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明治24年(1891)に九州鉄道(現鹿児島本線)が門司港を基点に高瀬駅(今の玉名駅)まで開通した。これが九州における鉄道の幕開けであり、以後門司港は九州地方の陸上の玄関口として大いに繁栄した。この門司港駅はイタリアのテルミニ駅を参考にして大正3年(1914)に造られた美しいルネッサンス様式の駅であり、国の重要文化財に指定されている。現役の駅舎が重要文化財に指定されるのは非常にめずらしく国内最高の駅舎と言っても過言ではない。<br />というのは、受け売りですが、地元の私にとっては、子供のころは古い駅舎は逆に恥ずかしいと思ったものでした。まさか、レトロ感を売りにして、町の復興を図るなど、思いもしませんでした。<br />

門司港レトロ 門司港駅

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2008/10/25 - 2008/10/25

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2

15

ラムネ色の風

ラムネ色の風さん

明治24年(1891)に九州鉄道(現鹿児島本線)が門司港を基点に高瀬駅(今の玉名駅)まで開通した。これが九州における鉄道の幕開けであり、以後門司港は九州地方の陸上の玄関口として大いに繁栄した。この門司港駅はイタリアのテルミニ駅を参考にして大正3年(1914)に造られた美しいルネッサンス様式の駅であり、国の重要文化財に指定されている。現役の駅舎が重要文化財に指定されるのは非常にめずらしく国内最高の駅舎と言っても過言ではない。
というのは、受け売りですが、地元の私にとっては、子供のころは古い駅舎は逆に恥ずかしいと思ったものでした。まさか、レトロ感を売りにして、町の復興を図るなど、思いもしませんでした。

同行者
家族旅行
交通手段
自家用車

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  • 駅舎はほんと昔から変わっていません。(少し、薄化粧してるかも、・・・。)駅舎の前にわずかに見える噴水は、最近できたもので、昔はたしかロータリーだったと思います。

    駅舎はほんと昔から変わっていません。(少し、薄化粧してるかも、・・・。)駅舎の前にわずかに見える噴水は、最近できたもので、昔はたしかロータリーだったと思います。

  • この待合所の看板は、新しいかも・・・。<br />前は、”待合室”と左から書かれていたような記憶が・・・。

    この待合所の看板は、新しいかも・・・。
    前は、”待合室”と左から書かれていたような記憶が・・・。

  • 頭端式2面4線のホームの地平駅。3番線はホームに面していない留置線に付けられているので南側から1〜5番線となっている。2つのホームの間には日本の鉄道開業100周年を記念して建立された九州の鉄道起点を示す0哩(マイル)標がある。(中央の黒い石碑)<br />また、隣接して車両基地(門司港運転区)がある。<br /><br />駅構内には戦前から使用されている洗面所、手水鉢、上水道など様々な歴史的資産が存在する。現在は別用途に使用されているが、「一・二等客待合室」・「チッキ(手荷物)取扱所」・「貴賓室」等も残されている。<br /><br />

    頭端式2面4線のホームの地平駅。3番線はホームに面していない留置線に付けられているので南側から1〜5番線となっている。2つのホームの間には日本の鉄道開業100周年を記念して建立された九州の鉄道起点を示す0哩(マイル)標がある。(中央の黒い石碑)
    また、隣接して車両基地(門司港運転区)がある。

    駅構内には戦前から使用されている洗面所、手水鉢、上水道など様々な歴史的資産が存在する。現在は別用途に使用されているが、「一・二等客待合室」・「チッキ(手荷物)取扱所」・「貴賓室」等も残されている。

  • 列車が停車してるところが見えます。

    列車が停車してるところが見えます。

  • 改札口を抜けると、そのままホームになります。<br />結構、停車してる列車まで、遠いんですよね。

    改札口を抜けると、そのままホームになります。
    結構、停車してる列車まで、遠いんですよね。

  • レールが途切れているのがわかるでしょうか!<br />線路の終点は、このようになっています。<br />本州に行く列車は、門司駅から海底トンネルを通っていくため、門司港駅から乗る列車はすべて始発となります。

    レールが途切れているのがわかるでしょうか!
    線路の終点は、このようになっています。
    本州に行く列車は、門司駅から海底トンネルを通っていくため、門司港駅から乗る列車はすべて始発となります。

  • 門司港駅から、表通りを見た風景です。<br />右側に見えるのは、確か『三井倶楽部』です。<br />左側は、???。忘れました。

    門司港駅から、表通りを見た風景です。
    右側に見えるのは、確か『三井倶楽部』です。
    左側は、???。忘れました。

  • 乗ったことはありませんが、子ども達に話しかけてきた様子から、引いてくれる人はとても人の良さそうな方でしたよ。

    乗ったことはありませんが、子ども達に話しかけてきた様子から、引いてくれる人はとても人の良さそうな方でしたよ。

  • 人力車が邪魔で、わかりにくいとは思いますが、ホーム横の空きスペースから、改札口を撮ったものです。

    人力車が邪魔で、わかりにくいとは思いますが、ホーム横の空きスペースから、改札口を撮ったものです。

  • 広場には和布刈神事のモニュメントとともに、横山白虹の句碑

    広場には和布刈神事のモニュメントとともに、横山白虹の句碑

  • 表通りの交差点(海岸側)から撮ったものです。<br />奥に見える山は、風師(かざし)山です。地元のひとは、遠足や初日の出で上ったことがあると思います。<br />山のふもとに見える建物は、門司区役所。外装は、やり直したそうですが、こちらもかなりの年代もので、次に地震が起きたら、あぶないかも・・・。

    表通りの交差点(海岸側)から撮ったものです。
    奥に見える山は、風師(かざし)山です。地元のひとは、遠足や初日の出で上ったことがあると思います。
    山のふもとに見える建物は、門司区役所。外装は、やり直したそうですが、こちらもかなりの年代もので、次に地震が起きたら、あぶないかも・・・。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 横浜臨海公園さん 2008/11/11 09:56:10
    おはようございます
    ラムネ色の風さま、おはようございます。


    門司港駅の旅行記を拝見させて頂きました。
    駅舎は大東亜戦争末期の門司大空襲にも耐え抜き昭和を経て平成の現在に至る存在です。
    また通常は駅舎2階部分は非公開ですが、現在はホールとなっている旧食堂部分に、鉄道院、鉄道省時代の痕跡をより濃厚に残しており、装飾として用いられているマークは鉄道省の紋章そのものです。
    機会があれば是非ともご覧ください。


    横浜臨海公園

    ラムネ色の風

    ラムネ色の風さん からの返信 2008/11/11 10:09:21
    RE: おはようございます
    横浜臨海公園さん、お久しぶりです。旅行記見ていただいてありがとうございます。
    今頃は東北地方を回られている頃でしょうか?
    青森の口コミ拝見させていただいてます!
    青森はもうずいぶん寒いのでしょうね。
    福岡も寒くなってきましたよ。紅葉もいつの間にか終わりに近く枯葉が舞っております。

    横浜臨海公園さんは本当に鉄道関係詳しいですね〜。(いやいや、何事に対してもでした)
    私のように「へえ〜〜。」で終わってしまう者にとってとても勉強になります。2階にもあったなんて・・・。
    日ごろから見慣れている駅舎もなんだか違って感じます。
    横浜臨海公園さん、寒くなりましたのでお体に気をつけてくださいね!



              ラムネ色の風

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