1962/01/17 - 1962/01/17
14635位(同エリア17103件中)
ソフィさん
1962年1月17日(水)
アメリカを一年経験してパリにやって来ているT君は、語学学校で同窓の、あるドイツ人マドモアゼルに惚れこんでいる。
東ドイツに育った彼女は、一家で命がけの西ドイツ移住を決意し、家族が全滅しないよう各人がバラバラになって国境を越えた。
この貴重な経験は彼女を立派に成長させ、その深く温かい人間性が素晴らしいと、T君はほめちぎる。
「生涯の伴侶にしたいので結婚を申し込みたいが、君の意見はどうか」
と、聞かれるが、
「あと数カ月待って、日本に帰ってからにしてはどうか」
と、答えている。
ここにきて初めて家内から送ってもらった金を受け取りに、東京銀行に行く。
230ドル(82,800円)は、毎月150ドル(54,000円)フランス政府から貰っている手当に比べても大きく、一度に豊かになった感じがする。
1%の手数料を払って、早速トラベラースチェックに替える。
現地貨幣に両替する場合、現金より有利だからだ。
しかし100ドル前後の月給に比べれば大きく、三人暮らしの家庭生活から見れば、さぞ大金だったと思う。
オペラ座が「白鳥の湖」、オペラコミックが「セビリアの理髪師」をやっている。
これまでの半年は旅行用の資金を貯めようとばかり外出を控え、あまりパリを見ていない。
これからは美術館やオーケストラ、名所旧跡など、もっとパリを知らなければならないと反省する。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
パリ(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
0