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7月11日<br /><br /> タクシーのオヤジが朝7時に迎えに来る。たしか昨日は朝8時といったはずだが、まあ動ける状況だったので急いで準備をしてタクシーに乗り込んだ。今日は云杉と3連方面を見て回ることにした。<br /><br /> しかし、出発して30分後にコンパクトフラッシュを部屋に置き忘れたことを思い出した。慌てて出かけたおかげで今日はデジカメの撮影ができない。今日はGPSでの位置確認と調査地の選定だけだ。<br /><br /> 車で一時間ほど行くと云杉の生育地に到着。「砂漠は靴に砂が入るから」と言って裸足になったオヤジに案内されて5分ほど歩くと砂漠の中に杉が生えているところに着いた。ほかにもシラカンバやニレも生えていたが低木程度の高さで生育していた。ここにもモンゴル同様にヤナギランが生えている。半乾燥地森林の典型的な林床植物なのだろう。山丹も咲いていた。いろいろ見て回って標本を集めた。ぐるりと歩いて回ってから戻ることにした。<br /><br /> 帰り道、小さな湖があったので立ち寄った。オヤジが「ちょっとあそこに行こう」と勧める湖のほとりにある民家によってお茶をもらう。オヤジの知り合いらしく、こんなとこまで来る機会も少ないので立ち寄ったらしい。ちゃっかり魚までもらっていた。<br /><br /> また出発してまもなく、今度は目に付いた蒙古包に立ち寄る。「知り合いなの?」と聞いてみたら「知らない」という。突然の客人に蒙古包の住人も焦っていたが僕も焦っていた。落ち着いているのはタクシーのオヤジくらいなもんだ。蒙古包で&#22902;茶と&#22902;豆腐をもらう。<br /><br /> 再び出発したかと思ったらまた寄り道。今度は新婚の家に立ち寄る。ここでもまた&#22902;茶と&#22902;豆腐をいただく。間食だけで腹いっぱいだ。かなりの寄り道をした結果、共通して客人にお茶を差し出すというのは感心した。こんなことをしなければ知ることもなかっただろう。急がば回れ、いや怪我の功名とでもいうべきか。<br /><br /> そんなこんなで遠回りしたが3連に到着。さらに8kmくらい先にある農地まで行く。かなり広大な農地があってちょうどトラクターで耕起の真っ最中だった。農地の中を仕事の邪魔にならないようにちょこっと見せてもらった。こういうときに限ってカメラがないのが悔やまれる。<br /><br /> 3連の民家に立ち寄ってお茶をもらう。珍しいもの見たさで相当数の男連中に囲まれるが、中国語で何とかコミュニケーションをとって状況はよくなる。正直言って言葉がわからなければ怖い状況だった。中国語って勢いがあるから普通い話していても怒っているように聞こえる。<br /><br /> 帰りついでに一人おっちゃんを乗せてバイインシルまで同行。6連、4連を通過して2時半ころバイインシル牧場に戻ってくる。だいぶ地理も覚えた。おっちゃんを適当な旅館に下ろすと運転していたオヤジが「腹減ったよ」とうるさいので飯を食べに行く。<br /><br /> チャーハンと魚のから揚げと玉子焼きと包子を注文した。&#22902;豆腐を食べ過ぎてお腹は減っていないので小さめの皿を指定したのだが、出てくる料理はすべて溢れるくらい乗っかっていて、皿の大きさは全然関係なかった。また昼間から狼碑を飲んでしまった。<br /><br /> まあ今日は朝早かったし、朝から7時間も拘束しているわけだから、今日の仕事はこれまでにした。中国でそんなにうまく事が運ぶわけないんだから、人を雇う側の人が焦っても仕方ない。死ぬほど食ってからホテルまで送ってもらう。<br /><br /> 帰ってから貯まっている洗濯をして、日記をまとめる。夜オヤジがまたやってきて飲みにいこうと誘われる。「昼飯を3時に腹いっぱい食ったのにお前は腹が減ったのか?」と聞いたら「まだ腹いっぱいだ」という挑戦的な答えが返ってきたのでつきあった。羊肉の串焼きをおごってくれた。横の席に座った親子連れにポラロイド写真をあげたらビールを一本おごってもらった。しかし自分には大瓶2本くらいが丁度いいようで、超満腹になってホテルに戻る。

モンゴル戦記(その24) 内蒙古編

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2002/06/18 - 2002/08/14

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きゃわだ

きゃわださん

7月11日

 タクシーのオヤジが朝7時に迎えに来る。たしか昨日は朝8時といったはずだが、まあ動ける状況だったので急いで準備をしてタクシーに乗り込んだ。今日は云杉と3連方面を見て回ることにした。

 しかし、出発して30分後にコンパクトフラッシュを部屋に置き忘れたことを思い出した。慌てて出かけたおかげで今日はデジカメの撮影ができない。今日はGPSでの位置確認と調査地の選定だけだ。

 車で一時間ほど行くと云杉の生育地に到着。「砂漠は靴に砂が入るから」と言って裸足になったオヤジに案内されて5分ほど歩くと砂漠の中に杉が生えているところに着いた。ほかにもシラカンバやニレも生えていたが低木程度の高さで生育していた。ここにもモンゴル同様にヤナギランが生えている。半乾燥地森林の典型的な林床植物なのだろう。山丹も咲いていた。いろいろ見て回って標本を集めた。ぐるりと歩いて回ってから戻ることにした。

 帰り道、小さな湖があったので立ち寄った。オヤジが「ちょっとあそこに行こう」と勧める湖のほとりにある民家によってお茶をもらう。オヤジの知り合いらしく、こんなとこまで来る機会も少ないので立ち寄ったらしい。ちゃっかり魚までもらっていた。

 また出発してまもなく、今度は目に付いた蒙古包に立ち寄る。「知り合いなの?」と聞いてみたら「知らない」という。突然の客人に蒙古包の住人も焦っていたが僕も焦っていた。落ち着いているのはタクシーのオヤジくらいなもんだ。蒙古包で奶茶と奶豆腐をもらう。

 再び出発したかと思ったらまた寄り道。今度は新婚の家に立ち寄る。ここでもまた奶茶と奶豆腐をいただく。間食だけで腹いっぱいだ。かなりの寄り道をした結果、共通して客人にお茶を差し出すというのは感心した。こんなことをしなければ知ることもなかっただろう。急がば回れ、いや怪我の功名とでもいうべきか。

 そんなこんなで遠回りしたが3連に到着。さらに8kmくらい先にある農地まで行く。かなり広大な農地があってちょうどトラクターで耕起の真っ最中だった。農地の中を仕事の邪魔にならないようにちょこっと見せてもらった。こういうときに限ってカメラがないのが悔やまれる。

 3連の民家に立ち寄ってお茶をもらう。珍しいもの見たさで相当数の男連中に囲まれるが、中国語で何とかコミュニケーションをとって状況はよくなる。正直言って言葉がわからなければ怖い状況だった。中国語って勢いがあるから普通い話していても怒っているように聞こえる。

 帰りついでに一人おっちゃんを乗せてバイインシルまで同行。6連、4連を通過して2時半ころバイインシル牧場に戻ってくる。だいぶ地理も覚えた。おっちゃんを適当な旅館に下ろすと運転していたオヤジが「腹減ったよ」とうるさいので飯を食べに行く。

 チャーハンと魚のから揚げと玉子焼きと包子を注文した。奶豆腐を食べ過ぎてお腹は減っていないので小さめの皿を指定したのだが、出てくる料理はすべて溢れるくらい乗っかっていて、皿の大きさは全然関係なかった。また昼間から狼碑を飲んでしまった。

 まあ今日は朝早かったし、朝から7時間も拘束しているわけだから、今日の仕事はこれまでにした。中国でそんなにうまく事が運ぶわけないんだから、人を雇う側の人が焦っても仕方ない。死ぬほど食ってからホテルまで送ってもらう。

 帰ってから貯まっている洗濯をして、日記をまとめる。夜オヤジがまたやってきて飲みにいこうと誘われる。「昼飯を3時に腹いっぱい食ったのにお前は腹が減ったのか?」と聞いたら「まだ腹いっぱいだ」という挑戦的な答えが返ってきたのでつきあった。羊肉の串焼きをおごってくれた。横の席に座った親子連れにポラロイド写真をあげたらビールを一本おごってもらった。しかし自分には大瓶2本くらいが丁度いいようで、超満腹になってホテルに戻る。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 レンタカー タクシー
航空会社
ミアットモンゴル航空

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 内蒙古人さん 2008/12/23 21:05:33
    愉快なお話
     初めまして。鄂尓多斯市に8年半住んでおります。きゃわださんはきっと若い人なんでしょうね。一人旅を堪能しておられるのですから。楽しく読ませていただきました。あなたのように勇気のある人がいるとは、嬉しい限りです。
     中国語を勉強すればするほど、更に楽しい旅になると思います。
     我希望再次你過来内蒙古!再見!

    きゃわだ

    きゃわださん からの返信 2008/12/24 00:55:45
    RE: 愉快なお話
    はじめまして,内蒙古人さん。
    掲示板への書き込み,ありがとうございました。

    私は8年くらい前からやっている草原の研究で,何回か内蒙古を訪れました。山あり谷ありの旅行でしたが,とても良い経験になりました。今では白酒の香りも懐かしく感じます。

    中国語も苦戦しましたが,苦労した分,良い勉強になりました。最近使っていないので忘れつつあります。言葉は使わないと忘れますね。

    旅先で出会った人たちとの思い出や,いろんな出来事を忘れないように書いておいた旅行記を溜め込んでいたので,ちょっとずつですが整理しながら公開していこうと思っています。

    内蒙古人さんが住んでいる鄂尓多斯市は,内蒙古の中で南西の方ですね。私が良く訪問したのは錫林郭勒盟です。内蒙古と言っても広いですね。鄂尓多斯にも是非行ってみたいです。

    広いとはいえ,この時期,内蒙古はとっても寒いと思いますので,お身体に気を付けてお過ごし下さい。

きゃわださんのトラベラーページ

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