2009/03/27 - 2009/03/29
208位(同エリア246件中)
熱帯魚さん
風獅爺(風を鎮める金門島の守護神)探しの旅はまだまだ続きます。前回一生懸命探しても発見できなかった風獅爺が3体あったのですが、それを見つけることが出来ました!
さらに、今回は風獅爺探しのイベントにも参加してみました。前回ポスターを見かけて是非参加してみたいと思っていたイベントです。金門国家公園主催のイベントなので、国家公園管轄の乳山遊客中心で拓印本を購入し(80台湾ドル)、指定された風獅爺を見つけ、風獅爺のそばにある金属プレート(風獅爺の姿が彫られている)に拓印本を開いて載せ、ペンでこすって姿を写し取ります。6体写し取ると、風獅爺バッグがもらえる、というイベントです。
なかなか面白いイベントなので、風獅爺に興味がある方は是非参加してみてください。
◎ 風獅爺探し
◎ 乳山遊客中心(戦闘機の展示も)
◎ 高梁酒酒造(通りかかっただけ)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー タクシー
- 航空会社
- アモイ航空
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后湖にいた風獅爺です。畑の脇にあるほそーい道を登っていった駐車場のようなところにありました。少し見つけにくかったです。地元の人に聞いてやっと発見しました。
この風獅爺は空港の近くにあり、空港の滑走路の方向に向いて立っています。近くに海があることから、風だけでなく波も鎮める作用を持っているといわれます。 -
後姿はしっぽがぴょっと出ていてキュートでした。でも、マントが風で破けてしまってちょっとかわいそうです。
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環島南路をスクーターで走ります。両脇には、紫色の花が咲いていました。離島の春という感じです。
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軍事施設です。大通りに面していました。スローガンが見えます。
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昔果山にいた風獅爺です。こちらも空港のそばにあります。空港が建てられ、村民の生活に影響が及んだことから、神のお告げでここに風獅爺が立てられました。
目が飛び出ていてちょっとびっくり…でも手が何だか可愛らしいです。 -
キュートな後ろ姿です。これまで前ばかりに注目してきましたが、後姿もそれぞれ異なるので、今回の旅では後姿もカメラに収めることにしました。
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昔果山にあった洋館です。規模は小さいですが、素敵な洋館だなと思いました。こういう洋館ひとつひとつに家族の歴史があるんですよね…
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さてここで、乳山遊客中心にやってきました。風獅爺探しイベントに参加するため、ここで拓印本を買いました。
無事6体風獅爺を探すと、風獅爺バッグがもらえるということを知って、相棒はかなりのやる気です。 -
これが風獅爺探しグッズ。一番左にあるのが拓印本で、風獅爺の金属プレートの上にこのノートのページを開いて載せ、色鉛筆でこすって写し取ります。一番右は地図です。
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乳山遊客中心の構内には、戦闘機の展示もあります。
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こちらも軍用機です。
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羽には、このマークも。
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戦闘車です。他にも沢山ありましたが、今回の旅の目的は風獅爺探しなので、見学はここらへんにして再び風獅爺探しに出かけました。
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スクーターで走っている時に通りかかった高梁酒の工場です。
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高梁酒工場のすぐそばにある土産物店の前にあった風獅爺です。近くには観光バスが何台かとまっていました。中国人観光客の観光ルートのようです。
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こちらが土産物店。店先にもう一体風獅爺がいました。
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后盤山にいた風獅爺です。周囲は畑と荒地になっていました。左耳がとれてしまっています。かなり歴史のある風獅爺のようです。
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瓊林村にやってきました。前回はここで2体の風獅爺と出会いました。ほかの2体を見つけられなかったのですが、風獅爺探しイベントの対象風獅爺となっていたので、この機会に探してみました。
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村にある蔡氏宗廟の裏にあるということで、廟の壁沿いを歩きます。
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発見しました!前回は見つからなかった風獅爺です。壁にはまっている風獅爺でした。飴をお供えした人がいたようで、だらーんと口からよだれをたらしているように見えました。かわいらしいです。
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廟の後ろの門から見た風獅爺です。
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続いて、もう一体、前回見つけられなかった風獅爺を探します。
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村民のおばさんにたずねながら、瓊林村をてくてく歩きます。
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人家の壁に風獅爺を発見しました。小さな風獅爺です。石敢當も一緒に壁にはめ込まれていました。
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どれくらい小さいかというと、男性の片手くらいの大きさです。
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2体見つけたので、瓊林村のほかの2体(前回すでに見つけている)を見に行こうと思って、ふと廟の屋根を見たら…風獅爺を発見してしまいました!
屋根の上にも風獅爺がいることがあるというのを本で読んではいたのですが、まさか本当に見つけてしまうとは。 -
よく見えないと思うのでアップしてみます。これからは屋根にも大注目です。意外な発見があるかもしれません。
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これは前回の風獅爺探しの旅で一番最初に発見した風獅爺です。瓊林村にいます。環島北路三段に面しているので、この風獅爺は結構有名だと思います。1ヶ月ぶりの再会です。
このあと、これまた前回会った風獅爺に会いに行き、金属プレートを写し取りました。写し取っている時、体格のいいお兄さん4人がやってきました。なんだろう?と思っていたら、1人一冊拓印本を持っています。
話に聞くと、彼らは金門島に駐在する軍人さん。休日を利用して、風獅爺探しのイベントに参加しているとのことでした。体格のいい男性が色鉛筆を持っている姿はかなりかわいらしかったです。 -
ここであまりにも寒いので、セブンイレブンに行って、カップラーメンを購入しました。店内の椅子に座り、暖を取ります。
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北山村の双鯉湖畔にいた風獅爺です。かなり大きい(全長378cm)の風獅爺でした。
この風獅爺は、かつて島でハンセン病が猛威を振った時、ハンセン病を防ぐものとして祀られました。このほか、海岸から侵入する海賊に脅威を与えるために建てられたといいます。 -
前から見ると、ぽーっとしていて、かなりかわいらしいです。
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次は古寧頭にある風獅爺を探しに行きました。
古寧頭は、国民党率いる中華民国軍と共産党率いる軍が激しい戦いを繰り広げた場所として知られています。今も戦車が残されていました。 -
古寧頭のゲートです。古寧頭の戦いを記念したものです。この村には、記念館があるのですが、時間がなくていけませんでした。
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こちらが古寧頭の風獅爺です。双鯉湖のそばにいます。
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湖下にいた風獅爺です。もともとこの村にいた風獅爺は、1939年路面の補習作業のため、軍隊に破壊されてしまいました。破壊された前後、村では10数名の男児がなくなったそうです。神に祈りをささげると、ここに吹く風の悪魔がしでかしたイタズラとのこと。そのため、1954年村民は新しくこの風獅爺を立てました。
風獅爺を発見した時にはすでに空が暗くなっていたので、スクーターの灯りをあてて、写真を撮影しました。風が強くてとても寒かったです。
風獅爺探しはここらへんにして、金城の町へ戻ります。
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