2008/12/29 - 2009/01/06
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azianokazeさん
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スコータイ1日目は大晦日。
宿近くの公園ではカウントダウンパーティーが催され、夜空に沢山の熱気球コムローイが放たれました。
一夜明けて元旦の朝、通りでは托鉢のお坊さんを迎える市民の列ができていました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- バンコクエアウェイズ
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夕食は英語メニューがあるような店で食べていました。
味は・・・。それより問題は蚊の多いこと。
じっとしていると蚊の餌食になりますので、ハエのように絶えず脚をすり合わせながら食事していました。
蚊取り線香を持参したこともありますが、店で頼んだら出してくれました。言ってみるものです。
(もっとも、“蚊取り線香”というのが最初は通じず、近くにいたタイ語できる欧米人が助けてくれてようやくわかってもらえたのですが)
写真はナイトバザール付近の様子。
上記のような店で食べるよりは、はるかにおいしそうなものを皆食べています。
ただ、こういうところは慣れない人間には、どんなものが食べられるのか、そういう風に頼んだらいいのか、わからないことが多く、結局今回は利用しませんでした。 -
今夜は大晦日。ホテル近くの広場では新年を祝うカウントダウンが賑やかに行われていました。
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美人コンテストの類のようですが、オカマ・・・でしょうか。(声が野太いので・・・違っていたら、出演者の皆さん、すみません。)
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有力スポンサーがいるようで、抽選で参加者に自転車などの賞品が景気よくばら撒かれていました。
賞品をもらうときステージ上でスポンサーらしき人物と写真におさまります。
政治絡みなのかどうかはわかりません。
もし、政治絡みだとしたら、バンコクよりタクシン派の牙城チェンマイに近いので、タクシン派の方でしょうか。 -
そんなことを考えながら見ているうちに、いよいよ0時。(写真左上のスクリーンは00:00:01)
恒例カウントダウンとともに花火が夜空に・・・と、これはどこでも見る光景です。 -
ユニークなのが写真の風船というか熱気球というか・・・これを数十個、次々に夜空に放ちます。
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人の背丈ほどでコンドームを短くしたような形で、白い紙で出来ており、下部中央で蝋燭をしみ込ませたものを燃やし、温まった空気で飛ばすもので、“コムローイ”と呼ばれるものです。
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スコータイは、旧暦12月の満月の夜、ローイ・クラトーンと呼ばれる灯篭流しが行われることで有名ですが、当夜は池には数知れぬ灯篭、そして夜空にはこの熱気球コムローイが放たれるそうです。
是非そのときにまたスコータイを訪れたいものです。 -
解き放たれたコムローイはふわふわと上空に上がっていきます。
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人々はコムローイとともに不幸や悪魔が一緒に飛んでいくように祈ります。
また 仏陀により近づく意味もあるそうです。 -
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幻想的な光景です。
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風に流されるコムローイは大体同じ方向に飛んでいきます。
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なかには木に引っかかるものも。竿ではずそうとすると気球自体に火が燃え移ったりもします。
火の玉を飛ばすのですから、危ないことは間違いありません。
実際、火災なども起こるようです。
日本では、まず消防が許可しないでしょう -
下手な写真では雰囲気が伝わりませんが、星のように夜空高く舞い上がった沢山のコムソーイはまるで天の川のようです。
この旅と今年1年の無事を祈ります。 -
一夜明けて元旦の朝、と言っても9時頃になっていましたが、街に出ると通りに大勢の人だかり。
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車に乗ったお坊さんがその人達にお祓いみたいなことをしながら向かいの建物に入っていきます。
どうもその建物は僧院のようです。 -
その後も人だかりは残ったままで、何かを待っているよう。
私も何がやってくるのか待つことにしました。
しばらくするとお坊さん達の一団がやってきます。
托鉢帰りの一行のようです。 -
托鉢自体は仏教国タイでは珍しくありません。
チェンマイでも見たことがあります。(多分)
ミャンマーやラオスでもよくみかけます。
ただ、この時間、街中で、しかも熱狂的な人々の歓待ぶりからすると、通常の托鉢ではなく、元旦の特別行事のように思えました。 -
普通のお米などを差し上げる人もいますが、インスタントラーメンとか牛乳パックとかスナック菓子などをこぞってお坊さんが手にしている鉢に入れています。
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それにしても、インスタントラーメンとかお坊さんも食べるのでしょうか。
厳しい戒律がある上座部仏教ですが、男性は一度は仏門に入るというように、ある意味では俗世間と緊密なつながりがあるとも言えますので、案外食べるのかも・・・。 -
伝統的なお米を寄進する人も
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托鉢の列は長いので、先頭の坊さん達はいろんな物をもらいますが、後ろの坊さんがやってくる頃には、沿道の人達もあげつくして、お米をもらうぐらい・・・といった感もあります。
でも、もらったものは全員で分けますので、別に問題はありません。
もらった者勝ちの俗世間とは違います。 -
坊さん達の列に軽トラック2台が伴走しており、鉢がいっぱいになると荷台の米袋みたいなものに引き取ります。
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毎朝スコータイで朝食を食べていたパンとコーヒーの屋台
伝統的タイ料理のヌードルでもいいのですが、やはりこちらの方が馴染みます。 -
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初日は目玉焼きも焼いてもらいましたが、大変そうなので(向こうはお金になればそれでいいのでしょうが)、翌日からは薄いトーストとコーヒーだけのプレーンな朝食にしました。確か20バーツ(約50円)だったと思います。(目玉焼きつきで70バーツ)
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朝食後、先程のお坊さん達が入っていった僧院らしきところに私も入ってみました。
元旦なので初詣です。
日本を発つ際、福岡の駅構内に神社の初詣宣伝がいくつか張り出されていましたが、“こんなときだから神頼み”というストレートなキャッチコピーには、思わず納得してしまいました。
それはともかく、僧院の敷地には当然仏様の像があります。
ここの仏様は腰掛けています。 -
こちらは建物内部の仏像
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昨夜のカウントダウンや今朝の新年の托鉢が終わってしまえば、普段と変わらぬ1日です。
今日は、これから遺跡公園北部と西部をまわってみようと考えています。
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