2009/03/20 - 2009/03/25
378位(同エリア523件中)
ちゃおさん
今回の旅行で、青島で泊まったホテルは題記の「聖地亜哥大酒店」。
大飯店とか大酒店がホテルを意味するのは、大体の日本人にも理解できるが、さてこの「聖地亜哥大酒店」、何と読むでしょうか?
Saint-Chaco,サンチャゴ=聖地亜哥だったんですね。
空港からのリムジーンバスに乗り、と言っても外国からのお客さんは皆出迎えがいるかタクシーで街まで行ってしまったので、バスに乗っているのは中国人20数名と外人は当方だけ。
20元支払って終点の青島駅で下車し、上記ホテル名「聖地亜哥大酒店」のプリントしてあるネット予約表をタクシー運転手に提示したところ、「ああ、サンチャゴ・ホテル」と言うような言い方で、当方も漸くこの漢字が「サンチャゴ」と読むことを理解した次第である。
当方、個人で外国旅行する際は、最初と最後の晩は、ネットで安上がりのホテルを予約しておくが、今回も又、Octopusのネット予約で、1泊3800円の部屋を予約しておいた。
Octopusのネットの中では一番安く、又名前も「聖地アカ・ホテル」と言うような少しロマンチックな名前であり、ここに決めた次第だったが、実際の発音は「聖地」ではなく「セイント」でした。
中国人はアメリカのことを「亜米利加」と表記し、略称を「米国」(ベイコク)としないで「美国」(メイコク)とするような雅叙の心を持っているが、このサンチャゴも「サン」に「聖」を当てるなど、心奥床しい。
さてこのホテル、海に面し、駅にも大桟橋にも近く、又、歓楽街台東地区にも香港街にもそれ程遠くなく、直ぐ目の前には魯迅公園もあったりして、ロケーションは抜群だ。
ホテルは3星にランクされているが、部屋数は多くなく、こじんまりしたホテルではあるが、部屋は広く、トリプルの部屋を一人で使用する贅沢さ。朝食付きでこの値段はお買い得の感があった。
ホテルは旧市街地に近い場所にあり、周辺を歩くと、まだ古めかしい戦前の住居の跡とか、嘗ての有名人が住んでいた故居なども目にする。
温暖で風光明媚なこの土地に多くの文人墨客なども居を移したに違いない。
ちなみに2−3挙げるといま言う魯迅に老舎、康有為、蒋介石などなど。
港町の常なのか意外と坂が多く、曲がりくねった坂道を上り下り、それ等の故居を訪ね歩くだけでも、歴史あるこの街の観光ともなるものだった。
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アカシアの大連とは違って、この街にはスプルーアンス、ヒマラヤ杉などの常緑高木の街路樹が多い。
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案外丘、坂も多く、公園なども綺麗に整備されている。この坂の上に「観海山」公園がある。どこか「観潮楼」を思い出す。
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青島は日清戦役時の李鴻章率いる北洋艦隊の投錨地。今でもこのような海軍記念館が残されている。
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又、海洋大学も立派なものである。中国の躍進を感じさせられる。
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ホテルの窓から見た外の景色。魯迅公園が直ぐ目の下の右手にあった。
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聖地亜哥大酒店。部屋の調度は1泊3800円にしては、上等だった。
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Amenityも値段以上のもの。
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シドニーのオペラハウスを思わせるようなこのレストランは営業不振の為か現在は休業中。
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通りにはこの様な海鮮食堂もある。
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牡蠣に貝に青島ビール。しかし牡蠣は日本やタイの方が味付けは上だった。
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大桟橋近くにある戦前からの建物。
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同じく大桟橋近くにある海鮮土産物店。中国全土から集まる観光客相手に、多種多様な海産物が売られていた。友人、タイ語サークルの皆さんにもここで咲割きイカ、小かに、乾物等のお土産を買う。
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ナマコの干したのとか、辰のおとしご、等、日本では余り見かけないような海珍物も売られている。
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ライトアップされる大桟橋。
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青島の夜はこよなく美しい。
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