2007/10/22 - 2007/10/28
361位(同エリア408件中)
メカのりさん
07年秋、父親を一人日本に残し、母と兄と三人でイタリア旅行。
自身三度目となるイタリア旅行の今回は初めての南イタリア周遊。
旅行会社に宿や交通の手配だけお願いして、 あとはフリーのプランです。
アルベロベッロの次は、「サッシ」と呼ばれる洞窟住居の街、世界遺産にも登録されているマテーラへ。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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マッテオの車で一路マテーラへ。
マッテオが、もし時間あるなら眺めのいいとこ連れてくよ、と言ってくれたのでお願いすると、マテーラの洞窟住居群を一望できるティモーネの展望台へ連れてきてくれました。 -
ホテルからの眺め。
ここから見える風景は普通の家々なのですが、どこか歴史を感じさせます。
ホテルはサッソ・バリサーノ地区にあるロカンダ・ディ・サン・マルティーノ。
谷間になっている一番底の部分、旧市街の中心にあります。 -
ホテルの内装。
ロカンダ・ディ・サン・マルティーノはマテーラのサッシを改装したホテルです。 -
壁や天井は岩をそのまま削りだした状態。とは言え内装はきちんとしていてきれいです。間接照明がとてもいい雰囲気です。
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バスルームもきれい。アメニティもしっかり揃っていてお湯もちゃんと出ます。
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夕食を食べに出かけます。
町中も色々な所に間接照明が設置されていてきれいです。 -
谷間から坂道を登っていくと新市街に出ます。
ブティックなどが建ち並び、旧市街とはまったく雰囲気が違います。
まるでタイムスリップしたかのよう。 -
ヴィットリオ・ヴェネト広場です。ライトアップされてきれいな噴水。
旧市街の静けさとは裏腹に、たくさんの地元の人で賑わいます。 -
ヴィットリオ・ヴェネト広場の展望台からサッソ・バリサーノ地区を一望できます。正面に見える教会がドゥオーモです。
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新市街のレストランが閉まっていために旧市街に戻ります。
このような狭い路地、アーチ状のトンネルなどがたくさんあります。きれいなのですが夜は全く人気もなく、少々恐いです。 -
結局、ホテルで教えてもらったサッソ・バリサーノ地区の一番近くのレストランへ。ここもホテルと同じようにサッシを改装したレストランです。
名前は、忘れました。
この料理はマテーラの名物パスタ、カヴァテッリです。 -
これも地元の豆料理。名前は忘れました。
と、いうのも、このお店は全体的に味はイマイチだったので・・・。
まぁ、雰囲気を楽しむお店ということで。 -
翌朝、ホテル内の食堂です。
こじんまりとしていますが、調度品などはかわいらしく、素敵な空間です。
朝食はビュッフェスタイルですが、味はなかなか。種類も豊富でした。 -
8時頃ホテルをチェックアウトしてマテーラ散策へ。
本日は快晴です。
出発前にホテルの前で一枚。
ここは本当に素敵なホテルでした。 -
まずは高台にあるドゥオーモを目指します。
谷の底から上まで登るので、かなりの階段を登っていきます。 -
階段を登ってる途中に、サッソ・バリサーノ地区のはずれにあるサンタゴスティーノ教会が見えました。
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ドゥオーモ到着。時間が早過ぎて入れませんでした。
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ドォーモ前からサッソ・バリサーノ地区が一望できます。
とてもいい眺めです。 -
ドゥオーモの裏手を通ってマドンナ・デッレ・ヴィルトゥ通りへと向かいます。
そこからサッソ・カヴェオーソ地区へと向かいます。 -
マドンナ・デッレ・ヴィルトゥ通り、通称サッシの眺望通りです。その名の通り、サッソ・カヴェオーソ地区の古いサッシ群を一望できます。とてもいい眺めです。
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サッシの眺望通りから見たサンピエトロ・カヴェオーソ教会です。断崖絶壁に建っています。
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サンピエトロ・カヴェオーソ教会の隣には、岩山をくりぬいて作られた、サンタマリア・デ・イドリス教会が建っています。
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サッソ・カヴェオーソ地区には急な斜面にたくさんの家が並び、地元の人々がたくさん生活しています。
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サンピエトロ・カヴェオーソ教会。
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サンピエトロ・カヴェオーソ教会の脇の広場からグラヴィーナ渓谷を一望できます。
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サンタマリア・デ・イドリス教会の裏にあるカーサ・グロッタ「洞窟の家」です。
ここは、ごく最近まで実際に住居として使用されていました。
現在は当時の人々の生活の様子を再現していて、見学することができます。
これは台所。 -
ベッドです。左下の小さいのが赤ん坊用。
部屋の中は狭く、だいたい30平米ぐらいでしょうか。
ここに家族全員が暮らしていました。 -
狭い住居内で家畜も一緒に生活してたようです。
この地区の人々は昔から貧しかったためにこのような洞窟内で生活をしていたわけですが、それでもこの辺りの住居にはほんの50年ぐらい前まで実際に人が住んでいたそうです。 -
洞窟の家を出て、打ち捨てられた古い洞窟住居群を見て歩きます。完全に廃墟、といった感じです。
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古いサッシ群の端まで行くと、サッソ・カヴェオーソ地区が一望できます。天気もよく、素敵な景色。宮崎駿の映画に出てきそうです。
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住居と同じように洞窟を利用して作られた教会。
岩を削ってアーチや祭壇などの装飾が作られています。 -
古いサッシ群を見学した後は、先ほど見えた岩山に作られたサンタマリア・デ・イドリス教会へ。岩の上に十字架が立っています。
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サンタマリア・デ・イドリス教会の中です。
岩をくりぬいていくつかの部屋が作られています。 -
サンタマリア・デ・イドリス教会を出坂を登り、新市街に出ます。これは新市街にあるプルガトリ教会。
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この教会にはいたる所に骸骨の意匠が施されています。
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サンフランチェスコ・ダッシジ教会です。
サッソ・カヴェオーソ地区のどこからでも見える巨大な教会です。 -
新市街のレストランで昼食です。
このお店は地球の歩き方にも載っているお店なのですが、いわゆる観光客向けという感じではなく、地元の人々もたくさん訪れる大衆食堂的な感じでした。
トラットリア・ルカーナというお店です。 -
リゾットとカヴァテッリです。失敗した昨晩のカヴァテッリとは違って、ここのお店のは美味しかった!
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そしてこの写真では分かりにくいですが、何より美味しかったのがラザニアです。
結果的に、今回の旅行で食べた料理で一番美味しかった! -
食後、まだ行っていないサッソ・バリサーノ地区の北側へ移動します。
これは、噴水のあるヴィットリオ・ヴェネト広場からのサッソ・バリサーノ地区の眺め。 -
新市街に建つ小さな教会です。旧市街の物に比べれば新しいですが、それでもかなり昔の建物です。
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この辺りは静かな裏路地、といった感じです。
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新市街からのサッソ・バルサリーノ地区北側の眺め。
写真中央に見えるサンタゴスティーノ教会には、結局時間の都合上行けませんでした。 -
同じ場所からのサッソ・バリサーノ地区南側の眺め。
このまま真っ直ぐ降りると我々の泊まっていたホテルに着きます。 -
次の都市への移動のために、ホテルに戻ります。
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マッテオの車が来るまでホテルのロビーで待機。
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車に乗ってマテーラを後にします。
車が目指すはフェッランディーナという駅。 -
フェッランディーナの駅です。
ここで三日間お世話になったマッテオとお別れ。
マッテオはイタリア人らしからぬ寡黙で親切な男性でした。
一緒に写真を撮れなかったのが残念。 -
イタリアらしく少し遅れて列車が到着。
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この列車で一路、ナポリまで移動します。
マテーラはアルベロベッロとは違ってまだ観光地化されておらず、観光客の姿もまばら。お土産屋もほとんどないし、静かに観光できます。
サッシ群はあまり整備が行き届いておらず、打ち捨てられたままでしたが、今後もっと観光地化が進んで行くことでしょう。
とにかく眺めが最高で、通り抜ける風もさわやかで気持ちがよく、すばらしい街でした。
我々の旅は続きます・・・。
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