
2008/12/27 - 2008/12/30
20位(同エリア115件中)
sunnyさん
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ついに来ちゃったよアルジェリア。
渡航前はまさに地の果てのイメージ。
情報も少なく、果たして旅ができるかどうか不安だった。
頼れるガイドブックは英語版のロンリープラネット(ロンプラ)のみ。現地在住者やアルジェリア出張経験者からも情報をいただいた。
旅行会社のパンフレットを参考にしながら旅程をたてていった。
☆スケジュール☆
Day1 チュニスから空路でアルジェへ移動、国内線でガルダイアへ
Day2 ガルダイア観光
Day3 ガルダイア及びベニイスゲンの村へ
Day4 午後ガルダイアからティミムーンへローカルバスで移動約8時間
Day5 ティミムーン観光
Day6 砂漠へ、夕方空路アルジェへ
Day7 アルジェ観光(町歩き、カスバなど)
Day8 アルジェ観光(買い物、ホテルでparty)
Day9 ドーハ経由で日本帰国
チュニスからのフライトは少し遅れてアルジェに到着。機内から見下ろすアルジェ市内は想像よりずいぶん都会だ。
入国審査が途方もなく遅い。
乗客が少なかったのに、1時間近く待っただろうか。
アルジェでの国内線の乗り継ぎは2時間あったはずなのに、気がつくと出発15分前になってた。
国際線ターミナルと国内線ターミナルは500mほど離れていて急いで歩く。いや間に合わないのでダッシュで必死に走った!
カウンターへ着くと、ガルダイヤ行きはどうやらdelayしているらしい。結果として2時間近く。
機体はプロペラ機、欧米人のツーリストでほぼ満席だった。
空港はとにかくセキュリティーチェックが厳しかった。飛行機に乗る直前にもタラップの手前で荷物とボディーチェックがある。警官の目の前でチェックイン荷物の山から自分の荷物を取り出し本人の荷物確認、自ら別のトレイに乗せなくてはならない。
約1時間のフライトでガルダイヤ着。
エントリーカードを記入し空港からのタクシーを探そうと建物の外へ出る。空港から町までの公共機関はない。
建物の前にはタクシーが何台か止まっていたけれど、どれも予約車だという。町までは10キロ以上ある。時間は夜の10時を過ぎている。
困った。ここで天の助けが。
近くにいた人が空いているタクシーを調べて回ってくれ、ある人が予約車を譲ってくれた。何度もお礼を言って車に乗り込んだ。
翌日のホテルは予約していたが、一日早くガルダイヤ入りしたため、手ごろな街中のホテルを探すもどのホテルも満室。
理由は翌日わかった。大統領がこの町を訪れるため政府関係者や報道関係者の人たちでいっぱいなのだ。
ホテルが確保できないことより、現大統領に会えるかもしれないという興奮のほうが勝ったのかもしれない。
なんとか翌朝早朝のチェックアウトを条件に、hotel el-janoubの部屋を確保することが出来た。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- アルジェリア航空
-
翌朝、朝食をとり、この後Timimounへの4WDを手配してもらうためロンプラ絶賛の旅行会社、M'zab toursへ向かう。
この町では外国人はとにかく目立ち、地元の人からじーっと見られてそして時々囲まれる。
ボンジュール!ニーハオ(中国人労働者が多い)と声かけられる。
この日は数メートルおきに警官が道路に立っていた。
大統領がやってくる日なのだ。
ホテルから30分ほど歩く。
そろそろ見えてくるころだろうか、ムザブの谷に到着。
たまたま目の前にあったhotel du Gareのレセプションのイケメン兄ちゃんに屋上へ登っていいか聞いてみると快諾してくれた。
屋上へ上り、梯子を使ってさらに高いところへ。 -
イチオシ
あこがれ続けたムザブの谷、ガルダイアの光景が目の前に・・・
このときの感動を、このときの興奮を、喜びを
今でも再現できると思う。 -
これがムザブの谷。
しばらく夢中でカメラのシャッターを切り続けた。 -
そして目的地へ向かおうとホテルをあとにしようとした瞬間、いきなり警官数人に囲まれる。はて?
しばらくホテルの待合室のようなところで待機しろ。
その後、ついてこいと警官に連行される。
どこへ行くの?と聞く私に、ポリスステーション!と答えた彼。
え??とっさにでた言葉が「ポリスステーション、トレビアーン!」笑
どうやら大統領を迎えての厳戒態勢の中、高いところから写真撮影していたのがいけなかったらしい。
警察署へ連行されると聞いてなんかワクワクしてきた、いけないテンション。
20分ほど待たされただろうか。無事にカメラが戻ってきて釈放される。
途中、街頭に大勢が集まっている場所を通る。
このあと大統領が通過するらしい。
せっかくだから、地元民に混じってお迎えすることにした。
大統領が車から降りてでてきた瞬間。ものすごい歓声!私もテンション上がりっぱなし。
思ったより写真よりも小柄で、大勢のSPや報道陣に囲まれていた。
よっしゃ!大統領謁見(笑)
ようやく旅行会社へ着く。
しかしTimimounへのチャーターできる4WDがクリスマス休暇を前に出払っているため準備できないという。困った。
ローカルバスだと10時間はかかるといわれるが、ほかにすべがないので方ない、バスで行くことにする。
道路も整備されているし治安も問題なさそうだ。
あと手配していなかったアルジェへ戻る国内線を調べてもらうも、どれもコンプリート(満席)といわれ、年末年始の混雑ぶりをここにきて痛感。
これも当日空港へいって交渉だ。
町を散策、なんと日本語入力が出来るネットカフェを見つけしばらくこもる。
今日は本当にいろんなことがあった。 -
3日目。
町から少し離れた場所に泊まってて、呼んだタクシーがなかなか来なかったのでガルダイア到着が昼になってしまった(笑)
腹ごしらえをして町を歩く。
少し前に洪水があったムザブの谷。
復旧は進んでいるが、倒壊した橋などがあり痛々しかった。 -
そのときの様子の写真がフォトショップにあったので撮らせてもらった。
-
ガルダイアの町を歩く。
朝晩かなり冷え込むが、昼間は日差しがきつい。 -
目の前に突然現れた少女。
なんて不思議な表情・・・
突然沸いて出てきた異邦人に、警戒しているようにも見える。
手が自然と自然とシャッターを切っていた。 -
町を撮影していたらたまたまレンズに入ってしまった女性。狙って撮影するのはNGです。
この地では女性は結婚すると、片目以外は白アバヤで全身を覆ってしまう。
イエメンの目以外を覆う習慣よりも厳しい。 -
かわいい子供をおっかけてきてたどり着いた民家。
お父さんが中から出てきて、家の中でなら撮影していいよとお招きしてくれた。 -
最初ちょっとびっくりしたのか表情が硬かったけど、
少しずつ崩れて、
最後にはにかみながら笑ってくれた少女。 -
ほらーって手を見せてくれた。
ヘナをやってるんだね。
お祝い事があったのかな。 -
もう二人、年頃の娘さんがいたけれど、写真は遠慮した。お母さんもとっても美人。みんな綺麗な大人になるんだろうなあ。
-
中庭に案内してもらい、ござを敷いてくれた。
おやつにデーツとミルクをいただく。 -
クスクスをご馳走になる。
家庭料理って本当においしい。
やはりどの国へいっても一番だ。
このクスクスもどのレストランで食べたものより美味しかった。
人との出会いに感謝。 -
食事を終え、ガルダイア旧市街の中心部へと向かう。
こんな小道を歩きながら今、ムザブの谷にいるのはまだ夢のような思えてしまう。 -
歩く人々の顔立ち、空気、街並み。
ここでは私は完全な異邦人なのだ。 -
サッカーボールを転がして遊んでいた子供たち。
そうか、ここはジダンの出身地だもんね。 -
ガルダイアの村の中にあった露店。
店番は少年がやっていた。
マニュキュア、お香、化粧品。
中国製のものが多い。
女性用の生理用品がやたらとあった。
村の外へ買い物にいけない女性のためかしら? -
迷宮のような小道。
-
霧のむこうのふしぎな町
幼いころに大好きだった本をふと思い出した。 -
霧はないけれど、
あの光の向こうにはいったいどんな生活が待っているのだろう。 -
暗い小道の間に
-
階段が…。
ここから上へ上へと行けば、
頂上のモスクへとたどり着くのだろう。 -
迷路のような小道を、道伝いに登っていくと、頂上近くのモスクに着いた。
このあたりは敬虔なイスラム教徒であるムザブ族が住む。周辺のアラブ族とは一線を画している。
真っ白な民族衣装をすっぽりとかぶり、肌の色は白い。
ちょうど祈りの時間にあたり、家から続々と男性たちがモスクへと向かう。
撮影は厳禁。
ただただ彼らの姿を見ながら、いや、見とれてしまい、時が過ぎて行った。
ここは、果たして21世紀になっているんだろうか… -
少年の後ろ姿に
理由もなく惹かれてしまいました。 -
道を歩いていると手招きをされたので、何だろうついていったら学校の運動場だった。
-
そこでピンクのスカーフの彼女に一目ぼれ。
なんてやさしい表情をしてるの。
屋上から景色がよさそうなので登っていいかとお願いしてみたら快諾してくれた。 -
時が止まってしまったような町。
-
期待通りの眺め、ガルダイアが目の前に。
さっきじっくり歩いた場所が見える。
まだ、興奮が冷めない。
さっき見た風景は夢だったのだろうか。 -
放心状態で町を歩いていたら、見なれたmの文字が。
マクドナルド?いや、違うけどmの文字にツボ。
ちょっと現実に引き戻された。 -
大通りから一つ入ると、そこは子供たちの遊び場。生活空間。
-
仲良し兄妹。
用事を頼まれたのかな? -
ガルダイアから30分以上歩くと、ベニイスゲンの町の入り口に着いた。
風景の写真を撮っていると、何人かの男性から、「女性は絶対とっちゃだめだよ」と何度も注意される。 -
町の中で観光客が単独行動するのは好ましくない。
事務所でガイドをつけて散策する。 -
さきほどのガルダイアと比べると新しい町。
-
柔らかな夕日が染み込んだような色をしている。
-
壁の表記が洒落て見える
-
時々オレンジ色の壁にも出会う。
-
待ち合わせだろうか、家の前に座ってた彼。
こ、これはイケメン!
写真をお願いすると、照れながらOKしてくれた。
この町の男性はオシャレだ。
特に髪型がみんなきまっている。
小さな少年もかっこよく決めている。
そういえば床屋をかなり見かけた。
アルジェリア人、イケメン多し。
マイイケメン大国に認定 -
ガルダイアとベニイスゲンの間にあるメリカ。
この町からのガルダイアの眺めはすばらしいそうだ。 -
ホテルに戻り、屋上から夕暮れ時のガルダイアの旧市街を眺める。
-
緑色に輝く頂上のモスク。
風の谷のナウシカ、にでてくる巨神兵みたい? -
翌朝のガルダイア。見納めか。
これからTimimounに向け、ローカルバスの旅が始まります。 -
ベニイスゲンにあるB&B
Caravanserail Ghardaia -
真っ白い壁は、地中海の島にいる気分。
町から離れてますが、
喧騒を忘れてゆっくりとくつろいでください♪ -
ガルダイア。
叶うものなら何度もリピートしたい場所であった。
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