2009/03/14 - 2009/03/23
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tommy55さん
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ローマから入って、シエナ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ミラノとジグザグに北上。
帰国後、「どこが一番よかった?」との質問をよくされますが、
街々に顔があって、どこも本当に素晴らしく、「1番」はなかなか選べません。
できれば、各都市最低3泊、2週間くらいは時間が欲しかったなぁ。
街も、美術館・博物館も、食べものも、何もかも大満足の旅でした。
今回は、旅行2日目のローマの記録。
朝早くから出かけて、頑張りましたよ〜!!
スペイン広場、フォロ・ロマーノ、コロッセオ、マッシモ宮、
カピトリーニ、アルテンプス宮、サンタンジェロ城。
もう、おなかいっぱい…
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
-
さて、お次はカピトリーニへ。
緩やかな階段を上ると、ミケランジェロが設計したカンピドリオ広場があり、カピトリーノ美術館と、コンセルヴァトーリ宮殿、市庁舎が広場を取り囲みます。 -
マルクス・アウレリウスの騎馬像。
この広場は高台にあるので、眺めがとてもいいのです。 -
カンピドリオ広場から見下ろした町並み。
-
有名な、『牝オオカミと双子(ロムルスとレムス)』。
ローマ建国の祖ロムルスと双子の弟レムスが狼の乳を飲んで育ったというエピソードを表しているそう。
しっかり首もすわって、お座りもできる子どもがこんなに小さく見えるなんて、いったいどれだけ大きなオオカミなの…???
この美術館にはしつこいくらいこの『牝オオカミと双子』がいて・・・ -
教皇様の後ろの絵も牝オオカミと双子。
-
ここにもあった。牝オオカミと双子。
この構図なら、無理がない感じ。 -
広場にあった、
『マルクス・アウレリウス騎馬像』のオリジナル。 -
寅年のパパが喜ぶんじゃないかしらと思って。
(両家のパパとも寅年なもので)
カッコいいモザイクでした。 -
いったん外に出て、広場から見渡すと、
午前中に行ったフォロロマーノに陽が当たってきれいなこと。 -
フォロロマーノ一望です。
時間がたっぷりある旅だったら、こういうところでの〜んびりしていたいなぁ…。 -
さあさあ、絶対観たかった『瀕死のガリア人』です。
この美術館、迷路のような建物で、
ガイドブックの写真を示しながら係員さんに尋ねて、
階段を下りて地下通路を渡ってまた階段を上って、
ようやくたどり着きました。 -
ガリア人の後姿です。
大理石で、こんなにやわらかい線が出せるなんて、素晴らしいですねぇ。 -
『カピトリーニのビーナス』
とてもきれいなビーナスでした。 -
さぁ、まだまだ行きますよ!
今度は、『アルテンプス宮』です。
ここも、先に行ったマッシモ宮と共通とみなされるのか、
ローマパスを出すと、受付の方がピッとバーコードを確認してくれて、入館料はかかりませんでした。 -
『自殺するガリア人』です。
妻を殺して、自分も…という無理心中の像だそうです。
う〜む。
そろそろ、彫刻でおなかがいっぱいで、消化不良をおこしつつあります。 -
『ルドヴィシの玉座』
なんと、紀元前5世紀の作品ですって。
海から上がってくる女神を二人の女性が手を伸べて助けているようす。
透けて見えるほど薄い衣がきれいに彫られていて、これが石だとは信じられない気持ちになります。
ガイドブックによると、両側に彫られた女性がまた見ものなのだとか。 -
この、玉座の左側のレリーフには、
笛を吹く裸の女性が彫られているのだけれど、
彫刻に裸の女性が表現されたのはこれが最初なのだとか。
ところで、個の大きな胸像は誰なのかしら?
このお部屋は、天井にもフレスコ画があったり。
建物そのものも美しいのですね。 -
夕日を観に、サンタンジェロ城に向かいます。
バチカン市国とセットで見学すると動きに無駄がないのだけれど、バチカンは日曜日休みで、サンタンジェロ城は月曜日休み。分けて行くしかないわけで。
135年、皇帝ハドリアヌスが霊廟として建設を開始しアントニヌス・ピウス治世の139年に完成し、その後、14世紀頃からは要塞、牢獄や避難所など様々に使用されてきた建物。 -
城の内部の通路。いかにも、な雰囲気。
円形の城だけに、ぐるぐるとスロープを曲がり、
階段を登り、屋上へと上っていきます。 -
屋上に出ました!
ここがトスカの舞台になった屋上なのですね〜。
屋上から眺めるテベレ川が美しい。
見ている間に少しずつライトアップされてきました。 -
サンタンジェロ城の屋上から望む、バチカン市国。
夕日が沈み、サンピエトロ大聖堂がライトアップされ始めました。
明日はあそこに行くぞ〜! -
城の頂上に立つ、大天使ミカエルの像。
6世紀ペストが猛威を振るった際、教皇グレゴリウス1世がサンタンジェロ城の頂上に大天使ミカエルが舞い降りたのを観てペストの終焉を意味すると解釈をしたことから、これを記念して16世紀に大理石の像が設置され、18世紀には現在の青銅の像になったとのこと。
大きく、美しい像でした。 -
城を後にする頃には、陽はとっぷりと暮れていました。
ライトに浮かび上がるサンタンジェロ城は、とても神秘的。
最初に陽の光の中で見た要塞然とした城とはまったく別の印象。 -
ナヴォーナ広場。
なんだか、こうして見ると、すごく無駄な動き方している気が…。でも、これだけの行動を全て徒歩でできるわけもなく、私たちはバスを利用していたので、カンポデフィオーリに行った時も、アルテンプス宮に行った時も、ナヴォーナ広場には寄れなかったのです。
夜でも、噴水はライトアップされ、絵描きさんもちゃんといて、広場の雰囲気たっぷりでした。
奥のほうに、オベリスクと4大河の噴水が! -
さ〜、夕食です。
ラルゴ・アルジェンティーナからトラム8番で川を渡ったところにある2つ目の停留所でおります。
トラムを降りたら、トラムの進行方向に向かってトラステヴェレ大通をすすみ、映画館とダンテの家の間の道を入って最初の角にある広場の正面。
さすがにまだ寒いので、テラスで食事している人はいません。
が、お店に入ると、たくさんのお客さんで賑わっていました。
お水と、ハウスワイン、トマトのブルスケッタ、トマトとバジルのスパゲッティーニ、チーズとサラミのピッツァをオーダー。 -
テーブルに置いてある、コンディメント。
オリーブオイル、ビネガー、塩、コショウの調味料4点セットです。
イタリアのサラダは味が付いていなくて、このコンディメントで好きに味付けするのです。
他のお料理も全体的に薄味なので、これを使って好みの味にコンディーレ。
塩辛い味やドレッシングに浸ったような野菜が苦手な私には、嬉しかったです。 -
トマトのブルスケッタ。
炭の香りのするカリッカリの香ばしいパンに、
トマトとオリーブオイルがたっぷり。
あぁ、でもあまりのハードスケジュールに、疲れすぎてしまって、胃が食べものを受け付けません。
味は美味しいのに、飲み込むと気持ち悪くなりそうで、半分、だーに食べてもらいました。 -
今日はお食事を楽しめないないのかな…?と、しょんぼりしていたところにやってきた、スパゲッティ。
これが、すんごく美味しかった!!
一気に、元気回復♪
なんてことないトマトとバジルのスパゲッティなのに、どうしてこんなに美味しいのかしら?何口か食べてみて、オリーブオイルの香りが素晴らしいことに気がつきました。やっぱり、本場は違う!
ハウスワインも美味しくて、どんどん元気になってきました。 -
イタリアでは、ピッツァは1人1枚で分けない、とガイドブックで読んでいたけれど、こんな大きいの、とっても1人じゃ無理…日本人には。
周りの地元客らしきイタリア人や観光客らしき白人は、ペロリと平らげていましたが。
カジュアルなお店だったので、小皿をもらって心置きなくシェアして食べました。周りの大食漢の皆さんも、いろいろ食べたいのは同じなようで、シェアしてましたよ。 -
イル・ポネンティーノ Il Ponentino
住所:Piazza del Drago,10
Tel: 06−58301939
営業時間:12:00〜23:45(休憩なし)
休みなし
ほとんどのカードの使用OK
この、休みなしって重要です。私が訪れた日は日曜日。ガイドブックにのっているようなお店でも、日曜日がお休みのレストランの多いこと多いこと。
私たちは2人で18ユーロ。とても元気がよくて笑顔が可愛かったサービス担当のお姉さんにチップに2ユーロおいて、ごちそうさま。 -
トラム(路面電車)の中。地下鉄よりきれいで、バスより広くて、なかなか快適でした。
-
トラムの外観も素敵です。
路面電車にはどこかのんびりした雰囲気があるのは、世界各国共通なのですね。 -
実は、ホテルのお部屋をチェンジしてもらったのです。イタリア旅行記1にも書いたとおり、最初のお部屋にも満足していたのです。質素だけれど、エージェント通してとても安い料金で予約していたので。
でも、朝めざめたら、隣の部屋の会話が丸聞こえ。しかも日本語!年配のご夫婦のようで、夜は早めにお休みだったようで、昨夜は気がつかなかったのです。朝起きて、隣の日本語に気づいて、こんなによく聞こえるということはコチラの声も…。我慢せずに換えてもらうことにしました。フロントにリクエストすると、「今は部屋がいっぱいなので、部屋が空き次第荷物を移動しておきますから、荷物をまとめてからお出かけください。」と。「最初の部屋よりもひどい部屋になっているかもしれないけど、プライバシーの守られる部屋ならいいよね」と話し合いながら帰ってきたら、このお部屋。嬉しくなりました。 -
一つ前のお部屋の写真をみても、このバスルームの写真を見ても、1泊目のお部屋とは広さ、調度とも全然違います。いいお部屋を用意してくれたみたいです。
朝、部屋のチェンジを申し出た時のフロントの対応も感じよかったし、いいホテルで良かった。
バスタブにお湯をはって、ゆっくりと足の疲れを取って、おやすみなさい。
明日は、バチカンです!
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