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集成餐廳(昼食)→島城隍廟→慈湖・慈堤→雙鯉濕地自然中心→北山古洋樓→古寧頭戰史館→保安廟→縣政府交通旅遊局→州陶芸→金門空港<br /><br /><br />石彫金爐(島城隍廟)

2006GW『金門島』? 2日目午後 昼食・金城鎮・古寧頭

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2006/05/05 - 2006/05/05

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kyon2 and ku-

kyon2 and ku-さん

集成餐廳(昼食)→島城隍廟→慈湖・慈堤→雙鯉濕地自然中心→北山古洋樓→古寧頭戰史館→保安廟→縣政府交通旅遊局→州陶芸→金門空港


石彫金爐(島城隍廟)

  • 昼食は、翁さんに水餃で有名<br />だという『集成餐廳』に案内<br />してもらいました。

    昼食は、翁さんに水餃で有名
    だという『集成餐廳』に案内
    してもらいました。

  • この旅の食事はMenuの選択がバッチリうまくいって、どの料理も満足できるものでした。<br /><br />こちらの水餃と鍋貼も甲乙付けがたい感じ。<br />

    この旅の食事はMenuの選択がバッチリうまくいって、どの料理も満足できるものでした。

    こちらの水餃と鍋貼も甲乙付けがたい感じ。

  • お隣のテーブルでは、どこかのサラリーマンの皆さんが会食中。<br />う〜ん、豪華だぁ!<br /><br />でも、ビールがない食事は、どんなにデラックスでもちょっと寂しい気が。

    お隣のテーブルでは、どこかのサラリーマンの皆さんが会食中。
    う〜ん、豪華だぁ!

    でも、ビールがない食事は、どんなにデラックスでもちょっと寂しい気が。

  • 島城隍廟<br /><br />城壁に囲まれた都市には道教に基づき、必ず守り神(城隍神) を祀る廟が建立されます。<br />毎年農暦4月12日には、清代に総兵署がこの地に設けられるとともに、南の金城から城隍廟が移された日を紀念して、金門一盛大な祭り「城隍爺巡安」が行われます。<br />(2006年は5月9日)

    島城隍廟

    城壁に囲まれた都市には道教に基づき、必ず守り神(城隍神) を祀る廟が建立されます。
    毎年農暦4月12日には、清代に総兵署がこの地に設けられるとともに、南の金城から城隍廟が移された日を紀念して、金門一盛大な祭り「城隍爺巡安」が行われます。
    (2006年は5月9日)

  • 城隍爺

    城隍爺

  • 台北の行天宮のものより二回りぐらい大きい。

    台北の行天宮のものより二回りぐらい大きい。

  • 雙鯉濕地自然中心でコーヒータイム

    雙鯉濕地自然中心でコーヒータイム

  • 北山古洋樓<br /><br />古寧頭戦役の際、この南洋風の洋館は道路の要所に建っていたため、共産軍が指令部として使用。<br />国府軍の反撃の際、双方はここで激戦を展開。<br />洋館の壁には弾痕が無数に残っており、戦いの激しさをうかがい知ることができます。

    北山古洋樓

    古寧頭戦役の際、この南洋風の洋館は道路の要所に建っていたため、共産軍が指令部として使用。
    国府軍の反撃の際、双方はここで激戦を展開。
    洋館の壁には弾痕が無数に残っており、戦いの激しさをうかがい知ることができます。

  • 「古寧頭の戦い」・・・戦闘は突如起こった<br />1949年10月25日早朝(午前2時)、夜に大陸を出発した共産軍2万人は、ジャンク船数百隻に分乗し、対岸からの砲撃による支援のもと、金門島の北西海岸に上陸。<br />戦史館で見たマルチスクリーンの映画では、兵士を乗せた無数の帆船が海峡を渡る姿が描かれていましたが、鎌倉時代の元寇の図と見間違える様な感じでした。

    「古寧頭の戦い」・・・戦闘は突如起こった
    1949年10月25日早朝(午前2時)、夜に大陸を出発した共産軍2万人は、ジャンク船数百隻に分乗し、対岸からの砲撃による支援のもと、金門島の北西海岸に上陸。
    戦史館で見たマルチスクリーンの映画では、兵士を乗せた無数の帆船が海峡を渡る姿が描かれていましたが、鎌倉時代の元寇の図と見間違える様な感じでした。

  • 金門島の北西部に上陸した共産軍は、海岸陣地を突破し島の中央に向って進撃。しかし、重火器を待たない歩兵部隊の悲しさ。当初、島の六分の一ほどを掌握しましたが、反撃準備が整った國府軍の反攻で、翌日には進撃は阻止されました。<br />この反攻に、米国製の軽戦車(M5A1スチュアート)が投入され、共産軍歩兵を蹂躙。対戦車兵器を持たず逃げ惑う兵は、キャタピラに押し潰されたそうです。この軽戦車は後に「金門之熊」と名付けられ戦史館に展示されていました。海上でも、待機中の共産軍の船舶は國府海軍の砲艇・魚雷艇に撃破され、退路を断たれました。

    金門島の北西部に上陸した共産軍は、海岸陣地を突破し島の中央に向って進撃。しかし、重火器を待たない歩兵部隊の悲しさ。当初、島の六分の一ほどを掌握しましたが、反撃準備が整った國府軍の反攻で、翌日には進撃は阻止されました。
    この反攻に、米国製の軽戦車(M5A1スチュアート)が投入され、共産軍歩兵を蹂躙。対戦車兵器を持たず逃げ惑う兵は、キャタピラに押し潰されたそうです。この軽戦車は後に「金門之熊」と名付けられ戦史館に展示されていました。海上でも、待機中の共産軍の船舶は國府海軍の砲艇・魚雷艇に撃破され、退路を断たれました。

  • 26日午前10時、生き残った共産軍は上陸海岸の一角に追い込まれ降伏。二万名の共産軍の内、最後まで戦ったのは800名。戦闘中に6,000名が捕虜になったとのこと。(捕虜の人数は史料によってかなり食い違いがあるようです。何となく彼らの運命が想像されます)國府軍も大損害をこうむったはずですが、その死傷者数の公開史料も見つけられませんでした。<br />なお、この防衛戦闘を指揮したのは、たまたま視察中だった、旧日本軍人だったとの伝説もあるようですが真偽のほどは定かではありません。戦闘が終息した後、國府軍は第二回目の攻撃を警戒し、金門島を徹底的に要塞化し始めました。

    26日午前10時、生き残った共産軍は上陸海岸の一角に追い込まれ降伏。二万名の共産軍の内、最後まで戦ったのは800名。戦闘中に6,000名が捕虜になったとのこと。(捕虜の人数は史料によってかなり食い違いがあるようです。何となく彼らの運命が想像されます)國府軍も大損害をこうむったはずですが、その死傷者数の公開史料も見つけられませんでした。
    なお、この防衛戦闘を指揮したのは、たまたま視察中だった、旧日本軍人だったとの伝説もあるようですが真偽のほどは定かではありません。戦闘が終息した後、國府軍は第二回目の攻撃を警戒し、金門島を徹底的に要塞化し始めました。

  • 空港の近くにある<br />『州陶藝』

    空港の近くにある
    『州陶藝』

  • 前庭にも店内にも、さまざまなデザインの風獅爺が並んでいました。<br /><br />風獅爺たちに見送られるようにして、空港から帰路につきました。

    前庭にも店内にも、さまざまなデザインの風獅爺が並んでいました。

    風獅爺たちに見送られるようにして、空港から帰路につきました。

  • 日本語で書かれた観光ガイドはまだ少ないのですが・・・<br /><br />1.(左)JAA機内誌「AsiaEcho」2006年5月号<br /><br /> 石野真理さんが「風の守り神に恋して」<br /> と題して、特集記事を書いておられます。<br /> ※「食べる指さし会話帳・台湾」の共著者<br />  (片倉佳史さんのパートナー)<br /><br />2.(右)台湾観光・日本語版 2005年7・8月号<br /><br /> 8月号は下記サイトにて閲覧可能です。<br /> http://www.tit.com.tw/j_home.htm<br /> →雑誌→8月刊

    日本語で書かれた観光ガイドはまだ少ないのですが・・・

    1.(左)JAA機内誌「AsiaEcho」2006年5月号

     石野真理さんが「風の守り神に恋して」
     と題して、特集記事を書いておられます。
     ※「食べる指さし会話帳・台湾」の共著者
      (片倉佳史さんのパートナー)

    2.(右)台湾観光・日本語版 2005年7・8月号

     8月号は下記サイトにて閲覧可能です。
     http://www.tit.com.tw/j_home.htm
     →雑誌→8月刊

  • 3.金門県政府発行の<br />「金門観光簡介ビデオ」DVD<br /> 日本語音声も入っています。<br /> (リージョンフリー)

    3.金門県政府発行の
    「金門観光簡介ビデオ」DVD
     日本語音声も入っています。
     (リージョンフリー)

  • 4.これも県政府発行の<br />「金門観光導覧」<br /><br /> 中・日・英 併記です。<br /><br />※AsiaEchoは定期購読販売されているものですので、無料配布は原則はなしかと思います。<br />が、JALの支店・営業所などで試しに聞いてみられたらいかがかと。<br /><br />2.3.4.は、台湾観光協会で取り寄せてもらえると思います。<br /><br />台湾観光協会日本東京事務所 <br />105-0003日本国東京都港区西新橋1丁目5-8 川手ビル3F  <br />Tel: 03-3501-3591<br />Fax: 03-3501-3586  <br />Email: tokyo@go-taiwan.net <br />  <br />台湾観光協会日本大阪事務所 <br />530-0047日本国大阪市北区西天満4丁目14番3号6F  <br />Tel: 06-6316-7491 <br />Fax: 06-6316-7398  <br />Email: tbrocosa@pop02.odn.ne.jp

    4.これも県政府発行の
    「金門観光導覧」

     中・日・英 併記です。

    ※AsiaEchoは定期購読販売されているものですので、無料配布は原則はなしかと思います。
    が、JALの支店・営業所などで試しに聞いてみられたらいかがかと。

    2.3.4.は、台湾観光協会で取り寄せてもらえると思います。

    台湾観光協会日本東京事務所
    105-0003日本国東京都港区西新橋1丁目5-8 川手ビル3F
    Tel: 03-3501-3591
    Fax: 03-3501-3586
    Email: tokyo@go-taiwan.net
     
    台湾観光協会日本大阪事務所
    530-0047日本国大阪市北区西天満4丁目14番3号6F
    Tel: 06-6316-7491
    Fax: 06-6316-7398
    Email: tbrocosa@pop02.odn.ne.jp

  • 金門県政府<br />日本語 観光案内サイト<br /><br />http://tour.kinmen.gov.tw/japanese/

    金門県政府
    日本語 観光案内サイト

    http://tour.kinmen.gov.tw/japanese/

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