積み重ねた塀。日本にもある築地塀と共通か。

  • ビルマ軍は先ず仏像の頭を刎ねて、タイ軍の戦意を喪失させたという。

    ビルマ軍は先ず仏像の頭を刎ねて、タイ軍の戦意を喪失させたという。

  • 当時、山田長政も驚嘆したであろう華麗な寺院群も今は廃墟となっている。

    当時、山田長政も驚嘆したであろう華麗な寺院群も今は廃墟となっている。

  • 草むすアユタヤの廃墟。

    草むすアユタヤの廃墟。

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