盛岡ゆっくり旅

2008/05/10 - 2008/10/02

盛岡は私の近いようで遠い古里
離れて３６年の歳月が過ぎ去っておりました
慶弔事があれば故郷に戻ることもありますが
いつも、２泊・３泊の落ち着かない帰郷となり
大概の場合は「お墓参り」が主体なんですねぇ〜
そんなことを３６年も繰り返して振り返れば
皆さん「浦島太郎」・・・ああぁぁ〜春夏秋冬・花鳥風月
は変わらねど父母・兄・親戚の人々は皆さん
この世をさりて北上川だけが悠久の流れを変えない
本当に侘しく・寂しく・悲しくもあって
でも、２０歳過ぎまで過ごした古里を３５年振りに
見直し・体験する６か月の旅を敢行いたしました
盛岡の「チャガチャガ馬っ子」から「さんさ踊り」
「灯篭流し」「八幡宮祭典」「盛岡花火大会」などなど
２０歳までは住んでいたとは言っても、初めての体験も
改めて見直す故郷は・・・・私にとってやっぱり
遠いのです・・少し住めば住めそうなやって行けそうな？
でも、横浜は３６年も住んでしまった・・結婚・仕事
マイホームの購入・子育てなどなどにひた向きに
頑張って子供ら皆巣立って行く・・・・残されるは
もう少しもすれば迎える老夫婦、これからが何が起こるか？
人生の最もリスクのある時期に立ち向かって行こう！
とするパワーと知恵と節制と共生の大切な時期
同時にとても不安なころ・・何かを選べば何かを捨てなけれ
ばならないのが若くても老いても・・・・人生
でも、老いてくれば老いるほど慎重に生きなければ
見極めて選択しなければと思うこのごろ
まずは、短期間の滞在で体験した東北の熱く短い
一夏を画像で残しておきたいとアップいたしました。

エリア 盛岡(岩手)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円

確か６月１４日・・・説明では江戸時代
農耕馬だった馬への日頃の労をねぎらって
また感謝の気持ちを込めて始まったお祭り
「チャグチャグ馬子」なそうです。　　　　　　　　　http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007060901000207.html
この日の朝、「岩手・宮城内陸地震」が起こったことは記憶に新しいことと思います。この朝、８時あたりでしたか、地面から突き上げるような揺れを感じ、かなり強い地震と怖くなったのを覚えております。
この日は、チャグチャグ馬子の日・・・間もなく突然の豪雨が待っていようとは馬も分かりません・・・地震によって大きく出発の遅れた９９頭の馬たちが行進を始めてまもなくの豪雨・・これは大変気の毒でした。馬の装束も雨に濡れ、とても重そうです。馬の労をねぎらうどころではありません。

★チャグチャグ馬子★の日は必ず晴れる・・
というジンクスにも恵まれず＜地震＞＜雨＞
馬も馬に乗る娘もズブヌレになってました
でも、後半には雨も止み始め・・・ホント
皆さんお疲れさん！です。

農耕馬だけあって足の太く立派なこと
カツっカツっとアスファルトを蹴る音と
鈴と装束から出る鈴の音はシャン・シャンと
私には聞こえました
岩手の詩人・宮沢賢治にはチャンガ・チャンガ
と聞こえたらしいですよ！

大人の馬の中には仔馬も参加
遠く滝沢村より歩いてくるため
へたり込んでしまう仔馬もいるとのこと
そんな時、大人の馬たちは仔馬を気遣って
振り向いたりするとか・・・優❤
滝沢の鬼越神社から２０キロほど歩いて
やってくる装束馬・・・沿道からは大きな
拍手が起こります
結構胸がジーンとなりますよ

道行く人々からは「わあ〜カワイイ」の声が
「チャグチャグ犬子」の登場ですよ！
私には、そんなカワイイとは思えませんでしたが
飼い主さんが満足そうだったのは良かったかも
来年から真似ごとでチャグチャグ犬子が
増えたりしませんように・・・と願いますが
ブログの材料に華を添えてくださったのは確か！
ありがとう！

チャグチャグ馬子の前日か当日？
忘れてしまいましたが、盛岡駅の西側から
バスに乗ろうとしてましたら「雫石アあねっこ」
と言うのでしょうか「チャグチャグ美人」と
言うのでしょうか・・・写真撮ってよろしいですか？
に気軽に「どうぞ」・・・これからが東北盛岡の
夏が待っております・・空は抜けそうな青でした