2008/10/22 - 2008/10/29
285位(同エリア365件中)
ユッコさん
今回は、2008年秋マドリッド、トレド、セゴビア、ポルトガルの回遊記です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- エールフランス
-
10月24日
トレドのホテルを朝の8時ごろ出発したけど
まるで早朝のように薄暗く、月まで出ていた。 -
しかし、時間が時間なだけに
道はせわしく車や人が往来していた。
駅に着いて、バルでコーヒーとドーナツ
夫はコーヒーとチュロスを立ち食いし
8時半のマドリード行きにあわてて乗り込んだ。
昨日、往復のチケットを買ってあったんだけど
私は日にちをまたいでも有効なのかどうか
不安に思っていた。
でも大丈夫だったようだ。
しかし、昨日の直行とは違い、高速を頻繁に降りて
住宅街のバス停でしょっ中止まるので
1時間半も掛かった。
でも都市とも違う、観光地とも違う
普通の住宅地を見てまわるのは結構面白かった。 -
マドリードのバスターミナルに戻り
今度はセゴビア行きのバスに乗った。 -
それにしてもスペインの大地は、
禿山にぽつんぽつんと木が生えていて、
まったく話は覚えていないけど、十数年前に読んだ
「ドン・キ・ホーテ」を思い出す。
勿論そんな時に口ずさむのは
あの「激安の殿堂」にかかっているテーマソングだけど。
バスに乗って、マドリードで買ったトレンチコートの
デザインをチェックしていて、
ここをこう直したらもっと良くなるかな?とか
色々考えていたら、だんだん気分が悪くなってきて
乗り物酔いになりそうだった。
ずっと下を向いていたせいかな?
と思ったけど、実はここ標高が1千メートルある場所だった。
そのうちマチュピチュの遺跡とか見に行きたいと
思ってるんだけど、
こんなことで気分が悪くなるなら
益々高山病に罹る確信を深めてしまう・・・。
さて、バスターミナルについて、案内所で地図を貰うと
日本語バージョンも置いてあった。
かなり日本人が好きな場所のようだ。 -
今日の宿はあの有名な水道橋のすぐそばにある。
広い通りの商店街を歩いていくと
こんなお店があった。 -
そしていきなり見えてきた橋は、期待にたがわず
-
どーん
と立派な構えだった。 -
今日のホテルは私たちには珍しく、
2年前に建ったばかりの新しくて快適なホテルだった。
インドのアパートと同じ時期に建ったとは思えない。
ていうか、7年経ってる西宮の家よりおんぼろだけど。
部屋は、ブリッジ・ビュー。 -
荷物を置いたら早速
橋の目の前の由緒ある豚の丸焼き屋へ向かい
橋を眺めながら豚の丸焼きを食べた。 -
豚はお皿で実が切れるほど、やわらかく
皮は北京ダックのようにパリパリしている。
夫がすごく楽しみにしていたのに
あまり期待ほどではなかったらしく
私がほぼ食べてしまった。 -
勿論ドイツの名物シュバインツ・ハクセという同じ豚料理に比べたら
数段もおいしいけど
残りの旅の食事は、もうバルのおつまみをちょろちょろ食べて
お腹いっぱいにしよう、と決めた。 -
お店を出て、早速橋の脇にある階段を上り
実際この水道を使っていた中世の街中を見学。 -
マヨール広場にあるカテドラルに入ってみた。
-
中庭は素晴らしいけど、
はっきり言って、ヨーロッパの教会も城もみんなどこも一緒だ。
こう思い始めたらもうヨーロッパ旅行は
終焉に近づいているんだろうか・・・? -
アルカサルの前の広場に着いたとき
おじいさんが近づいてきてこう言った。 -
あの辺りからアルカサル(城)を望むのが最高に美しい。
-
そこは城壁の外の、かなり下のほうへ降りていく道だったので
夫はそれよりも城内を見たがったけど
私はもう室内装飾を見るのに飽きていたので
おじいさんのお勧めの場所へ行きたいと主張した。
近道をとって、すごい急な階段の山道を降り
人通りも少ない静かな道路をしばらく歩いた。
最近は目立った観光地より、こういう人の生活が見える場所や
静かな通りのほうがすごく楽しい。 -
おじいさんの言っていた通り、お城の美しい全容が良く見えた。
-
それより私は目の前にあるこの美しさに感動してしまった。
-
ここはカルメリタス・デスカルサル修道院。
この小聖堂は
トリニタリオス・デ・サンタ・マリア・デ・ロカマドル修道院(長っ)
の跡で、糸杉は13世紀に植えられた、とガイドにある。
青い空に映えるファッサードが素朴で郷愁を誘う・・・
まだまだ、ヨーロッパも捨てたもんじゃないな。 -
往復相当歩いたので、水道橋に戻ってきたときには
夫はかなり不機嫌になっていた。
ところがこの広場の端っこにローマと同じ
ロムルスとレムスの像が置いてあることを発見し
機嫌を取り戻した。
単純だな・・・
しかもここから新市街へ伸びる大通りの名前が
ローマ通りだった。 -
ホテルへ戻る前にバルで軽く喉を潤そうと
商店街にある一軒で飲み食いし
部屋に戻って一休み。 -
再び元気を取り戻し、辺りがすっかり暗くなった夜8時ごろ
今度は城壁と反対側の水道橋の終わりを見に行ってみた -
一番の威容は広場の前で、だんだん橋げたは小さくなっていくんだけど
それにしても、この石垣に溶接はなく
ローマ人の数学によって崩れないようにしてあるんだって!
その後2件のバルを梯子し、焼き栗を食べながら
城壁内をブラブラして部屋に戻った。
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