2007/04/24 - 2007/05/08
22625位(同エリア24426件中)
ちゃおさん
ツクツクからは元の場所のエメラルド寺院前でようやく開放され、目的の王宮寺院に向う。最近2回バンコクを訪問しているが、このお寺はまだ未訪問で、この敷地内には現プミポン国王の居住する王宮(ローヤル・パレス)並びに、王宮に隣接して目的のエメラルド寺院(正式名วัดพระแกว・Wat Phra Keo)も建立されている。
黄金に輝く円形のチェデイ(เจดีย์タイ風仏塔・パゴダのこと)は王宮前広場のどこからも見え、タイ国の富の象徴、篤信の厚さを象徴していた。
今日も又大勢の外国人観光客で賑わい、入場券売り場の隣には外貨交換窓口も併設されている。確かにここは他の施設に比べかなり割高な入場料を徴収している。
普通タイの寺院は入場無料であるが、特に観光客の集まるワット・ポー(วัดโพธิ์・涅槃寺)、ワット・アルン(วัดอรุณ・暁の寺)などでもせいぜい50バーツ程度であるが、ここは250バーツ、約750円で、一瞬耳を疑った。桁違いの値段にはきっと桁違いの価値があるに違いない。
王宮内は兎も角欧米人が多い。中に中国人の団体も混じっているようだ。意外と日本人客は少ない。しかしゲート員は何も聞かずに当方にさっと日本語のパンフレットを渡す。中国人、韓国人とどこで見分けているのか分らないが、当方にはよく理解出来ないタイ人の特殊な能力があるのかも知れない。
入城して直ぐのところにエメラルド寺院があり、天井の高い堂室の奥まった高い位置にエメラルド色に輝く仏陀が奉戴されていた。
如何にもタイ風に周囲を黄金装飾に彩られ、数々の陪神に守られて、タイ国の至宝・エメラルド仏は堂内のさざめきを余所にクールに気高く中空を見据えていた。セイロンより招来されたと言われるこの御仏は、1000年に続く幾たびの戦乱にまみえ、生き抜き、人々の悲惨と苦悩を救済し、慈悲と平安を与え、今こうしてこの場所に静かに安置されている。多くのタイ人が床に伏して三拝するのを見、当方も真似事をして、御仏を敬う。
遠方からでも良く見えるバンコクのシンボルマークの一つである黄金のチェデイを一周し、王城内を散策する。同じ上座部仏教であっても、チェデイはそれぞれカンボジア風、ビルマ風と形が違うようであるが、いずれもその仏塔の大きさには圧倒される。東
東京の高尾山にもタイ王室から送られた仏舎利を納めた仏塔が立っているが、こちらは単純な白のコンクリート製で、その大きさと言い、華麗さと言い、タイ国のものとは全く比較の対象にならない。
大乗と上座部の違いは色々なところにあるが、この金色に輝く壮麗・絢爛さの点においては、唯一奈良の大仏(毘廬遮那仏・マハービルシャナ)が比較できる程度で、他は圧倒的である。
「黄金の国」とはジパングではなく、シャムのことだったのではないか、とすら思えても来る。遥か昔、戦国の日本からやってきた山田長政もこの荘厳さには圧倒されたに違いない。
さて山田長政と言えば、時のアユタヤ王朝の司令長官、乃至近衛長官。日本で言えば江戸時代初めの頃のことである。現在のタイ王朝はそのアユタヤ朝を継承していると言われ、今日もまた王宮では真っ白な制服に身を固めた近衛兵が、旧式の手提銃を携え、各宮殿の門衛として直立不動の警護をしている。1時間置きかに行われる衛兵の交代式はバッキンガム宮殿程の人数では無いものの、あちこちの宮殿前で行われ、その格好良さは黒山の人を集めている。身長も高くハンサムで、兵隊の中のエリートとして近衛兵であること誇りに思っていて、芝居がかった仕草には芸に磨きがかかっているようだ。
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