イタリア旅行記1＜機内～ローマ1泊目編＞

2009/03/14 - 2009/03/23

イタリアに行ってきました。
ローマから入って、シエナ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ミラノとジグザグに北上。
帰国後、「どこが一番よかった？」との質問をよくされますが、
街々に顔があって、どこも本当に素晴らしく、
「1番」はなかなか選べません。
できれば、各都市最低3泊、2週間くらいは時間が欲しかったなぁ。
街も、美術館・博物館も、食べものも、何もかも大満足の旅でした。

エリア イタリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス

離陸して程なく(1時間後くらい)、飲み物とスナックのサービス。
だーはビール、私はブラッドオレンジジュースを。
航空便は、ＪＬ５０６３便(アリタリア航空とのコードシェア便)。
機内サービスは全てアリタリア航空とのことで、
どんなだろうか…と不安もありましたが、
客室乗務員もフレンドリーで順調な旅の幕開けです。

飲み物＆スナックのサービスが終わったら、即機内食。
イタリアンとジャパニーズから選べます。
エコノミーでも前方の座席を選んでいたせいか、両方選べました。
こちらは、だーの「イタリアン」。
ハムの前菜、トマトソースのペンネ、鱈のグラタン。
パン、チーズ、フルーツ。

アリタリアはまずい、まずいときいていたけれど、
まずまずなお味。

こちらは私の「ジャパニーズ」。
牛のすき焼き風煮(肉は厚切りだったけど…)、ひじきの煮物、蕗の煮物、鮭の押し寿司。なぜかパンも。
予定では機内食は離陸後2〜3時間してから出てくるだろうと思っていたのに、こんなにすぐ出てくるんだったら、お昼に成田のお蕎麦屋さんであんなに食べるんじゃなかった…。

機内食のサービスが終わったら、おやすみタイム。
この間、飲み物は後方のドリンクバーでのセルフサービス。
スナックと共に、水(ガス入り、ガスなし)、コーラ(普通のとダイエットの)、オレンジジュース、ワイン(赤・白)がおいてありました。
氷もあって、全部溶けてても乗務員さんに言うと出してくれます。
アリタリアの乗務員さんって、英語使う気はないみたいで、だいたいイタリア語です。
旅情が盛り上がっていいけど…。

今回は2人で3席使えたので、のんびり寛げました。
おやすみタイムの間、ビデオプログラムで映画を楽しんだり、眠ったり…。
12時間のフライトの中間地点で、軽食登場。
コンビニおにぎりと、サンドウィッチから選択。
日本人は、おにぎりを選んでいる人多し。
でも、サンドウィッチは手作り感があっておいしかった。

到着1時間ちょっと前に、「ご朝食のサービスです」と。
でも、イタリア時間は夕方なんだけど^^;

この食事は1種類。
チョコケーキがフライトで疲れたカラダに染み渡る〜。

機内も明るくなったので、窓をオープン。
きれいな夕焼けが見えました。

いよいよローマに到着です。

ローマ・フィウミチーノ空港につきました。
スカイブリッジを通って入国審査場へ。

スカイブリッジからは空港の明かりが見えてきれい。

入国審査をぬけて、手荷物のピックアップへ。
さすがイタリア、通路一面「FENDI」の広告。
おしゃれ…。

ローマで3泊お世話になったホテル、「SAVOY」。
JALのマイルがたまるオクトパスで予約しました。
ヴェネト通りの上の方にある4つ★ホテルです。
テルミニ駅近くのホテルも検討しましたが、ローマアウトはホテルヴィクトリアから出るJALバスを利用する予定なので、ヴィクトリアへも歩いて移動できるこのホテルにしました。

ホテルSAVOYのロビーです。
伝統のある建物らしく、玄関やレセプションは間口が狭く、奥行きがあります。

通されたお部屋は、レストランがある最上階の６階。
エレベーターを降り、くねくねと続く廊下を過ぎ、着いたお部屋は質素な雰囲気の小部屋。
でもまぁ、とてもお安い料金で予約したし、こんなもんだろう、と満足。

オーダーしたとおり、バスタブもちゃんとついてるしね。

アメニティもちゃんと揃ってますよ。
うん、豪華じゃないけど、料金考えると満足。

デスクもありますしね。
クローゼットも広々。ハンガーもたっぷり。
必要最低限のものはちゃんと揃ってますよ。
お部屋のドア前の左手壁には、レストランの料理を各階へのルームサービスに運ぶためなのか、料理用の業務用エレベーターがあったり、窓の外は中庭(特に何もない)で眺めは全くよくなかったり、という状態でしたが、観光でほとんど部屋にいる時間はないのだし。
何度も書きますが、料金を考えると満足です。
(少なくとも、翌朝まではそう思っていました。)

ホテルの横には、映画で有名な「カフェ・ド・パリ」があります。
イタリアのレストランにはテラス席があるところが多いのですが、ヴェネト通りのレストランのテラス席にはガラスの囲いがついているのです。
でもねぇ…広い歩道にガラス張りのお席がポコンとあって、なんだか、動物園の檻のようなのですよ。
私は、こういうお席で食事をするのは、落ち着かないような…。
異文化、異文化。

部屋に荷物を落ち着けて、早速、ヴェネト通りを下って街の散策へ。
何しろ、空港で「ローマパス」を買ってくるのを忘れてしまったのです。
テルミニ駅のインフォメーションでも売っているらしいのですが、空港からホテルへは、定額タクシー(チップ・荷物込み40€)で来たので。
そうそ、定額タクシーはおすすめです。空港のタクシー乗り場にはちゃんと定額タクシーの看板もあり、それを指しながら確認すると、運転手さんは「Si！Si!!]と慣れた雰囲気。駅激近のホテルでない限り、重い荷物を持って移動するよりも絶対にいい、と私は思います。
ヴェネト通りは、ローマ一エレガントといわれるだけあり、静かで、洗練された雰囲気です。

おしゃれなヴェネト通りにあった本屋さん。
待ち歩きに使えそうな地図やバスマップもあったけれど…
ショーウィンドウに飾られていたのは、かなり不思議な本。
思わず写真を撮ったら、お店の中で店員さんがニッコリ。
それにしても、この本…？

街の把握もかねて、20〜30分てくてく歩くと、テルミニ駅につきました。
さすが、首都の駅だけあって、大きくて立派な駅です。

インフォメーションは残念ながら閉まっていて、ローマパスの入手ならず。ローマパスには「3日間の乗り物乗り放題チケット」がついているのですが、仕方なく1回券を買って、帰りは地下鉄で帰ることに。

地下鉄A線のバルベリーニに行くつもりが、
間違えて、地下鉄B線に乗ってしまいました。
B線はすごい落書きだらけです。

車内ももちろん落書きだらけ…。

間違いに気づいて、反対方向の地下鉄に乗り換え、テルミニ駅に戻ってA線へ。
A線は、B線とうってかわってきれい。

車内もきれいです。全然違うのねぇ。

B線は落書きが公認されているのかな。
(もしかしてアート？)

とにかく、明日の朝一でローマパスを取得して、ローマ観光に向かうことにし、この日ははやめにおやすみなさいしました。

ローマの地下鉄はかなり深〜い！！

やっぱり、地下に遺跡が埋まってるから？
遺跡よりも深く掘らないとって感じ？

この旅行記へのコメント （2）

• てっちゃんさん 2009/04/22 22:54:36

  こんにちは

  tommy55さん、訪問ありがとうございます。
  
  ハネムーンでイタリアに行かれたのですね。
  個人旅行でバスやトラムを乗り回して、かなり旅慣れている方と
  感じました。
  
  ローマに３泊とは羨ましいです。
  私達はローマに２泊で、観光は実質１日しかありませんでした。
  きっと、長く見て回れば回るほどますます滞在したくなるのが、
  イタリアの街だと思います。
  
  ローマでは、私達もカーサ・ミーアでランチをしました。
  偶然ですね。コダ（牛ﾃｰﾙのﾄﾏﾄ煮）が美味しかったです。
  
  ローマからミラノに北上されたとのこと、これからの旅行記も
  楽しみにしています。
  
  ではまた。

  tommy55さん からの返信 2009/04/23 22:24:54

  てっちゃんさん

  コメントありがとうございます(^。^)
  初めてコメントをいただけて、とても嬉しいです。
  
  そんなに旅慣れてはいないのですが、
  ガイドブックと皆さまの口コミを頼りに、
  何とか街歩きを楽しむことができました♪
  
  > ローマでは、私達もカーサ・ミーアでランチをしました。
  
  わぁ、本当に偶然ですね(^^♪
  私達が食べたものも、どれもこれも美味しかったですが、
  コダ（牛ﾃｰﾙのﾄﾏﾄ煮）も美味しそうですね…また行きたいなぁ。
  
  てっちゃんさんは、数多くステキな旅を楽しんでいらして、憧れちゃいます。
  私はマカオは香港旅行の機会に日帰りで行ったのみですが、
  今度はぜひゆっくりと行きたいと思っている街です。
  また、上海は、2005年晩秋の上海蟹のシーズンに友人達と行ったのですが、
  旅行記を拝見して、生煎の美味しさを思い出し、うぅ〜！！とジタバタしています(笑)。
  
  イタリア旅行記もゆっくりになるとは思いますが、
  続編を書きますので、また遊びに来てくださいませ。
  
  ありがとうございました。