2008/12/30 - 2008/12/30
740位(同エリア1326件中)
ぬいぬいさん
明治22年に開港された門司港は、北九州の工業の発展ともに大陸貿易の基地となり、最盛期は、月に200隻もの外港客船が入港し、年間600万人の乗降客があり、街には商社や銀行などのビルが建ち並び、夜の盛り場には、洋行客相手の店も多く、門司港の街を九州の表玄関として、華やかに賑わいを見せていました。
その後は北九州の工業の衰退、関門トンネルの開通、飛行機の発達による航路での旅行者の激減により徐々に門司の町は寂れていきました。
それから100年、潮騒やカモメの声は昔のまま、昔ながらの建物とあたらしい建物が混ざり合い、新しくて懐かしい門司港に生まれ変わりました。粋でモダンな街、何かほっとする懐かしさを感じさせてくれる街。
そんな大正浪漫の漂う、門司港の街並みを電動チャリで走り抜けました。
この街、いいなあ、好きだなあ・・・。
- 交通手段
- 自転車
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対岸の下関の唐戸港から連絡線でわずか5分で門司港へ上陸。
門司港駅 駅
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昨日の夜ライトアップされた旧門司税関を見ましたが、昼間見るとまた違った感じですね。
北九州市旧門司税関 名所・史跡
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あとで自転車を借りたら関門橋の袂まで行って見ましょう。
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先ほどまでいた下関の光景
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ちょっと変わった建物は下関水族館 海響館
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ジョイント門司レトロで電動自転車を借りて海岸線をノーフォーク広場までひとっ走り。関門橋が間近になってきました。
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碇の置かれたこのノーフォーク広場は、北九州市の姉妹都市、米国ノーフォーク市にちなんで名付けられた海浜公園。
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更に海沿いに進んで関門トンネル人道へと向います。
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ただ今関門橋の真下を通過
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門司港川の人道入口のエレベーターを降りて800m足らずの人道を自転車を押しながら歩きました。中間点よりやや門司よりに県境があります。ここは、歩行者専用道路なので自転車は走れません。
門司港駅 駅
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わずか10分足らずで対岸の下関に到着しました。地上に上がると関門海峡に向った大砲が並んでいました。
ここは源氏と平家の最後の合戦となった壇ノ浦の戦いの舞台でもあります。 -
また人道を通って門司に渡り、ここからは快適にサイクリング。まずは門司電気通信レトロ館。
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この建物は大正13年に建築された門司で最初の鉄筋コンクリートの建物です。逓信省門司郵便局電話課庁舎として建てられたもので、外観は放物線アーチと垂直線を基調とした「ドイツ表現主義」に通じる手法が用いられていて、洗練された大正モダンを今に伝え門司港地区のレトロ構築を代表する建物の一つとなっています。
門司港駅 駅
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次に向ったのは、旧岩田酒店。
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明治32年に創業の酒屋さんで、この建物は大正11年に建てられたもので、母屋、土蔵、防火煉瓦壁が北九州市指定文化財になっています。
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「第一船だまり」は、門司に最初にできた港。
昨夜は夜景がきれいでした。 -
こんな感じ
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門司港はバナナの叩き売りに発祥の地。それでバナナマン?
門司港駅 駅
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すぐそばにはこんなレトロなガス灯が
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門司港駅のすぐ隣にあったこの建物は、旧JR九州第一庁舎(旧三井物産門司支店)
昭和12年に建てられたこの建物、竣工当時は九州で一番高いビルだったそうです。 -
海岸沿いに何やらやたら大きな倉庫のような建物発見。
これは、旧門司税関一号上屋で、戦前は「大連航路上屋」の通称で呼ばれていました。北九州市旧門司税関 名所・史跡
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すっかり荒れ果てていますが良く見るとアールデコ調の外観で、つぶれた映画館といった感じもする建物です。
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当時の国際貨客ターミナルで、大陸植民地への表玄関だったところで、当時はすぐ横の道路部分に岸壁があり、大陸への玄関口として大型客船が接岸していたそうです。
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1929年(昭和4年)に大蔵省営繕管財局工務部工務課の設計により清水組で建築されたものですが、設計には国会議事堂を手がけた大熊喜邦もスタッフに加わっていたとか。
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外壁には下階 旅具検査場と文字が残されています。
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2階は待合所になっていたようです。
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玄関脇にあった説明板を見ると大型客船が接岸し見送るのテープが何本もたなびいている写真があり、往時の賑わいの様子を伝えています。
今はこんな廃墟と化しています。 -
駅のそばできれいな建物発見。ホームリンガー商会、外資系の会社です。
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長崎のグラバー邸のグラバー社の社員だったEホームとFリンガが設立した英国スコットランド系の会社。昭和
27年(1952年)に建築されたものです。 -
こちらは九州鉄道記念館の赤煉瓦の九州鉄道の旧本社。現在は鉄道博物館になっています。
九州鉄道記念館 美術館・博物館
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栄町銀天街の南側の大通りの1本中に入ると。こんな感じの木造三階建ての建物が建ち並ぶ一角があります。
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狭い通りなので3階建ての建物が威圧感を受けるほど大きく見えます。
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明治・大正と官庁街として賑わい接待用の料亭が軒を並べた清滝地区にあった三宣楼の看板発見。石垣の上の見上げると・・・
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ありましたこれ。
昭和5年に建てられた高級料亭「三宣楼」現在は老朽して廃屋になっています。 -
通りを一本はいるとこんな懐かしさを感じさせる街並みが続いています。
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このアーケードは栄町銀天街
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ただの古い倉庫と思いきや、出光興産の創業者、出光佐三誌のコレクションを展示する私設美術館。これ大正時代に建てられた倉庫をコンバージョンしたものです。
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残念ながらこちらも年末で休館でした。
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マリーゴールド門司港迎賓館は、ハウスウエディング用のレストラン。もともとこの建物は1950年に福岡銀行門司支店として建設されたもので、外観は石造を模したモルタル洗い出しで、隅の部分をアールにしてドリス式オーダーを配した典型的な銀行建築になっています。
門司港駅 駅
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窓の周りを悲しい位けばけばしくされてしまい、建物が泣いてますよ。
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山口銀行門司支店は、旧横浜正金銀行門司支店として1934年に建築されました。二本のトスカナ式円柱の間に玄関があり、2階窓の上には花網装飾があります。
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そろそろお昼、何にしようか考えましたがなかなか思いつかないため、駅前で客引きしていた人力車のお兄さんにランチのお勧めを聞いたところ、やっぱ「焼きカレー」でしょうとのことで、お薦めのお店に向いました。
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お店の名前は忘れましたが、横浜の伊勢佐木町にあったカレーミュージアム(今はありません)で人気店だったお店で焼きカレーを。
当然、まずはビール。 -
そしてこれ門司名物「焼きカレー」
普通のカレーに玉子とチーズを乗せてグラタンのようにオーブンで焼き上げたもので、昭和30年代に門司港の栄町銀天街にあった喫茶店が発祥とされているとか。
香ばしく焼けたカレー うまかった。門司港駅 駅
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この旅行記へのコメント (4)
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- けーしちょーさん 2009/02/03 11:24:15
- おおっ!!バナナマン
- ドアラが九州に行った時に、いましたヨ〜
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/k/doala/mojiko/index.html
うれしくてつい。
しっかし。
自転車に乗らなくなってどのくらい経つかなぁ。。。
若い。若いよぉ。ぬ様。
けーしちょー拝
- ぬいぬいさん からの返信 2009/02/03 19:01:32
- RE: おおっ!!バナナマン
- キャラ物は苦手で目玉親父以外さっぱりわからなくて・・・
ドアラの正体ようやくわかりました。
バリバリのトラキチなのでトラッキーだけはわかるのですが。
バナナマン?
これも何?
ところでけーしちょうさん 自転車乗らないの?
旅先で一番効率の良い移動手段はチャリですよ
北海道でも京都でも どこでもチャリ
今回の門司は電動チャリ
おばちゃんのように電動ママチャリで走り回りました。
若いと言うか、おばちゃんが入ってると言うか・・・
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- たらよろさん 2009/01/24 12:25:01
- もしや・・・
- 最後の写真は焼きカレーですよね〜〜
お味いかがでした?
私も3月に九州縦断してこようかなって思ってて焼きカレー、かなり期待しているのですが。。。
たらよろ
- ぬいぬいさん からの返信 2009/01/25 23:58:45
- そうです。焼きカレー
- お昼は何にしようか迷った挙句食べたのが、焼きカレー。
門司港が発祥だけあって、いろいろお店がありましたが、隣に行列のお店があったのですが、時間がなかったので、今はなき横浜のカレーミュージアムにも出店していたという、人力車のおにいさんお薦めの専門店で食べました。
普通のカレーに生卵とチーズをかけてオーブンで焼いたいたってシンプルな料理でしたが、普通のカレーとはちょっと違って香ばしさもあっていけてました。
春は九州ですか。いいですね。
14年ぶりに訪れた九州。スッカリ気にってしまいました。
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