2008/12/04 - 2008/12/04
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ぼすとんばっぐさん
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京都の紅葉の名所として有名な永観堂。
夜のライトアップは以前に行ったけれど、昼間に行くのは今回がはじめて。
ニュースによると、どうやら‘紅葉の見頃は先月いっぱいまで’とのことだったけれど、
紅葉は桜より根性があるハズ、まだ葉っぱが残っている木もそれなりにあるだろう、
と期待半分、不安半分で行ってみることにしました。
●永観堂 ホームページ
http://www.eikando.or.jp/
-
せっかくなので、銀閣寺側から永観堂を目指して‘哲学の道’を通り抜けていくことに。
-
この‘哲学の道’は、哲学者の西田幾太郎という人が、色々なことを思索しながら散策していた道らしく、弟子の哲学者たちも同様に思索しながらこの道を歩き続け、その後‘哲学の道’という名前がついたのだとか。
その西田幾太郎が詠んだ歌が、道の途中に石碑として彫られていました。
「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」
心強い歌ですね。 -
石碑の傍にあった見事な紅葉の大木。
まだ葉っぱがフサフサ。
これはこの先も期待が出来る!? -
先人が思索をしながら歩いた‘哲学の道’。
しかし、この道の石畳はなかなかの曲者。
うっかり気を抜くと、石に蹴つまずいて横の川へドボンです。
特に真ん中に1枚だけ敷かれても、石畳の上を平行棒のように歩いていくのか、片足だけ石畳の上を歩かせるのか、はたまた石畳を間に挟んで歩くのか(なら石畳は必要ないか)、実際には物思いに耽っているとあぶない・・・。
すぐ脇に道路がありますが、そっちの方が快適に歩けそうです。 -
また、この道は‘日本の道100選’にも選ばれている堂々たる散歩道。
小さな川(琵琶湖疎水)沿いに道が続くのですが、景色も一辺倒ではなく風情があり、お店もところどころにあるので、飽きずに楽しみながら歩けます。 -
哲学の道沿いにあったお店。個性的な雰囲気のお店が多かったです。(残念ながら今回は全て通り過ぎただけ。)
こちらはモビール屋さん。
銀閣寺側から入ってすぐの繁華街(と私が勝手に思っている)にあり、ユニークなデザインのモビールがたくさん目に付きました。ここはちょっと入ってみたかった〜。 -
かばん屋さん。
建物が洋館風で可愛い♪ -
良く目にしたのが、ストールやショールを売っているお店。どのお店もそれなりに人が入っていました。京都の工房でつくられたオリジナルのストールなのかな??
-
風流な‘よーじやカフェ’。
ここは銀閣寺店になるのだそう。
もともとはあぶらとり紙を筆頭に化粧品で人気があったお店。‘よーじや’さんは今や京都の代表的なブランドになったんでしょうね。
旧家屋をそのまま利用しているようで、
なかなか良い雰囲気でしたよ。
よーじやカフェHP
http://www.yojiya.co.jp/pages/cafe2.html -
歩いている途中に、また見つけた立派な紅葉の木!
道の途中には、ところどころに枝っぷりの良い華やかな大木が植わっていました。
哲学の道の紅葉にはそんなに大して期待をしていなかったので、ちょっと嬉しい。 -
別の木の房の部分。これだけでも十分綺麗です。
宙に浮かぶ紅葉の絨毯。大木は房の部分が大きいですね〜。 -
道の途中に突如あった燈籠と橋。
電線がローカル色を強めています。
背景の山もイイ感じで色付いていました。 -
真っ赤な紅葉の下にあるのは、立て看板によると、
‘宗諄女王墓’で宮内庁が管理している皇室のお墓らしい。(最初、トイレと思ったとは言えない。) -
赤くなるのは、もみじや楓のみにあらず。
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途中、謎の駅看板のようなものを発見。
近くに若王子神社があるらしいけれど、看板を見ると神社のことではなく、‘憩いの喫茶店 ’若王子?
喫茶店?周りを見渡してみたけれどそれらしきものは見当たらず。う〜ん、どこに?
はっ、若王子と書かれている下のローマ字を読むと、‘にゃくおうじ’と書かれている!‘わかおうじ’と読んでいたよ。勉強になりました〜。 -
大きなオレンジ色の紅葉の木。
ちょうどお腹も減ってきたので、この木の下でお昼ご飯を食べることに。 -
お弁当を食べ始めると、1匹の子猫が登場。
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可愛いらしいしぐさで、道行く人の目を釘付け!私たちがお弁当を食べている真ん前に、ギャラリーがどんどん増えて行く・・・。
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すると、もう1匹の子猫も登場。
道行く人のほとんどが足を止めるようになり、撮影大会開始〜、その横でなんだか緊張しながら、お弁当を食べ続けました。猫はどこでも人気がありますね。 -
哲学の道もいよいよ終盤、すると渋い感じのお茶屋さんを発見。
看板を見ると、‘叶匠寿庵’でした。
こちらは大人の雰囲気がします。
●叶匠寿庵 哲学の道京都茶室棟 HP
http://www.kanou.com/teahouse.php -
もう、この辺りは哲学の道の出口付近(永観堂側)。
ふと見ると、風致地区の看板がありました。
看板によると、風致地区において、建物の新築・改築・増築・色彩変更をしたり、土地の形質の変更や、木の伐採・土石の採取をする場合は、市長の許可が必要なのだそう。町の景観を守る為に、細かい規約があるようですね。 -
風致地区の看板のすぐ後ろにあった建物。
ちょっと個性があってイイ感じ。
この辺りは和の建築が立ち並んでいます。 -
哲学の道を通り抜け、いよいよ本日のメイン、
永観堂の紅葉狩りへ。 -
門を入ってすぐのところに早速、紅葉の大木が。
まだしっかりと木に葉っぱがついている!
これは中も期待が出来るかも!? -
お〜!燃えるような赤い紅葉!
見頃が過ぎたとはいえ、まだまだ十分見応えがあります。さすが、紅葉の名所で名前が挙げられていることはある。 -
夜のライトアップでは良くわからなかったけれど、かなり広い敷地ですね〜。
昼間には、紅葉名所ならではの王道の迫力があります! -
大玄関から入り、お堂内を見学。
大玄関入口には、真っ白い花が咲いていました。
白い花って綺麗ですね〜。 -
境内にはお堂がいくつもありました。お堂とお堂は廊下で繋がっています。
この広い建物と庭の紅葉を見学していくのも、永観堂の良いところなんでしょうね。 -
まず、最初に‘古方丈’というところを通ります。
狩野派の襖絵があり、欄干には燕や雀が飛び立って行く様子の絵が描かれていました。この欄干の絵は数枚あるのですが、全て違うパターンで飛び立つ様子が描かれていて粋でした。 -
‘古方丈’から‘瑞紫殿’へ。
中庭の周りをぐるりと囲むように歩いていきます。
‘瑞紫殿’には、応仁の乱の火事の中で、奇跡的に残ったと言われている阿弥陀像が安置されていました。
手がちょっと焼けただけで済んだのだとか。
名前はずばり‘火除けの阿弥陀’。 -
続いて‘釈迦堂’へ。
(向かいに見えるのは最初に通った‘古方丈’。)
ここの中庭が一番広くて華やかでした。
紅葉の本数はそんなに多くはないですが、情緒があって見応えがありました。縁に座ってゆっくりと眺めることができます。 -
この中庭ともお別れ、‘釈迦堂’の周りをぐるりと歩いて先へと進みます。
-
今度は違うタイプのお庭が・・・と思ったけれど、ここはどうやら鑑賞用の庭ではないらしい?
-
正面の門は‘唐門’と呼ばれるらしく、
天皇の使いが出入りする勅使門として使われたのだとか。
この門の向こうには(外側)、この後のクライマックスになる紅葉の庭があります。
門の網窓から透けて見える庭の紅葉が、とても絵になりました。 -
門から入って来た天皇の使いは、お堂に入る前に盛り上がった砂を踏んで、身を清めたのだそう。
見栄えを良くする為に、砂を盛っているわけではなかったのね〜。 -
‘釈迦堂’は室町時代に建てらた書院造りとして有名で、‘方丈’と呼ばれる部屋にあたるのだとか。
この‘釈迦堂’には、長谷川一派の襖絵‘竹虎図’がありました。金箔の襖に躍動感のある黄色い虎が2匹、上下で睨み合う様に描かれています。こういう動きのある絵、大好きです。 -
‘釈迦堂’をさらにぐるりと回るとこじんまりとした庭が。
写真の中央奥にある裸の木は‘悲田梅’と呼ばれる梅の木らしい。(この梅の実を、貧しい病人に薬食として施したのだとか。) -
‘釈迦堂’の見学後は‘阿弥陀堂’方向へ。
靴を履き直すことなく、廊下は山の方へとまだまだ続きます。しかし、これだけ広いとは思わなかった〜!十分満足です。
ライトアップ時は‘阿弥陀堂’と‘画仙堂’しかお堂内部の公開はしていないようです。夜は真っ暗でライトアップされた紅葉しか見えず、庭は広いけれどお堂はこじんまりとしていると思っていたので、驚きました。 -
山の斜面の廊下から見る‘釈迦堂’。
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途中にあった水琴窟。
水を落として、わずかな反響音を聞きとる・・・。
日本の文化、わびさびの世界です。
(たぶん気の長い人に向いています。)
更に進み、いよいよ終盤、‘阿弥陀堂’へ。
ここはライトアップ時にも公開され、中には前回も印象が残った‘みかえり阿弥陀’がありました。
普通の阿弥陀像は、真っ直ぐ正面を向いていますが、‘みかえり阿弥陀’は左後ろを振り返るように、首だけ横に向いています。
どうやら、永観律師が一人で行道をしているところに、突然仏像だった阿弥陀が動き出して一緒に行道を始め、後ろで驚いて立ち止まっている永観律師に「遅し」と言っているところを捉えた仏像なのだとか。動作の一瞬をモチーフにしているところが面白いです。 -
お堂の見学は一通り終了。
高台にある多宝塔へ登ったあと、いよいよ紅葉のメイン、庭園の見学へ。
庭園から多宝塔の方を見ると、かなり紅葉が散ってしまっている様子。今でも見応えはありますが、ピークの時は相当奇麗だったんでしょうね。次は根性を出して早めに行ってみたい気もする。 -
庭園の中央には‘放生池’と呼ばれる大きな池がありました。すすきの向こうにはカルガモが泳いでいます。
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池のすぐそばには、広いお茶席がありました。
紅葉の木も沢山あるし、ここのお茶席はなかなか価値がありそう。 -
‘画仙堂’と紅葉。
‘画仙堂’には、画家・関口雄揮氏の作品が展示されていました。釈迦堂にも同氏の襖絵の大作がありました。 -
まだまだ真っ盛りの紅葉トンネルを通って群生場所へ。
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見事です!綺麗です!
昨年は東福寺へ行ってきましたが、東福寺は山が燃えているよう、永観堂は庭が華やいでいるよう、という感じですね。
ひとことで言うと、
東福寺=ダイナミック、永観堂=エレガンス!? -
下を見ると、かなり葉は散っているみたいですが、まだまだ見応えがあります。でも次はやっぱりピーク時に行ってみたい!
-
これぞ王道色、燃えるような赤!
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なんだか癒される、黄色い紅葉。
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紅葉柄の苔絨毯。
赤と緑、どちらも際立たせる相性抜群の補色コンビ。 -
燃える赤と癒しの黄色。
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風との共同作業。
天然グラデーション。 -
赤・黄・緑の信号色トリオ。
こうしてみるとイイ色の組み合わせですね。
気に入っている1枚です。
ちょっと遅い紅葉狩りでしたが、
十分満足させてもらいました! -
*** おまけ ***
駅で500円のバス乗り放題カードを買ったので、
ちょっと遠めのところへ行ってみようと、上賀茂神社へ行くことに。 -
下賀茂神社には何度か行きましたが、上賀茂神社は今回がはじめて。
紅葉の本数は少ないですが、
鳥居の手前には真っ赤な紅葉の大木がありました。 -
上賀茂神社の境内。
下賀茂神社と比べると随分こじんまりとしていて、
静けさがあります。 -
檜皮葺の屋根。
この屋根を修復するのに、実は相当なコスト(億単位)がかかるのだとか。維持をするのも大変ですね。 -
しだれ桜。
一ノ鳥居から二の鳥居までの間には、立派な桜の大木が数本ありました。 -
最後は、妙心寺へ。
夕暮れ空に飛行機雲。
妙心寺が建立された時代には、
見ることが出来なかった景色です。
この後、夜の河原町周辺を散策してから帰りました。
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