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8月3日<br /><br /> 朝6時起床。のんびりと一日の準備をする。王さんから連絡が入り、昨日いろいろ聞いてみた結果、知り合いの知り合いの知り合いの知り合いにお茶屋がある、という訳のわからない答えが返ってきた。大きな会社でなくて、小売業でもいいのかわからなかったが、ほかに情報も無いのでそこに行くことにした。<br /><br /> 10時ころ王さんがやってきて、一緒に自転車でお茶屋さん巡りをする。自転車で中国を走るのは初めてだが、かなり集中力がいることがわかった。どこもかしこも飛び出し注意で、一旦停止をする気配はどこにも無い、命知らずな奴らばかりである。交通安全に関してどうこう言う前に、普段から人々が譲り合う意識を全く持っていないことに日本との違いを感じる。<br /><br /> 大粒の雨が降り出したのでちょうど目の前にあったお茶屋さんに飛び込んで、どんなお茶を扱っているか聞いてみた。たまたまそこは黄山地方のお茶屋だったので、その地方のお茶がズラリと並んでいた。そこで簡単に話を聞いて店を出たが、まだ雨が止まないので、すぐ横にある喫茶店に入って話を聞くことにした。<br /><br /> メニューを書き写していたら店長に「やめてくれ」と取り上げられた。割高に設定してあるから情報が漏れてはマズイのだろう。店長にいろいろ話を聞いてみたが店の売り上げは年々よくないとかだんだん愚痴になってきたので適当に聞き流して足早に店を後にした。<br /><br /> しばらく自転車で走っていると、また雨が強くなってきたので急いで移動し、王さんの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いというお茶屋さんに入って、話を聞くことにした。店に入ってから、ものすごい雷を伴った豪雨になった。<br /><br /> 店の主人はまだ22歳という青年だった。すでに結婚しており、もちろん嫁さんも若い。話によると、実家が福建省にあり大きなお茶業者らしい。なるほど、それでこの若さにしては大きな店を持っているのか、と納得。お茶をいろいろと試飲させてもらった。<br /><br /> 中国の人たちにとっても、お茶は決して安くない。いろいろと話を聞かせてもらったので、500gで200元のジャスミン茶を1kg買うことにした。しかし、また雨が強くなってきたので雨宿りをさせてもらい、2時半くらいまでお茶を飲ませてもらった。<br /><br /> 帰り道、中国民航のオフィスで、モンゴル航空のリコンファームができるか聞いてみたが航空会社が違うのであっけなく「知らない」と言われた。仕方ないので王さんにお願いしてモンゴル航空のオフィスを探すことにした。<br /><br /> 自転車で20分くらい走って、住宅街の一角にモンゴル大使館と一緒にモンゴル航空のオフィスはあった。警備員に聞いてみると、今日から出発当日の朝まで誰もいないということで、リコンファームができないことがわかった。仕方ないので、多少の心配はあるものの、これは当日の朝まで待つことにして、また自転車で大学に戻った。<br /><br /> 4時ころ大学に到着し、今度は王さんにデジタルカメラの使い方について教えることになった。日本に住む友人のお土産だということだが、使い方がわからないので、一年くらい使っていないまま放っていたらしい。しかし、中国語の説明書は入っているので、おそらく、それを読むのが面倒なだけなのだろう。<br /><br /> 最低限必要であろう操作方法を一時間ほど教えたところで、王さんは納得して帰っていった。<br /><br /> 夕方ユンシャンに会った。相変わらず元気そうだ。日本語もだいぶ勉強したようで、去年に比べてだいぶ上手になっていた。一緒に内蒙古名物である羊肉のシャブシャブを食べに行った。日本にいつ行くか聞いて、どのようにして行くのか、困ったらどうするかいろいろ教えておいた。ただ、大学院の試験について手続きができているか不明なのがひとつ心配だ。帰ってから手伝うことは結構ありそうだ。<br /><br /> ユンシャンと帰る方向が逆なので店の前で別れて歩いて大学まで戻り、ホテルの部屋に戻ってテレビを見てから寝た。

モンゴル戦記(その47) 内蒙古編

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2002/06/18 - 2002/08/14

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きゃわだ

きゃわださん

8月3日

 朝6時起床。のんびりと一日の準備をする。王さんから連絡が入り、昨日いろいろ聞いてみた結果、知り合いの知り合いの知り合いの知り合いにお茶屋がある、という訳のわからない答えが返ってきた。大きな会社でなくて、小売業でもいいのかわからなかったが、ほかに情報も無いのでそこに行くことにした。

 10時ころ王さんがやってきて、一緒に自転車でお茶屋さん巡りをする。自転車で中国を走るのは初めてだが、かなり集中力がいることがわかった。どこもかしこも飛び出し注意で、一旦停止をする気配はどこにも無い、命知らずな奴らばかりである。交通安全に関してどうこう言う前に、普段から人々が譲り合う意識を全く持っていないことに日本との違いを感じる。

 大粒の雨が降り出したのでちょうど目の前にあったお茶屋さんに飛び込んで、どんなお茶を扱っているか聞いてみた。たまたまそこは黄山地方のお茶屋だったので、その地方のお茶がズラリと並んでいた。そこで簡単に話を聞いて店を出たが、まだ雨が止まないので、すぐ横にある喫茶店に入って話を聞くことにした。

 メニューを書き写していたら店長に「やめてくれ」と取り上げられた。割高に設定してあるから情報が漏れてはマズイのだろう。店長にいろいろ話を聞いてみたが店の売り上げは年々よくないとかだんだん愚痴になってきたので適当に聞き流して足早に店を後にした。

 しばらく自転車で走っていると、また雨が強くなってきたので急いで移動し、王さんの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いというお茶屋さんに入って、話を聞くことにした。店に入ってから、ものすごい雷を伴った豪雨になった。

 店の主人はまだ22歳という青年だった。すでに結婚しており、もちろん嫁さんも若い。話によると、実家が福建省にあり大きなお茶業者らしい。なるほど、それでこの若さにしては大きな店を持っているのか、と納得。お茶をいろいろと試飲させてもらった。

 中国の人たちにとっても、お茶は決して安くない。いろいろと話を聞かせてもらったので、500gで200元のジャスミン茶を1kg買うことにした。しかし、また雨が強くなってきたので雨宿りをさせてもらい、2時半くらいまでお茶を飲ませてもらった。

 帰り道、中国民航のオフィスで、モンゴル航空のリコンファームができるか聞いてみたが航空会社が違うのであっけなく「知らない」と言われた。仕方ないので王さんにお願いしてモンゴル航空のオフィスを探すことにした。

 自転車で20分くらい走って、住宅街の一角にモンゴル大使館と一緒にモンゴル航空のオフィスはあった。警備員に聞いてみると、今日から出発当日の朝まで誰もいないということで、リコンファームができないことがわかった。仕方ないので、多少の心配はあるものの、これは当日の朝まで待つことにして、また自転車で大学に戻った。

 4時ころ大学に到着し、今度は王さんにデジタルカメラの使い方について教えることになった。日本に住む友人のお土産だということだが、使い方がわからないので、一年くらい使っていないまま放っていたらしい。しかし、中国語の説明書は入っているので、おそらく、それを読むのが面倒なだけなのだろう。

 最低限必要であろう操作方法を一時間ほど教えたところで、王さんは納得して帰っていった。

 夕方ユンシャンに会った。相変わらず元気そうだ。日本語もだいぶ勉強したようで、去年に比べてだいぶ上手になっていた。一緒に内蒙古名物である羊肉のシャブシャブを食べに行った。日本にいつ行くか聞いて、どのようにして行くのか、困ったらどうするかいろいろ教えておいた。ただ、大学院の試験について手続きができているか不明なのがひとつ心配だ。帰ってから手伝うことは結構ありそうだ。

 ユンシャンと帰る方向が逆なので店の前で別れて歩いて大学まで戻り、ホテルの部屋に戻ってテレビを見てから寝た。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 レンタカー タクシー
航空会社
ミアットモンゴル航空

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