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欧風というか、イギリス風建物の宮殿のどこかから王族の誰かが出て来ないかと期待して待っていたが、その様な偶然も無く、歩いてホテルまで戻る。<br /><br />途中の広場では幾つかのチームがセパタクローに似たボールゲームを行い、観客を集めていたが、そのゲームは手は使わずに頭、足、膝等でボールを蹴り上げ、セパタクローとは違って中空に掛かっているサークルの中にボールを入れるものであるが、ボールがサークルの中に入ると観客からやんやの喝采が上がり、至って健康的に見えた。<br /><br />何と言う名前のゲームだろう。参加人数とか玉の大きさ材質は違うが昔の平安時代の蹴鞠を現代的にしたような感じのボールゲームで、近くの人に聞いてみたが、タイ語で答えられ全く理解不能だった。<br /><br />涼しくなった夕方、人々は自発的に集まり、日没近くの夕方からの練習開始で、簡易の階段椅子には観客がこぼれんばかりで、競技する側も見る側も双方が楽しんでいる。地上の楽園とはこの様なものかも知れない。平安時代の日本人も今日のタイ人もこのような優雅な遊びの中で今日一日を終了する、何か同じ純朴な人間性の共通点を見るような思いだった。夕方、この広場を散策できただけでもバンコクへ来た甲斐もあった。<br /><br />世界に名だたる歌舞伎町、ではなくバックパッカーの聖地カオサン通り。この200m程の通りは将にタイの外国で、歩いている人間はほぼ欧米人。日本人を含めてのアジア人も殆ど見かけない。<br /><br />今の日本の若者はバックパッカーすらする元気も無くしているのか、日本人らしき若者の姿は全く見かけない。60過ぎのお爺さんが日本代表では情けないが、兎も角200mの通りを往復し、道路に面した手頃なレストランを探す。<br /><br />ヨーロッパ系の店が多くドイツ、イタリア、フランス、スペイン等の看板が多くかかっていて、オーストラリアも目立つ。往来に面したテーブルに陣取り、世界中から集まって来ている若者を眺めながらビールを飲んでいると、どこで見ているのか当方を日本人と見て取って、片言の日本語混じりで女の斡旋をしてくる。大体が1500バーツ、4500円。東南アジアでの世界標準かも知れない。<br /><br />又暫くすると今度は北部タイの民族衣装をまとった芸能集団が何かカエルの鳴き声のする楽器を奏でながら、土産物を売り込みに来る。大体が小柄な女性で、当初小学生位かと見えたが、よくよく見ると20歳位にはなっているようだ。5−6人のグループが一塊で、その数グループが通りを行ったり来たりしているので、賑やかものだ。<br /><br />しかしこんな安上がり旅行のメッカに土産物を売りに来ても、大した売上にはならないと思うのだが、彼女達には何か別の思惑もあるのかも知れない。一人の少女がしきりにカエルの楽器を売り込みにきて、こんな夜遅くまで、毎日こうして働かざるを得ない境遇に同情し、可哀想な慈善と思い150バーツで買ってやる。<br /><br />少し英語が分るので聞くと、チェンマイの更に北のチェンライ方面から集団でやってきているようだ。愛くるわしい眼差しに北部少数民族の純朴さが表われていた。<br /><br />更に場所を代え飲み続けると、色々とマッサージの客引きも多く、聞くと1時間180バーツ。市内の中心街では大体500−600バーツが最低相場だから、それよりも3分の一以下の金額。酔いも少し回ってきたし、久し振りにマッサージを受ける。<br /><br />このカオサン通りからホテルまでは徒歩10分以内、歩いて帰るべく通りを歩いているとテーラーが呼び込みをしていて、本当にまだ小さな子供も一緒に働いている。引き込まれて店内に入ると、イギリス生地のジャケットが5000円位で作れるとのこと。店主がどうもインド人らしく、聞いてみると、ネパール人とのこと。インド人なら余り好ましくないが、ネパール人なら同情したい。<br /><br />適当に一着をあつらえ、次に下のズボンも勧められ、気に入った生地がイタリア製とのことで、上着よりも高くなったが、まあ日本で買うよりは相当安いので、あつらえる。店主のJimmyには明日からの2週間自分はタイ北部の旅行をし、再来週には又バンコクに戻ってくるので、それまでに次のマノーラ・ホテルに届けておくようお願いし、ややほろ酔い気分の少し高揚した気持ちでタイの最初の夜を迎え、今晩のローヤル・ホテルに帰館する。<br />

タイ・バンコク3000キロの旅(8)カオサンの夜。

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2007/04/24 - 2007/05/08

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7

ちゃお

ちゃおさん

欧風というか、イギリス風建物の宮殿のどこかから王族の誰かが出て来ないかと期待して待っていたが、その様な偶然も無く、歩いてホテルまで戻る。

途中の広場では幾つかのチームがセパタクローに似たボールゲームを行い、観客を集めていたが、そのゲームは手は使わずに頭、足、膝等でボールを蹴り上げ、セパタクローとは違って中空に掛かっているサークルの中にボールを入れるものであるが、ボールがサークルの中に入ると観客からやんやの喝采が上がり、至って健康的に見えた。

何と言う名前のゲームだろう。参加人数とか玉の大きさ材質は違うが昔の平安時代の蹴鞠を現代的にしたような感じのボールゲームで、近くの人に聞いてみたが、タイ語で答えられ全く理解不能だった。

涼しくなった夕方、人々は自発的に集まり、日没近くの夕方からの練習開始で、簡易の階段椅子には観客がこぼれんばかりで、競技する側も見る側も双方が楽しんでいる。地上の楽園とはこの様なものかも知れない。平安時代の日本人も今日のタイ人もこのような優雅な遊びの中で今日一日を終了する、何か同じ純朴な人間性の共通点を見るような思いだった。夕方、この広場を散策できただけでもバンコクへ来た甲斐もあった。

世界に名だたる歌舞伎町、ではなくバックパッカーの聖地カオサン通り。この200m程の通りは将にタイの外国で、歩いている人間はほぼ欧米人。日本人を含めてのアジア人も殆ど見かけない。

今の日本の若者はバックパッカーすらする元気も無くしているのか、日本人らしき若者の姿は全く見かけない。60過ぎのお爺さんが日本代表では情けないが、兎も角200mの通りを往復し、道路に面した手頃なレストランを探す。

ヨーロッパ系の店が多くドイツ、イタリア、フランス、スペイン等の看板が多くかかっていて、オーストラリアも目立つ。往来に面したテーブルに陣取り、世界中から集まって来ている若者を眺めながらビールを飲んでいると、どこで見ているのか当方を日本人と見て取って、片言の日本語混じりで女の斡旋をしてくる。大体が1500バーツ、4500円。東南アジアでの世界標準かも知れない。

又暫くすると今度は北部タイの民族衣装をまとった芸能集団が何かカエルの鳴き声のする楽器を奏でながら、土産物を売り込みに来る。大体が小柄な女性で、当初小学生位かと見えたが、よくよく見ると20歳位にはなっているようだ。5−6人のグループが一塊で、その数グループが通りを行ったり来たりしているので、賑やかものだ。

しかしこんな安上がり旅行のメッカに土産物を売りに来ても、大した売上にはならないと思うのだが、彼女達には何か別の思惑もあるのかも知れない。一人の少女がしきりにカエルの楽器を売り込みにきて、こんな夜遅くまで、毎日こうして働かざるを得ない境遇に同情し、可哀想な慈善と思い150バーツで買ってやる。

少し英語が分るので聞くと、チェンマイの更に北のチェンライ方面から集団でやってきているようだ。愛くるわしい眼差しに北部少数民族の純朴さが表われていた。

更に場所を代え飲み続けると、色々とマッサージの客引きも多く、聞くと1時間180バーツ。市内の中心街では大体500−600バーツが最低相場だから、それよりも3分の一以下の金額。酔いも少し回ってきたし、久し振りにマッサージを受ける。

このカオサン通りからホテルまでは徒歩10分以内、歩いて帰るべく通りを歩いているとテーラーが呼び込みをしていて、本当にまだ小さな子供も一緒に働いている。引き込まれて店内に入ると、イギリス生地のジャケットが5000円位で作れるとのこと。店主がどうもインド人らしく、聞いてみると、ネパール人とのこと。インド人なら余り好ましくないが、ネパール人なら同情したい。

適当に一着をあつらえ、次に下のズボンも勧められ、気に入った生地がイタリア製とのことで、上着よりも高くなったが、まあ日本で買うよりは相当安いので、あつらえる。店主のJimmyには明日からの2週間自分はタイ北部の旅行をし、再来週には又バンコクに戻ってくるので、それまでに次のマノーラ・ホテルに届けておくようお願いし、ややほろ酔い気分の少し高揚した気持ちでタイの最初の夜を迎え、今晩のローヤル・ホテルに帰館する。

  • 広大な王宮前広場を区切って、あちこちでボールゲームが行われている。

    広大な王宮前広場を区切って、あちこちでボールゲームが行われている。

  • タイの国技、セパタクローであるような、無いような。実際、セパタクローを見たことはないので、どんなものかは分らないが・・・

    タイの国技、セパタクローであるような、無いような。実際、セパタクローを見たことはないので、どんなものかは分らないが・・・

  • カオサンの街も漸く暮れつつある。

    カオサンの街も漸く暮れつつある。

  • 調理用の魚、生き作り。日本よりも贅沢。

    調理用の魚、生き作り。日本よりも贅沢。

  • 日本では見たことの無いような魚、プラーレート(&#3611;&#3621;&#3634;&#3649;&#3619;&#3604;)。日本名の魚の名前は分らないが辞書を調べると「&#3611;&#3621;&#3634;」が「魚」で「&#3649;&#3619;&#3604;」が「サイ」とか「気取った」の意味と出ている。「サイ魚?」。

    日本では見たことの無いような魚、プラーレート(ปลาแรด)。日本名の魚の名前は分らないが辞書を調べると「ปลา」が「魚」で「แรด」が「サイ」とか「気取った」の意味と出ている。「サイ魚?」。

  • 夜も更けてきて、街も賑やかになってくる。

    夜も更けてきて、街も賑やかになってくる。

  • ふう〜 少し飲み過ぎたか・・・明日からは愈々スコータイ。

    ふう〜 少し飲み過ぎたか・・・明日からは愈々スコータイ。

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