東南アジア放浪　タイ編　アユタヤ

1999/10/29 - 2000/04/06

タイ国鉄ほぼ一周の旅の最終地目的地としたアユタヤ。ピマーイですっかり遺跡熱に火がついた私は到着する前からかなりのテンション。降り立ってみるとそこは、期待を裏切らない、時の流れが止まったような場所でした。

エリア アユタヤ(タイ)

駅のホームで笑顔で待ち構えていたトゥクトゥク一家のお母さんと子供。「名所周遊貸し切りでどうよっ?」といきなりなれなれしく押し売りしてきました。しかし待てよ、相場はよく分からないけど、レンタサイクル代と距離や時間などを考えたら300Bは値打ちだと思い、ま、たまには楽するかっと、翌日の予約をしました。跡で宿のタイ人に「それタイ人価格だよ!よかったじゃんっ。」と言われました。
この家族がすごくいい人たちで、移動中はお母さんからずいぶんタイ語を教えてもらいました。写真も率先して撮ってくれるし(ぶれてたけど)、やさしく無口な旦那とシャイな息子と4人で、屋台のラーメンも一緒に食べて、いやー、いい思い出です。どなたかこの家族をご存知の方いらしたら教えてください。ちなみにこれは'99年、子供の名前はビーだったと思います。

ガイドブックどおりの写真が撮りたくなる被写体って、たまにありますよね。多くの人がこれをその一つに挙げます。私も例にもれず。で納得の一枚。

池のほとりを散歩していると、子供達が晩のおかずでも釣っている模様。面白そうなので、｢ちょっとお姉さんに貸してごらんっ｣と半ば強引に竿を奪ってたらしたとたん、なんと入れ食い!!それもひっきりなしに3匹。自分でもビックリ。子供と一緒に大はしゃぎ。しかし簡単すぎてすぐ飽きたので、おかずはプレゼントしてあばよと立ち去った私は、あの子達にとってかなり不思議な日本人となったに違いありません。

実はアユタヤは個人的に思い入れのある場所でもありまして。実はこの時に出逢った人が、今では人生のパートナーになっていたりします。そんなことはまったく思いもしていない頃の、出会ったばかりの2人と野良犬。でも仏様だけは知っていた??