いわて銀河鉄道～石川啄木・・たわむれに母を背負いて・・

2008/06/13 - 2008/06/13

この日は、とても良く晴れておりました
盛岡駅から＜いわて銀河鉄道＞に乗り
渋民駅で下車・・・ここから歩くこと５０分
渋民と好摩では、渋民からの方が近そうでしたので
駅前に停車していたバスには乗らずに徒歩で
途中小さな山を越えて「石川啄木記念館」へ到着
・・・あまり人が訪れないのか、やや無愛想な
受付係員さん＜もう少し、ニッコリ！した方が＞と
想いながら見学いたしました
ここに来たのは二度目・・・あれは学生の頃だった
自転車で＜沼宮内＞まで行く途中立ち寄ったことがありました
あの頃と、さして変わらぬ物が置かれてあって・・・

エリア 盛岡(岩手)

http://www.page.sannet.ne.jp/yu_iwata/tamayama.html
啄木が代用教員をしていた
渋民尋常小学校の教室、木製の机と椅子
ガッチリと作られていて
古い昔ですが・・・こんな時代が懐かしい

＜いわて銀河鉄道＞で渋民駅に
向かいました・・・電車はガラガラに空いて
のんびりムード、らくちん気分

ここから森に入るのは
やや心細いのですが
ここを入れば「宝徳寺」に出るそうです

宝徳寺の庭にある「ヒバの木」です
数百年かなあ〜

啄木が暮らしていた宝徳寺
新しく改築したようですが
傍にある＜ヒバの木＞はその歴史を
見つめていたのですね！

歌碑と渋民尋常小学校

余は日本一の代理教員である
と・・・子らと共に過ごした
大らかな日々

啄木鳥・・・キツツキ

小さな体育館でした
でも、小学校の子供たちには
大きく感じていたかもしれません

広き階段とバルコンのある家
啄木理想の家の間です
質素ですが寒そうですよ

この画像だけは盛岡の中央通り
http://www.iwatabi.net/morioka/morioka/takuboku.html
啄木の新婚の家・・・盛岡駅から
歩いて訪れてみました

＜新しき明日の来るを信ずといふ
自分のことばに・・・嘘はなけれど＞
と複雑な心境を覗かせて・・・

愛宕の森を登りきった天辺に
小さな神社があった
啄木はこの森を・・・・命の森
と呼ぶ

この山道は軽い勾配の登り坂
出会う人は誰も居なかった
足には優しい生命の森