2008/06/12 - 2008/06/12
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旅2旅さん
盛岡駅から開運橋(北上川が流れている)を渡り
昔・昔その昔・・・賑わっていた大通りを
通り過ぎますと、20分ほどあるいたでしょう!
桜山神社に出会います
ここの、この<烏帽子岩>は岩手公園(これは昔の名称)
今は盛岡城址公園と言うそうですが・・その一角にあります
古い人々は岩手公園と言った方が馴染みも深いので・・・
と思いますが、私にはこの烏帽子岩に・・深く苦い思い出が
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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この烏帽子岩の裏側は旧名称「岩手公園」の
広場になっております・・・・
私は、中学3年の夏の早朝パジャマ姿で
この公園を散歩しておりました -
まさか、こんな早朝に同級生と担任の先生が
散歩にやってくるなんて・・・思いもよらぬこと
慌てて私は、この岩の陰に隠れました
パジャマ姿を見られたくない!恥ずかしい!
そんな気持ちが、私を<隠れる>と言う
咄嗟の行動に駆り立てたのです -
私を慰めて同行してくれたオジサン・井上さん
と言う人・・・・「オイ!どうして隠れるんだあ〜?」と怪訝な様子
私は、うな垂れて黙ってしまいました
オジサン・・私の境遇を察知したのか
「我慢のし時だよな・・・」と一言
オジサンの温かな言葉が
胸にジーンと伝わって、嬉しくって心が
奮い立って・・・頑張ろう!って強く決意 -
あれは15の夏の朝・・・同病室のオジサンは
洗面器に喀血して亡くなって逝った
とても悲しく・子供なのに慟哭を体験
したものだった・・・その名は「井上人造さん」
人には、決して忘れぬ人がいる -
この<烏帽子岩>は「お守りの岩」とも言う
確かにそうですね・・・人造オジサンは
私を、慰め勇気付けてくれた・・守り人・・
あの時にあの出来事がなかったら真直ぐに
生きることが出来なかったかもしれない
一足先に、巣立って行った同級生たちに
出会ってしまったら・・・私の人生ドラマは
どんな展開を示して行くことになったのだろう
・・・いつも、この烏帽子岩にやってくれば
オジサンの落ち着いた笑顔がよぎり
そこに、パジャマ姿で立ち話し掛けて来るような
想いに捉われる・・・ありがとう!と
小声で烏帽子岩に向かって目を落とす -
新しい名称<盛岡城址跡公園>は
私の、遊び場・冒険の場
この岩には素手でよじ登りヤッタゼ!
あの頃は大きな高くそびえる岩に思えた -
昔と全く同じですね
違ったところと言えば路面が舗装
されたこと・・・あの頃は
土面路だったかなあ〜 -
この湾曲した赤い橋
啄木が上から飛び降りたという
学生のころに私もまねて飛び降りようと
しましたが・・・出来なかった
啄木は何処かヤンチャだったのかも -
何処に根を張っているの?
岩の上にガッシリ立っている
大樹・・・岩を守っているんだね -
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