2009/01/06 - 2009/01/13
4275位(同エリア5914件中)
shiiさん
8日間にわたる、エジプトツアーの旅も3日目。
アスワンの「ホルス神殿」「コム・オンボ神殿」を巡りますっ!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- エジプト航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
3日目。ルクソールのホテルでの朝食。
昨日のオムレツでの失敗を挽回しようと思ったが、
今朝は、たまねぎやジャガイモなどを炒めたものや、煮豆?を見つけたので、それで事なきを得た。
しっかり食べてアスワンへの旅に出発だあっ!! -
アスワンへ向け、走り出すバス。
ずぅーーーっと見渡す限り
緑溢れる大地。
畑や、ナツメヤシの木が、どこまでも続いている。
ずっと続く田園を見ていると、
ナイル川のもたらす恵みの大きさを感じさせられる。
エジプトにナイル川がなかったら、
文明も栄えなかっただろう。
エジプトの宝だなあ。 -
しばらくすると、
右手には緑溢れる大地。
左手は、岩壁が立ちはだかる地帯に。 -
ずんずん行きます。
-
おっ家も見えてきた。
-
家をカラフルにペイントしていて
かわいいなあ。 -
小さい町もある。
第一村人?発見。 -
少しだが、緑のある地帯も。
乾いた土地ばかりで大変だなあ。と思っていたので
少しほっとする。 -
おっ、にぎやかな街に入ったぞ。
写真には撮り損ねたんだけど、
店先でお茶してるおじさん達をよく見かけたなあ。
エジプトの街にはコカ・コーラやペプシの看板を掲げたカフェをたっくさん見かけた。 -
115キロを走って、アスワンへの中間地点
エドフに着きました!
ハヤブサの神を祀る「ホルス神殿」!!
エジプトで最も保存状態の良い神殿の1つだそう。 -
壮大で力強い、塔門のレリーフ。
王が、ホルス神とハトホル女神にいけにえを捧げている様子が彫られているそうだ。 -
塔門をくぐり、中庭へ。
-
奥の回廊をぐるっとまわって…
-
中の礼拝堂は撮影可なのが嬉しい。
ライトアップで
レリーフが浮き出されて、とても神秘的。 -
塔門のしっかりと彫ってあるレリーフと違い
こちらはとっても繊細なデザイン。 -
至聖所。
お神輿のように持ち手がついている。
実はこれはレプリカらしいのだが、
本当によくできていて、雰囲気に合っている。 -
列柱室。
1本、1本のレリーフが美しい。
神々が描かれている。 -
天井は、ほんの少し色彩が残っている。
-
中庭から塔門を見たところ。
-
塔門をくぐる時にあった神々のレリーフ。
ホルス神殿でも、顔の削られたレリーフがいくつか
見られた。
国の中で宗教間での諍いなどで
いきさつがあったにせよ、
やはり完全な形で後世に残してほしかったなあ。
などと勝手ながら思わずにはいられない。 -
おおー!
会いたかったよホルス君。 -
シャキーン!
横顔も見てやってー -
神殿の外の様子。
-
神殿を下りた所にあるスフィンクス像に
見送られながら、ホルス神殿をあとにする。
バイバーイ! -
エドフの街。
TVでしか見たことがなかったけれど
エジプトにはガラベイヤを着て、
頭にターバンやスカーフを巻いた人達が
本当にたくさん居る。
当たり前なんだけど、なんかふしぎで。
(現代は洋服率もっと高いのかと思っていたのだ。) -
橋を渡る。
穏やかな昼間のナイル川。
客船もゆっくり進んでる。 -
お次は
コム・オンボ神殿へ。
後ろの席で爆睡してしまい
着いて皆がバスを降りていった直後に目覚めた。
靴を履き、上着をつかみ、すんごいバタバタして
あわてて皆の後を追っかけた。
アセった〜。
結構走ったくせに、何事もなかった顔でごまかし
「きれいなお庭ですよねー」とか
のんびり話しかけつつ撮った一枚。
神殿の前に広がるお店やテラス。 -
少しトロピカル?
-
階段を上がるとありました!
ワニを祀る、二重構造、の珍しい造りで有名な
「コム・オンボ神殿」!!
左右対称に出入り口があり、
左が「ホルス神」
右がワニの神セベクに捧げられている。 -
全体的にがっちりした印象の神殿。
-
右のセベク神は、うっすら緑色が残っている。
-
セベク神に何かを捧げている図。
-
とても、はっきりとしたレリーフ。
これは何をしている所?
手に持っているのはダウジング的なものに見える…? -
当時の365日のカレンダー。
セベク神とホルス神と2つ分、同じカレンダーがある。(いろんなものが二つ分ある神殿なのだ)
何月何日は、このお供え物をして…というような表記もちゃんと書いてあるのだそう。 -
昔のお産の図。
お産用の椅子に座っている女性が描かれている。 -
当時、使われていた医療器具。
ナイフやハサミのようなものがはっきりとわかる。
お産や、手術など、当時すでに医療というものがあったのだ。
(ミイラも造れるくらいだから納得なのだが、改めて早い時期からの文明の高さに驚く…!) -
こちら食べ物や食器の絵。
ブドウや木の実もコロンとして描かれていて
なんだかカワイイんだなあ。 -
さぁて、とうとうワニのミイラとご対面の時間…!
ドキドキ。 -
これがワニのミイラですか…!!
形といい、デコボコした質感といい、
完全に原型をとどめている。
人間のミイラと全く同じ手順で造られているんだそうだ。
ワニは本当に大事に神聖に祀られていたのですね。 -
その昔、水位を測る役割だった井戸?
一時は、ナイル川に出没するワニをこの中で大事に飼っていたという記録もあるんだそうだ。
確かに神様として崇めているとは言え、
こういう深い所に居て頂いたほうが安全?ですよね。
この中で、ワニくん達がバッタバタしてたのか〜
なんかそんな絵が見えてきたぞ。 -
コム・オンボ神殿から見た景色。
高台にあって、川からの風も本当に気持ちよくて、
時間があれば、ずっとボ〜っとしていたかったなあ。
遺跡の中では心地よい立地にありました! -
遠目から見るコム・オンボ神殿。
とっても心ひかれるレリーフ。
素朴などっしり丸みをおびた外観。
ナイル川を一望できる、風が心地よい丘。
コム・オンボ神殿は
壮大なスケールの神殿とは
ひと味違った素朴な良さをたくさん感じることができました。 -
帰り道の通路で公衆電話をパチリ。
エジプトはこんな感じなのか〜。 -
駐車場に向かう道にポツンとたたずんでいた木。
なんだか自然のアートにも感じる? -
アスワンのナイル川沿いを走ります!
-
ナイル川沿いの昼食のレストランに着きました!
そこからの眺めです。
ファルーカもゆっくり進んでいます。 -
今日は「タジン」。
ほとんどビーフシチューと同じでした。
だから結構食べやすくて嬉しかったなあ。 -
本日のホテルに到着!
アスワンの「イシス・コルニーシュ」です。 -
お部屋は、ひと部屋ずつコテージになっています。
-
お庭も見渡せるようになっています。
(中には家庭菜園ぽいものも?) -
お部屋前はこんな感じです。
-
お部屋の中です。(ベッドの上が荷物で散乱していて失礼!)
外は、一軒ずつのコテージできれいなのですが、
お部屋の中はまあまあといった感じデシタ。
[ちょっと残念だった所]
部屋はタバコのにおいが付いていて、ノンスモーカ ーな私には、ちとツライ。
部屋のランプも一つ切れており、絨毯も砂が付いたままで、掃除機をかけていないであろう様子。
・一軒に一つ付いているお庭を見て過ごしたかったものの、目の前が各部屋の通路でもあり、人がよく通るので、結局カーテンを開けて過ごす勇気がない私は明るい時間でもほの暗〜い部屋で過ごすことに…
(でも水まわり関係は大丈夫でした。) -
お昼以降は、皆でアスワンのスークを散策。
ホテルから、道路を渡って一直線。
1分も歩かぬうちに賑やかな通りへ… -
最初はひとり参加ゆえ、皆に付いていたが、
途中から、個々の買い物で時間差ができ、
少しずつバラバラに…。
気がつけば一人になっていた。 -
最初はわぁ〜い!買い物だあ〜!!
とドキドキしつつも、
お土産どれにしよっかなあ〜と楽しみで仕方がなかった私。
エキゾチックな布とか、エジプトらしい雑貨に胸がときめいていた。
ただ、すべて値段表記されておらず交渉なのだ。
バトル慣れしていない甘〜い私にできるんだろうか?
(ここからネガティブ・オーラが出ちゃうので、嫌な人は飛ばして下さいネ)
そしてバトルは始まったものの、添乗員さんの言った通り、どこに行っても最初からかなり高額な値段をふっかけられる。
自分の場合、女一人だからなのか、
幼くみえたのか、完全になめられており、
買いたいものの値段が適度に下がるまでに
1品につき10分〜30分はかかる始末…
関係ないけど、店のおじさん達は、
皆、いちいち顔が近いんだコレが!(笑)
そして強引なのは皆同じで、
ひどい時には「いらない」と言っても腕をつかまれ
店の奥に引っぱられ、通せんぼされたり…!!
こ、怖いよ〜!!(ビビリまくり。)
私の記念すべき交渉一品目は、ねばったものの、
予想より結構高い値段で買うことに… トホホ…
その後、いくつか買い物したのだけれど、
高額から下げていく交渉が面倒くさくなり、
あまりの強引さに腹も立ち、
私は戦意喪失でトボトボとホテルに戻った…
そして、今回交渉をまったく楽しめなかった自分にも
しばらくヘコみ。
(「楽しくねぎってお得なお買い物しちゃった♪」的なパターンも少なからず期待していた2時間前の自分よ、ゴメンよぉ〜!!)
戻った部屋もタバコ臭くて暗かったため
ブルーさに拍車をかける。
なんなのさーー!! -
せっかくの旅行なのに、暗ーくなった私はホテルの外にもう一度出てみた。
そしたらそこには美しい夕暮れが…。
なんか救われた…。 -
月も出てきた。
ナイルの夜景に癒される。 -
夜は、船に乗って、島の「ヌビアン・レストラン」へ!
-
そして出てきた料理が
見覚えのある、「タジン」?!
デ・ジャヴですか?
(ただ、牛→魚になっていた)
美味しかったけど、まさかの2連チャンでビックリ! -
明日は念願だったアブシンベルへ!
ホテルに戻る船で気合を入れて
今夜はおやすみなさい…
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- エムさん 2009/01/22 13:04:04
- 懐かしいエジプト
- shiiさん、はじめまして!
足跡を辿ってお邪魔しました。
一人参加でエジプトに行かれたのですね。
去年の今頃は高齢の母を連れてエジプト旅行の最中だったと思い出し、
とても懐かしく拝見しました。
ルクソール、アスワン、エドフ・・・どこも思い出深いです。
アブシンベル、カイロとこれからアップされるのでしょうか?
楽しみにまた、お邪魔させて下さい。
エム
- shiiさん からの返信 2009/01/23 02:16:57
- ありがとうございます!
- エムさん、はじめまして!
メッセージをどうもありがとうございます!!
エムさんのエジプト旅行記は、どれもとてもイキイキと描かれていて、
楽しく読まさせて頂いたばっかりだったので、まさかご本人から
メッセージを頂けるなんて嬉しい限りです!
白砂漠、やっぱり素敵ですね。
私はNHKの「プラネット・アース」で緒形拳さんが行かれていたのを
見てから行ってみたかったのです。(いつか行ってみたい!)
本当に自然の創る芸術、ですね。
エムさんは、どの旅行記も、お写真がとっても綺麗で
風景の切り取り方などドラマティックで、雰囲気が大好きです。
そして、いろんな国に行かれていて憧れてしまいます。
エムさんの、たくさんある旅行記を、読んでいくのが楽しみです!
私は旅行記を作り始めたばっかりで、お恥ずかしい限りですが、
少しずつ、続きも立ち上げていきたいと思います!
本当にどうも有難うございました!
嬉しかったです!!
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
shii
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
shiiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
60