2009/01/19 - 2009/02/05
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ちびのぱぱさん
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アジアに限らず、地方都市の高層ホテルからの眺めはなかなか良いものです。
しかし、私のイメージですが、一国の首都ともなるとそうはいきません。
これでもかというように高層ビルを建てるのです。
シンガポール、クアラルンプール、バンコク、台北……。
きっと首都としてのメンツがあるのでしょう。
ところが、このプノンペンときたら、ほとんど、高層ビルと呼べるような物はありません。
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今回泊まったのは「アジアパレスホテル」。
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8階の部屋からは、セントラルマーケット、ワットプノンなどが簡単に見渡せます。
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そして、夕日がとてもきれいです。
首都で、地平線に沈み行く夕日を堪能できる場所というものを初めて知りました。 -
眼下のシャルルドゴール通りには、譲ることを知らないあらゆる種類の乗り物が、
交差点で立ち往生したまま、さっきから全く動いていません。
こんな様子ですから、わたしらが道路を横切ろうとする時は、
大井川を渡ろうとする、江戸時代の旅人のような心境になるのです。 -
道路を走っているのは、
よれよれのポンコツ車、バイク、トゥクトゥク、屋台、力車、ソンテウのような乗り合いタクシー、自転車などなど。 -
ところが、それらの乗り物に混ざって、と言うか、蹴散らすように、
ピッカピカのベンツや、ランドクルーザーなどのピックアップトラック、RV車が驚くほどたくさん走っているのです。
バンコクや、クアラルンプール、いえいえ日本でさえお目にかかれないほどの率で、それらの高級外車が走っているのです。
ODAって、何でしたっけ?
政治に疎い人間ですが、政府開発援助についてはニュースで報道される程度には、聞きかじっています。
こういうのは「げすの勘ぐり」というのでしょうか、
私はそれらの高級車の流れを見て、思わずそのローマ字3文字が思い浮かんだのでした。
まあ、これ以上書くと愚痴にもなりそうですから、この辺でやめたいのですが、
ひとこと言わせてもらえば、
役人の不正が生む格差社会は憎しみを生み、
憎しみは社会のゆがみを生み、やがてはポルポトのような怪物を生み出すのではないかと。
この国が同じ過ちに向かって再び歩み始めているとしたら‥‥、
そんな暗澹とした気持ちにとらわれたのでした。
私の深読みであって欲しいと思います。 -
ホテルでしばらく休んだあと、(写真:夜のアジアパレスホテル)
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近くにあるアジアホテルの裏手の東北餃子と中華拉麺という二つの店をはしごしました。
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店の前ではガイドブックにあるとおり、麺打ちのパフォーマンスをやっていました。
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「中華拉麺」のラーメンも、「東北餃子」の餃子もそれぞれ、一杯、一皿1ドルです。
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おいしかったですよ。
特に、「東北餃子」点の水餃子がうまかったです。 -
餃子を焼くお姉さんをぱちり。(東北餃子)
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満腹のおなかの腹ごなしに、モニポンという目抜き通りを南に少し歩いてみます。
程なく、とても高級そうな、この都市にはまだ不似合いな感じの「日本料理店」を発見!
そして、店の前には、例の「高級日本車」数台が
歩道にまで乗り上げて、ぎっしり停まっているのです。
それらの高級車を避けて通ろうとして車道にはみ出し、
あちらから来た猛スピードの、これまた日本製高級車に危うくひき殺されそうになったのです。 -
アジアパレスホテルは、わたしたちが旅に出る前に
「アジア縦断1700キロ路線バスの旅」
というような題の番組が放映されていて、その中で出てきたホテルでした。 -
永島敏行ともう一人若手のタレントがコンビを組んで、
チェンマイからベトナムまで路線バスを使って走り抜けるというのですが、
プノンペンに着いて最初に泊まろうとして、
「満室です。」
と断られていたのがこのホテルでした。
設備は十分で場所が良く、AsiaRoomというサイトでツイン朝食付きを3600円くらいで予約しました。
(写真:ホテルは吹き抜けになっています) -
翌日、徒歩でセントラルマーケットをひやかしてみます。
豚でしょうが、妙にリアル。 -
(まだ生きてます)
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セントラルマーケットの中はまるで迷路です。
火事でも起きたら大惨事になりそうです。 -
そのあと王宮や、国立博物館などを見て回ったのですが、
地図で見ていたのと違い、王宮はトンレサップ川の方が正面になっていました。 -
最初に地図を見た時、勝手に、町が広がっている方向、
つまり川があるのとは反対方向の西向きに王宮の門があるに違いないと思ったのです。
思ったと言うより、それ以外の展開は全く想像していなかったので、
セントラルマーケットからのトゥクトゥクが、ぐるっと回って川のある側に行った時は
「おいおい!間違えているぞ。」
と思わず言ってしまいそうになりました。 -
風水なのか、それとも、それだけ、このトンレサップ川とメコン川が合流する大河が,
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重要な役割を担っていたと言うことなんでしょうか。
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川の畔には、立派な船着き場があって、そこでは昼下がりのひととき、
うたた寝を楽しむ庶民たちの姿がありました。 -
下の川では人々が沐浴を楽しんでいました。
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濁って無表情な川面を見つめているうちに、なぜだか、とてもやるせない気持ちになって
一刻も早くその場を立ち去りたい気分に捕らわれました。 -
気分を変えて訪れた国立博物館は、予想を超える展示内容で、
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特にプレアンコール時代の彫刻が、力強く出色です。
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(ここまで撮影したら、撮影禁止であることに気づきました)
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夕方6時のバンコク行きの飛行機に乗るため、ホテルをチェックアウトしトゥクトゥクを捕まえます。
(写真:アジアパレスホテルの通りを隔てた町並み) -
昨日、シェムリアップからのバスを降りたところから
ホテルまで送ってもらったラーという名のトゥクトゥクの運転手は、
約束の時間に現れなかったので、
ホテル前にたむろしていた人の良さそうな運転手に頼んで空港まで連れて行ってもらいます。
空港へと続く道には、三菱やベンツのでっかいショールームがあって、
所狭しと高級車の新品が並べられていました。
それらを見ながら、
この町にもう一度来ることが果たしてあるだろうか、
そして、もしもう一度来ることがあったとして、そのとき、
この町はどのように変わっているのだろうか、と思うのでした。
願わくば、この国が平和であり続けますように。
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