イタリア旅行記2＜ローマ2日目ランチまで編＞

2009/03/14 - 2009/03/23

イタリアに行ってきました。
ローマから入って、シエナ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ミラノとジグザグに北上。
帰国後、「どこが一番よかった？」との質問をよくされますが、
街々に顔があって、どこも本当に素晴らしく、「1番」はなかなか選べません。
できれば、各都市最低3泊、2週間くらいは時間が欲しかったなぁ。
街も、美術館・博物館も、食べものも、何もかも大満足の旅でした。

今回は、旅行2日目のローマの記録。
朝早くから出かけて、頑張りましたよ〜！！
スペイン広場、フォロ・ロマーノ、コロッセオ、マッシモ宮、
カピトリーニ、アルテンプス宮、サンタンジェロ城。
もう、おなかいっぱい…

エリア ローマ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス

時差ぼけもなく、爽やかにめざめて、朝ごはん。
ホテルはベネト通りにある『ホテルSAVOY』です。
地下にある食堂はカジュアルでスタッフもフレンドリー。
暖かいものは、スクランブルエッグ、カリカリベーコン、ソーセージ。
冷たいものは、ハム、チーズ、ヨーグルト、果物。
果物はスタッフに頼むとカットしてくれます。
飲み物は、ジュース、牛乳、コーヒー、紅茶。
ジュースはグレープフルーツ、オレンジ、パイン、トマトと4種類。
コーヒーはマシンで。カプチーノやエスプレッソもできました。

ジャムがいっぱい。シリアルもいっぱい。
パンもいっぱい。ハムとチーズもいっぱい。

いっただっきま〜す！
今日は、観光でローマ市内を走り回るし、
いつご飯が食べられるかわからないので、
朝しっかり食べておきます。

ホテルSAVOYは、ヴェネト通りの上の方に位置しています。
少し上ると、すぐにピンチアーナ門に行き当たり、
その手前に地下鉄スパーニャ駅出口があります。
たぶん乗り場から一番遠い出口なんだろうなぁ。
←これは、長〜い通路。清掃が行き届いていて、
なかなかきれい。
エスカレーターも付いていて楽チンです。
このエスカレーター、時々止まってるらしいですけど。
乗り場近くにはスーパーもあります。

せっかくのスペイン広場なので、地下鉄に乗る前に観光。
まだ、だぁれもいないスペイン階段♪

スペイン広場では、馬車がスタンバイOK。

地下鉄に乗ってテルミニ駅に行き、
ツーリストインフォメーションでローマパスを購入。
これを十二分に活用して、ローマを楽しみました。
ローマパスは、訪れた市内の博物館・遺跡などの最初の2か所に無料入館でき、更に3箇所目からも優待割引で入場できます。そして、ローマ市内の公共交通機関（メトロ、トラム、路線バス）3日間乗り放題。優待割引適用のイベント（アート、音楽、劇場）、サービスなどをまとめたニュースと、マップも付いています。
交通機関3日間乗り放題と、入場券だけでも十分元が取れるとってもお得なパスなのです。

フォロロマーノでは、遺跡を使って何かの撮影中？
古代の衣裳を着けた人がたくさんいました。

コリント式の３本の円柱は神殿跡だそうな。
2000年前の世界に、自分が佇んでいるんだと思うと、
なんともいえない気持ちが湧き上がってきます。

凱旋門の向こう側には、コロッセオが！

ここは、素晴らしいフォトスポットでした。
後ろにコロッセオがバッチリです！

可愛いい鳥さんが、こっちを向いて何かお話してました。
イタリア語なんだろうなぁ…。

さぁ、コロッセオに入場です。
ローマパスを持っていると、列の短い団体の行列の方に並ぶことができました。
なぁんでこんなに行列なの？と思ったら、空港にあるようなX線検査機で、手荷物検査を行っているのですね。検査を抜けると、あとはガラガラでした。

内部はすっかり崩れてしまっているのですね。
舞台装置とか、どんな風だったんでしょう。

コロッセオの中からから入り口を見下ろすと、
まだまだ行列。
そうそう、ずうずうしい白人カップルがいたのです。
行列に並んでいる時、
突然私たちの横に怪しくくっついてきたので、
「絶対に私たちの前には横入りさせないぞ！」とガードしていると、諦めて私たちの後ろに入った。
私たちの後ろには、韓国の団体ツアーがいて、
ツアコンが果敢に、
「ちょっと、並んでるんですけど」と文句をいうと、
その白人曰く、「妻のお腹には赤ちゃんがいるんだ。こんなに並んでられないだろ。」と。
だったら、せめて一言ことわってから入ったら？
それでもルール違反だけど。
もっと前には白人もたくさんいたのに、わざわざアジア人のところを選んで入ってきたのが見え見え。
ヤな感じでした。(ん？ひがんでる？)

さて、有名な彫刻がたくさんあるマッシモ宮へ。
ここは3箇所目であるにも関わらずローマパスでお金を払わずにそのまま入場できました。
たぶん、フォロロマーノとコロッセオは共通で1箇所として入場できたのですね。
素晴らしいモザイクと、フレスコ画の間をみて、
彫刻フロアへ。

『ランチェロッティの円盤投げ』

『眠れるヘルメス・アフロディーテ』

美しい背中と顔。
反対側にまわってみると、なんと両性具有でした。
ふぅむ…。

美形コレクション。
一番右端は、『ブルータス』。
こんなにハンサムだったんだぁ。

足もずいぶん疲れてきたし、お腹もぺこぺこなので、
駅前からバスに乗って、カンポデフィオーリへ。

カンポデフィオーリの角にあるパニーノ屋さん、
「アリストカンポ」でパニーノを。
地元の人ですごく賑わっているお店。
狭いお店の中は人でいっぱい。やっとの思いでオーダー。

混んでいたので、具を一つ一つ選ぶのは諦め、
お店のメニューの中から選ぶ。
左側は、お店の名前がついた『アリストカンポ』。
ポルケッタ(豚肉のグリル)を挟んであって、塩味がちょうどよくとても美味しい。
右側は、広場の名前の付いた『カンポデフィオーリ』。
タプナードをぬって、カルチョーフィ(アーティチョーク)とメランザーネ(なす)のグリルをはさんだもの。
こちらはお野菜のみなので、さっぱりと美味しい！
どちらも5ユーロ。交互に食べると美味しさ倍増！
ビールの小瓶とともに広場の噴水の端に座って食べました。