インドネシア１０ ボロブ２日目（日の出、仏像、市場）

2008/09/26 - 2008/10/03

ボロブドゥールでの２日目です。
日の出からボロブの仏像、ミュージアム、市場を順に紹介します。
写真枚数が多くなり過ぎるので、夕日と夕食の食堂は次の旅行記に分けます。

エリア ボロブドゥール遺跡周辺(インドネシア)

ボロブからの日の出です。

この写真は、まだ東の空が赤くなりだした程度です。

東の空の赤みが濃くなってきました。

雲の層の下にかすかに太陽が見えています。

日の出です。

左遠景の山は、メラピ火山です。標高は資料によって
2911〜2968ｍと色々。
インドネシアではもちろん世界的にも特に危険な第１級の活火山です。ここ１万年間以上色々なタイプの噴火を繰り返し、噴火周期も数年と短期間です。

これは北東方向。
こちらの山はＳｎｍｂｉｎｇ　Ｍｏｕｎｔｉａｎ。
メラピ山と同じ美しい山容のコニーデ型火山です。
この山も山頂に大きな新しい噴火口があります。

朝の光を横から受けて明るく見えるボロブドゥール。

これはいわゆる新しい基壇を取り除いて、古い基壇が見えるようにしてある場所。
前に人が立っているのが古い基壇、その両側に出っ張っているように見えるのが新しい基壇。新しい基壇はボロブ造営中に全体が崩壊するのを防ぐために、言わば重大な設計変更として行われた工事という説があります。
「分別善悪応報経」に基づく「醜悪な顔」＝地獄図はここで見ることができます。（前の旅行記インドネシア９参照）

ボロブの階段。実際はこんなに急ではありません。
基壇から天辺の大ストゥーパまでせいぜい１〜２分くらいでしょうか。

ここから仏像五体、五態。

この場所だけ、基壇の高さのまま、ずっとさがって撮影できます。

北西約１ｋｍにあるダギ山からのボロブ遠望。
肉眼で見た感じはこんなものです。
標高は大体同じくらいです。

これは銀塩カメラ400mm相当の望遠。
ボロブを横から見られるのはダギ山だけですが、樹木があって全体は見えません。
一応登ってみましたが、日の出、夕日ともあまりいい撮影場所ではないと思います。
良い道・階段があり登りは楽です。下から５分以内です。

ダギ山の花。
高木の天辺です。

ミュージアム。

ボロブは仏教遺跡とされていますが、こういう立派なものが沢山あったなら単純に「仏教」とは言えませんね。
ボロブはある時期ヒンドゥー寺院として使われていたという説、無視できません。

遺跡公園内をこんな汽車風自動車が回っています。
移動のためにわざわざ乗るほど公園は広くありませんが、子どもは喜ぶでしょうね。
ほぼ同じものがプランバナン遺跡公園にもあります。管理運営が同じ会社のようです。

ここからボロブの市場です。
どこの町でも市場は面白いのですが、やはりそれぞれ個性はあります。
ボロブの市場はどぎつくない、ほどほどと感じました。

外は鳥市場。
ここは肉・卵用で、観賞用は見ませんでした。

よく肥った立派な鶏です。
ほったらかしにして、雑草やごみをつついている鶏とは全然違いますね。

近寄るとますます立派なのが分かります。

こういうのも売ってました。
ウブドで水田に放し飼いにされている中に、こういうのもいました。

でも鳥の多い場所は長居は禁物！！

ちなみに私はインフルエンザの潜伏期間はとうに過ぎました。仮に私が鳥インフルエンザのキャリアだとしても旅行記からは感染しません、ご安心を。

市場で働いている人たち。
家族で切り盛りしている店多いですね。

この子はいい笑顔してくれました。
隣にいた子は「撮っていい？」と聞いた瞬間逃げました。

おばあちゃんと孫、
おばあちゃん乗り気・・・

孫、やや緊張・・・

パパ、昼寝。

少し陽気すぎる女店主・・・

商品を換えてもう一枚。

ボロブでは馬車は観光用ではなく、実用です。
市場の外に何台も止まっています。