2009/02/28 - 2009/03/01
4979位(同エリア6046件中)
ちゃおさん
2月最後の土曜日、奈良西の京を歩く。
近鉄西大寺駅を降りて直ぐの場所にある西大寺。聖武天皇の頃、東の東大寺にバランスを取るかたちでこのお寺が造営されたが、東大寺には大仏さん、毘盧遮那仏が安置されているのに比べ、この寺には目玉になるような仏様もなく、人気度は著しく低かった。
その分観光客も集まらず、早春、如月の午後ゆっくり境内を歩くことも出来た。
謡曲「百萬」の舞台にもなった鏡池。1000年の歴史が今に残っている。
奈良・菅原の住宅地を菅原神社に向って歩く。車の通れないよう
な狭い道が神社に続いている。江戸時代或いはそれ以前からの神社創建当時からあるような狭い道だ。
菅原天満宮境内は今梅の真っ盛り。菅原道真が生まれ育ったこの地に神社は出来ている。奥の方では梅祭りも行われているらしい。七五三を祝う家族連れが神主の扇動で内陣から出てきて、記念写真を撮っている。この神主さんも又菅原さんだろうか?
住宅街を暫らく歩くと、前方に小高い木々に覆われた小山が見えている。垂仁天皇陵だ。確か日本では仁徳天皇陵に次ぐ大きな陵墓。
御陵を取り巻く大きな池には鴨の群れが羽を休めていた。この池の大きさ。先日訪問したアンコールワットの堀と変わらない位に雄大だ。
御陵、城郭を廻らす掘割。中国には無い文化だが、これ等は矢張り南方、クメールの地から齎された遺風なのだろうか。
早春の風が気持ちよくそよぐ大和路。遠くに見えるのは薬師寺の塔。更に遠くには東大寺の屋根と若草山。菜の花は見えないが、早春の花も道野辺に咲いている。
鑑真さんの唐招提寺は時間がなく、山門から境内を眺めただけで素通りしたが、芭蕉の「若葉してお目の滴ぬぐわばや」、を思い出しつつ、又、いつか訪ねた奥の院、食堂などを思い出しつつ、この先の薬師寺にいそぐ。
閉門時間にはまだ少し余裕もあったが、梅の香りに満ちた境内、薬師如来と聖観音。両親の病気祈願をした思い出、東西五重塔と高田好胤さん、等々、慌しい中に平城の空気を吸い、この寺を後にした。
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聖武・平城のころ、東の東大寺と並び称せられていた、西大寺境内。訪ねる人も少なく、静かな境内だ。
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謡曲「百萬」に出てくる鏡池。1000年前の故事が今に生き続けている。
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塔頭の一つ。外の参道からも大きく見える仏様。
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菅原天満宮は今梅が真っ盛りだった。
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三筆の一人、菅原道真公を祀る筆塚。
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七五三のお祝いだろうか、今日は神主さんも大忙し。ここの町名は菅原町。神主さんもひょっとして菅原さん?
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垂仁天皇陵。記憶違いでなければ、仁徳陵についで、日本で2番目に大きな陵墓。
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広大な堀は、どこかアンコールワットの掘割も思い出す。クメール、久米、米、は海上の道を通って、この奈良にまで齎したのか。
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御陵の堀で休む鴨の群れ。鴨は又北方との往来。加茂氏、賀茂氏に通ずるか。
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遥かに見える東大寺の屋根。若草山は大きく草が刈られている。
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西の京、少し先に薬師寺の塔もみえる。
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この辺り、奈良朝の頃から続いているのだろうか・・奥床しい築地塀。
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鑑真さんの唐招提寺は今日は外から眺めるだけ。
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唐招提寺山門。
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山門から正面の本堂(金堂)を見る。
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唐招提寺と薬師寺をつなぐ古来からの道路。
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このお寺も又梅の香りに満ちていた。
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薬師寺西塔。高田好胤さんの努力(写経)により再築された。
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薬師寺ご本尊、薬師如来(国宝)。天武天皇が皇后(後の孝謙天皇)の病気平癒の為に建てられた。
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国宝、観音堂に安置されている聖観音(国宝)。
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