2008/07/11 - 2008/07/11
75位(同エリア95件中)
まみさん
2008/07/11金 カザンラック観光、シプカ僧院からリバリッツァ村へ
【宿泊:Hotel Sveta Ekaterina(リバリッツァ泊)】
・カザンラック
イスクラ歴史博物館
トラキア人の墳墓(レプリカの方)
バラ博物館
・シプカ僧院
・スコヴェレヴォ村のローズオイル精製工場兼民俗複合施設(Ethnographic Complex DAMASCENA)
・アセン村で写真撮影
・バルカン山越え(カロフェル町は上から見たのみ)
・リヴァリッツア・フォークロア・コンクール見学
バラ祭りの時期でないカザンラックって、たいして見どころはないと思っていました。
とんでもない!
少なくとも私にとっては、今回の半日観光では足らないくらい、魅力ある町でした。
仮にブルガリアの世界遺産第一号のトラキア墳墓がなかったとしても。
絵になる美しい旧市街というのはなさそうでも。
博物館が充実していることで、私の中ではカザンラックは及第点です@
今回、カザンラック市内では、イスクラ歴史博物館とバラ博物館を訪れました。
後者はきっと、たいていのツアーでも予定に組まれるところでしょう。
ギフトショップでのショッピングも含めて。
だけど、前者は、私が博物館好きだと強調したから、旅程に挙がったのだろうと思います。
イスクラ歴史博物館は、1階にはトラキア墳墓やローマ時代の出土物などの考古学分野のほかに、19世紀ブルガリア独立前後の家具や革命の志士にまつわる品々などが展示されていました。それは私にとってはほとんど民俗博物館。
そして2階は、20世紀絵画ギャラリーでした。
私の好きなジャンルです。たとえブルガリアの画家はほとんど知らなくても。
好きな絵は画家の名前で決まるわけではないから。
ガイドブックや買ってきたリーフレットをひっくり返してみると、カザンラックにはまだまだ魅力的な博物館やギャラリーがありました。
1人で回っていたら、市郊外に気軽に出かけられる子通手段をもたなかった代わりに、それらを目当てに市内を丁寧に回ったでしょう。
今回は、半日足らずのぎりぎりしか日程を割けられなかったため、カザンラックはこんな街なんだ、という散策はほとんどできませんでした。
バラ祭りの中心地で、そのときには世界中から観光客が集まるくらいですから、そこそこお洒落そうな街だったのに。
でも、心残りがあるくらいが、街の印象はよりよいものとして記憶に残るものかもしれません。
そして、やっぱりカザンラックで買ってしまいました、バラ・グッズ。
一番安く手に入るのはソフィアの薬局だとの情報は得ていたのに。
旅先のショッピングって、気分とムードに影響されてしまうもの。
あそこで買えばよかった───と後で思っても、たいてい戻ることができませんからね。
「カザンラックは思ったより面白い街です。明らかに目を引くものはないものの、街には長い歴史があり、滞在するだけのことはある、とても愉快な場所がたくさんあります。スタラ・プラニナ(バルカン)山脈とスレドナ・ゴラ山脈の間に押し込まれたこの街は、バラの谷の東の端にあり、ローズオイル精製の中心地です。もともとローマ人の町セフトポリス(Sevtopolis)として定住が始まったカザンラックは、今でも、世界遺産のある場所であることに触れなくても、魅力がたくさんあります。たとえ自分自身の価値観からカザンラックを訪れるる気にならなくても、カザンラックは重要な交通の要所なので、途中下車することはあるでしょう。」
(Lonely Planet(2nd edition 2005年刊)より私訳)
※カザンラックで買ったバラ・グッズ等の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14421103/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその14(完):ブルガリアでゲットしたもの」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10267157/
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ホテルの部屋のテラスから見た朝のロゾバ・ドリナ大通り
遠景にバルカン山脈が見えます。
「カザンラク
ソフィア〜ヴァルナ間の幹線上に位置する、バラの谷で一番大きな町。カザンラクとはバラを加工する際に使う「銅の釜」を意味し、バラ産業の中心地だ。ここで催されるバラ祭り(プラズニク・ナ・ロザタ)の日にはヨーロッパ、そして日本からもたくさんの観光客が訪れる。(中略)
祭り以外の時期は静かな町だが、世界遺産のトラキア人の墓(見学はレプリカのみ)や、近郊には1878年の露土戦争でロシア・ブルガリア連合軍が歴史的勝利を飾ったシプカ峠などの見どころもある。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より) -
ホテルの部屋のテラスから見た朝のスヴォボダ(自由)広場
有名なバラ祭りの開会式が行われるカザンラックの中心の広場です。
この広場の背景にもバルカン山脈が見えます。
「カザンラック
この町はトラキアの王とバラの谷の中心地として有名です。町の近くには、世界で唯一のバラ博物館があります。ここでは、古代トラキアの町セフトポリス(Sevtpolis)と紀元前3〜4世紀のトラキア王のたくさんの墳墓が発見されています。」
(ブルガリアで買ったパンフレット「BULGARIA guide」(ART TOMORROW出版(www.arttomorrow.com))より私訳) -
学生の意味の単語の最初の文字「Y」を掲げた教習車
スヴォヴダ広場前のアレキサンダル・バテンベルク通りの交差点にて
日本の友人たちに送るポストカードの切手が欲しかったので、出発前にちょっくら郵便局まで買いに行くことにしました。 -
カザンラック郵便局のポスト
「ザ・チュジナ」と読める手前は海外宛のポスト、残りはブルガリア国内宛てで、主要都市については都市ごとに分別して投函するようになっています。
たとえば、右側はソフィア宛のポスト。 -
パステルカラーな建物が並ぶカザンラックのメインストリート(アレキサンダル・バテンベルク通り)
-
スヴォタ広場近くのお洒落な水汲み場(チェシメ)
1903年に設置されたもの -
イスクラ歴史博物館兼アートギャラリー
ムクゲの写るアングルで
展示の説明の一部、表題だけはところどころ英語が併記されていましたが、ほとんどブルガリア語だったので、ガイドに読んで説明してもらいました。
「イスクラ博物館兼アートギャラリー
この博物館兼ギャラリーは訪れる価値が十分あります。豊富な考古学の展示には、トュルベトの丘にある墳墓(世界遺産に登録されたトラキア墳墓)を含むいくつかのトラキア墳墓の発掘から出土した土器、装飾品や道具があります。説明はすべてブルガリア語なので、英語、フランス語あるいはドイツ語のパンフレット(2レヴァ)が役に立つでしょう。
2階は、たくさんの絵画が展示されています。中にはイヴァン・ミレフ(Ivan Milev)やバジル・バラコフ(Basil Barakov)などの有名な現地の画家の絵もあります。(後略)」
(Lonely Planet(2nd edition 2005年刊)より私訳)
2008年9月から2009年7月にかけて日本を巡回するトラキアの黄金文明展のハイライトの黄金マスクは、ここにレプリカがありました。
この博物館に展示されているのは常にレプリカなのか、あるいはひょっとして本物はすでにこの時には、日本への旅立ちの準備に入っていたのでしょうか。
その他の展示品は、類似のものを、ソフィアのボヤナにある国立博物館や市内の考古学博物館でたくさん見て来ました@
「よみがえる黄金展」の先行パンフレット(PDF版)のURL
http://www.yomigaeru-gold.jp/highlight/img/chirashi.pdf -
イスクラ歴史博物館のシンボル?
きっと、古代トラキア人の二輪馬車ですね。
中は中央が吹き抜けの小広間のようになっていて、去年(2007年)、広島市からの団体さんが原爆の展示をしたそうです。
そのせいか、館員さんの1人は、「ようこそいらっしゃいました」とカタコトに日本語で迎えてくれました。
「イスクラ歴史博物館
白い建物の入口には馬車に乗って走る兵士の姿が浮彫にされている。1階は考古学博物館でカザンラク周辺から出土した土器や装身具が展示され、2階は現代アートギャラリーになっている。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より) -
刺繍をするおばあさんたち
トラキア人の墳墓のあるトュルベトの丘の前で
たぶん支給される年金だけでは生活が苦しいので、こうして手芸品を売ることで生活費のたしにしているのだと思います。
この丘の上に、世界遺産のトラキア人の墳墓があります。
「トラキア人の墓
町の北東、トュルベト公園内にあるユネスコの世界遺産。1944年、防空壕建設中に偶然発見された。保存小屋のそばには精巧なレプリカがある。忠実に再現された、紀元前4世紀後半から紀元前3世紀頃のものとされるトラキア人のフレスコ画で、戦闘場面や葬送儀礼の様子が数種類の色使いで描かれている。また、発見から1979年の世界遺産登録までの過程が、写真とともに年代を追って説明されている。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より) -
世界遺産のトラキア人の墳墓のレプリカの入口とネコ
残念ながら本物には入れませんが、精巧なレプリカがあります。
でもレプリカでも雰囲気は味わえますからね。
壁のひび1つ、忠実に再現されていました。
墳墓の中は思ったより狭かったです。
通路と奥の墓室の境界は低いので、頭を下げてかがんで入ります。
1人ずつしか入れません。
ドーム状の墓室の中も、7〜8人でいっぱいになるでしょう。
ものすごく音が響きました。
墓室の天井に壁画があることは知っていたのですが、通路にもありました。
特に馬がとてもかっこよかったです。
「カザンラックのトラキア墳墓
トラキア墳墓はカザンラックから5kmの丘で発見されました。長方形の前室、細長い廊下、そしてレンガのドームの墓室の3室は、たくさんの装飾模様や人物の絵で飾られています。墳墓はトラキアの建築としても紀元前3〜4世紀の美術としても、最も貴重な記念建造物の1つです。1979年にユネスコ遺産に登録されました。」
(ブルガリアで買ったパンフレット「BULGARIA guide」(ART TOMORROW出版(www.arttomorrow.com))より私訳) -
本物のトラキア人墳墓を保護している建物(右)とローマ時代の遺跡(左)
本物は修復中で未公開。
ここでもブルガリアの建物はオレンジ屋根です@
「トラキア墳墓
カザンラックのトラキア墳墓は、1994年に兵士が偶然発見しました。オリジナルの壁画は、ヘレニズム時代、紀元前5世紀初頭から4世紀末のトラキア絵画の傑作です。オリジナルの墳墓は、専門家や観光客が一日20人まで、10ユーロで見学することができます。
ブルガリアで最も優秀な博物館修復・保存管理者であるルベン・プラシュコフ(Lyuben Prashkov)教授は、1978年に、大勢の見学者のために精巧なレプリカを制作しました。そこには、残っている葬儀の品々───土器や死者のベッドが展示されています。」
(カザンラックで買ったリーフレット「KAZANLUK The Valley of the Roses and Thracian Rulers」(ART TOMORROW出版(www.arttomorrow.com))より私訳) -
カザンラックで買ったリーフレット「KAZANLUK The Valley of the Roses and Thracian Rulers」から、トラキア人の墳墓の写真
墳墓の中でも一番奥の半円ドームの墓室の天井の壁画
一緒に写っているのは、ソフィアで買った民族人形です。
これに1mlのローズオイルがセットになっていました。
典型的なおみやげの1つ。
「カザンラックのトラキア墳墓
トラキア墳墓は、カザンラックのトュルベトの丘(Tyulbeto Hill)にあります。1979年以来、ユネスコ世界遺産に登録されています。
墳墓は前室、廊下(長さ1.95 m、幅1.12m、高さ2.24m)、そしてミツバチの巣のような鐘のような形のドームの墓室(高さ3.25m、基盤の直径2.65m、椀型の頂点の直径0.47m)から構成されています。
墓室と廊下の壁画は、すばらしい芸術価値があります。廊下の壁画は戦闘場面を現しています。異なる2つの部族の軍隊が西壁に描かれています。これは、異なる衣装と武器から推測することができます。反対側の壁には2人の戦士が軍隊の前で一騎打ちをしています。2つのフリーズ(細長い壁)に描かれた人物は全部で21人です。最も興味深いのは、墓室のドームに描かれている疾走する2輪馬車です。画家は、2輪馬車の騎手と荒々しい馬を永遠に披露しながら、他にはない芸術的ヒントを提供しています。絵は、トラキア人の王とその妻を示し、とりわけ強い影響を及ぼしています。夫妻は、描かれた葬儀の中心として自ずと注目します。彼の天与の不死性の象徴である黄金の冠をかぶった王の堂々たる風貌と、信じきったように夫の手に右手をゆだねた、生者である彼の妻の哀しみは、哀しみは、異なる感情をかきたてると同時に、構図上の統一性を生み出しています。墓室の入口と反対側の右手に描かれた彼らは、果物や埋葬品を運びながら近付く親戚や召使いたちに囲まれています。古代の画家は、構図上や1人1人の絵や色づかいにも見られる驚くべき芸術的才能だけでなく、とりわけトラキア人貴族の衣装や装身具、生活様式や習慣について、非常に貴重な情報も残しています。
墳墓の上には、空調設備のある特殊な保護構造物が建てられ、壁画の保存に必要な状態を保っています。訪問者のために、近くに墳墓の精巧なレプリカが作られました。(後略)」
(HP「Welcome to Bulgaria」(英語版)より私訳(http://www.bulgariatravel.org/eng/index.php)) -
ラキア(非常に強い果実酒)の入ったお土産用の瓶
可愛いですね。
どうやってこれを瓶の中に入れたんでしょ。 -
ラキア(非常に強い果実酒)の入ったお土産用の瓶
このラキアは飲まないで保存用?
ちなみに、非常に強い果実酒であるラキアは、ハンガリーではパーリンカ、ルーマニアではツイカと呼ばれていますね。
ただし、国によって中身に多少の違いがあるかどうかは定かではありません。
パーリンカもツイカも暑い夏には体が暑くなって閉口したので、今回のブルガリア旅行ではツイカを口にしませんでしたし、たぶん私には味や風味の微妙な違いは分からないでしょう。 -
ラキアの入っていないお土産用の瓶
中の民族人形が可愛いです@
瓶に入ってなくて、納得できるお値段なら買ったかもしれないですね。
(瓶はかさばるし重いヨ。) -
バラ博物館へ
入口の寄せ書きノートには、日本人の書き込みがたくさんありました。
ガイドと2人で仲に入ったのですが、館員さんの10才くらいの娘さんが見学の間くっついてきて、順路を教えてくれました。
「バラ博物館
町の北、シプカ峠へ行く途中にある博物館。バラの香油の製造過程の写真や蒸留釜などが見られる。説明文はすべてブルガリア語。受付ではバラの香水、リキュール、ジャムなどのおみやげや、祭りのときにはスケジュール表が含まれたパンフレットなどが売られている。庭には幾種類ものバラが咲き乱れる。隣接する工場でバラの蒸留過程を見学することもできる。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より)
「バラ博物館
1969年、バラ農家の古い建物に、この種の博物館としては唯一の「バラ博物館」が開設されました。豊富な資料、写真やドキュメントによって、ブルガリアのバラ栽培340年という長い歴史をたどることができます。バラオイル精製のために実際に使われていた容器───タンクや冷却装置、貯蔵と運搬のための容器「コンクーム(konkumes)」、ボトル、小びんや箱、ローズウォーターからローズオイルを分離する器具、バラ商社の商品見本、バラ農家のオリジナルの写真、バラ園の手入れ道具が展示されています。」
(カザンラックで買ったリーフレット「KAZANLUK The Valley of the Roses and Thracian Rulers」(ART TOMORROW出版(www.arttomorrow.com))より私訳) -
昔のローズオイル製造器
なんかロボットみたいで可愛い!
左の鐘状の下に花びらを入れて蒸留させ、管から桶へと揮発性の成分を抽出します。
「ローズオイルって何だろう?
(前略)ローズオイルというのはバラの精油つまり「エッセンシャルオイル」のことである。これは揮発性の高い、濃縮された有機化合物の集まりで、中に独特の芳香と薬理効果を生み出す様々な成分が豊富に含まれている。
1ヘクタールの畑からトラックいっぱい、およそ3トンの花びらが採取され、そこからやっと1キロの精油が抽出できる。このように精油は非常に貴重なもので、金の値段と同じ価格で取引されていたこともある。
精油をバラから抽出する方法にはいろいろあるが、バラの場合はその80パーセントが水蒸気蒸留法という抽出方で作られる。(後略)」
(「神様がくれた国ブルガリア〜空・海・大地と食の旅〜」文・明石和美/写真・長谷川朝美(愛育社/2002年発行)より) -
昔のローズオイル製造器
これもロボットみたいです@
「ローズオイルの抽出法
原料のバラの花を銅の釜に入れて(この釜をカザンと呼ぶ(中略))熱を加えてバラの花を蒸す。すると揮発性の成分が水蒸気の中に発散してくる。出てきた蒸気をすべて集めて長い管の中を通し、別の容器につないでおく。その間に冷却すると、容器の上部に「オイル」、下部に「ウォーター」と分離して貯まる。このオイル部分を抽出したものがバラの精油「エッセンシャルオイル」。オイルといっても揮発性のサラリとした液体だ。
「オイル」を取った残りの「ウォーター」にも実はバラの香りと成分がまだたっぷり残されている。これが「ローズウォーター」である。精油を作った後の副産物のようなもので、値段の点でも比較にならないほど安い。しかしこのローズウォーターも使い道が多く、化粧水など様々な用途に利用されている。」
(「神様がくれた国ブルガリア〜空・海・大地と食の旅〜」文・明石和美/写真・長谷川朝美(愛育社/2002年発行)より) -
バラ祭りのときに選ばれるローズクイーンたちの写真
コンテストの応募資格はカザンラック市の女性で、クイーンに選ばれた優勝者は、1ヶ月間、姉妹都市である広島市を訪問するそうです。
「ローズオイルについて(つづき)
その他紛らわしいものにまったく科学的に合成された香水がある。みやげ物店ではこの化学合成の香水や、ローズオイルを類似した他の精油でのばしたものも売られている。
みやげ用に売られているのはほとんどが同じような木製外ケースの中に透明のアクリルやガラスの小瓶という二重の容器に入れられているのだが、この1本が最低2.5レヴァから、その何倍もの価格差があるというのはこういう理由による。
安いから必ずしも悪いというわけではなく、目的に応じて使い分ければよいのではないだろうか。その違いを明確にして売っているところが信頼できる店と言える。
また見分け方のひとつとして、純粋ローズオイルは貴重なものなので、中の透明容器のキャップが蝋で封印されている。それを目印にするとよいかもしれない。」
(「神様がくれた国ブルガリア〜空・海・大地と食の旅〜」文・明石和美/写真・長谷川朝美(愛育社/2002年発行)より) -
1番最近のローズクイーンとバラ祭りの写真
バラのキングとクイーンかしら。
首に掛けているのはバラの花びらで作ったものでしょうか。 -
バラ祭りの写真より
民族衣装を来た娘さんたちがバラ摘み
バラの品種はオールドローズのダマスク・ローズで、初夏にしか咲きません。
収穫期は6月中旬で、花摘みは一番香りの強い早朝に行われるそうです。
なので、私が旅行した7付は、カザンラック郊外から広がるバラの谷に、バラの花はありませんでした。
バラのないバラの谷の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328484/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328485/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328486/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその6:ブルガリアのバラ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10262840/ -
昔の器具でバラオイル製造中の写真
「バラ博物館
『バラ、アロマ&薬用植物研究所』という物々しい名前の施設にあるのは、小さなバラ博物館です。写真や展示文(ブルガリア語のみ)で、300年昔の古いバラの育成、花びらの採取、オイル精製過程が説明されています。併設のギフトショップではローズオイル、香水、石けん、リキュール、ティーバッグ、ジャムが販売されていて、時々訪れるツアー客には人気です。博物館は町の中心からオズヴォボジュデニエ(Osvobozhdenie)通りを北へ3kmのところにあります。英語とフランス語のガイド・ツアーを申し込むことが出来ます(値段は交渉次第)が、冬季は、まず開館時期について電話した方がよいでしょう。」
(Lonely Planet(2nd edition 2005年刊)より私訳)
博物館はそんなに大きくありませんでしたが、敷地は広く、ずっと奥までありました。
ローズオイル研究所やバラ園があるようです。
博物館のギフトショップでは買い物はしませんでした。
買ったのは、トラキア人の墳墓のあるトュルベトの丘や、次の旅行記で紹介するシプカ僧院の駐車場のところの屋台のおみやげ屋さんで、です。
そういうところほど、買い物したい誘惑に負けやすいものですねぇ。
そんな屋台で買ったバラ・グッズたちの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14421103/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその14(完):ブルガリアでゲットしたもの」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10267157/
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