ボロブドゥール遺跡周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
バリ島からジャワ島のジョグジャカルタへ移動。<br />ジョグジャカルタの空港を出てすぐにタクシーのたまり場でタクシーを雇い、世界遺産の仏教遺跡ボロブドゥールへ向かいますが、途中にあるムンドゥッ寺院とパオン寺院に寄ってもらい時間をかけて撮影をしました。<br /><br />1991年、二つの寺院とボロブドゥールは「ボロブドゥール遺跡群」として世界遺産に登録されています。<br />3つの寺院はほぼ東西一直線上にあります。<br />ボロブドゥールが一応の完成を見た8世紀末から9世紀初頭以降、ここが宗教上の聖地として巡礼の対象であったとしたら、はるばる遠くからボロブドゥールを目指した多くの信者たちが、最後の数キロ、二つの寺院に参拝し、さらにエロ川とプロゴ川の深い谷を下り川を渡り、また対岸の崖を登って、宗教心を高揚させつつ、ボロブドゥールに到達したと想像されます。<br />そういう状態で、信者たちの宗教的高揚感や恍惚感が最高潮に達するのは、現在の聖地巡礼でも同様です。

インドネシア6 ムンドゥッ寺院・パオン寺院

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2008/09/26 - 2008/10/03

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風神

風神さん

バリ島からジャワ島のジョグジャカルタへ移動。
ジョグジャカルタの空港を出てすぐにタクシーのたまり場でタクシーを雇い、世界遺産の仏教遺跡ボロブドゥールへ向かいますが、途中にあるムンドゥッ寺院とパオン寺院に寄ってもらい時間をかけて撮影をしました。

1991年、二つの寺院とボロブドゥールは「ボロブドゥール遺跡群」として世界遺産に登録されています。
3つの寺院はほぼ東西一直線上にあります。
ボロブドゥールが一応の完成を見た8世紀末から9世紀初頭以降、ここが宗教上の聖地として巡礼の対象であったとしたら、はるばる遠くからボロブドゥールを目指した多くの信者たちが、最後の数キロ、二つの寺院に参拝し、さらにエロ川とプロゴ川の深い谷を下り川を渡り、また対岸の崖を登って、宗教心を高揚させつつ、ボロブドゥールに到達したと想像されます。
そういう状態で、信者たちの宗教的高揚感や恍惚感が最高潮に達するのは、現在の聖地巡礼でも同様です。

  • まずは、ジョグジャに近いムンドゥッ寺院から。<br />正面です。

    まずは、ジョグジャに近いムンドゥッ寺院から。
    正面です。

  • 正面階段、左側手すりの一番下の部分です。

    正面階段、左側手すりの一番下の部分です。

  • 階段のすぐ下から。<br />堂内はサリ寺院やプラオサン寺院(別旅行記で紹介予定)の3室構造と違い、1室構造です。

    階段のすぐ下から。
    堂内はサリ寺院やプラオサン寺院(別旅行記で紹介予定)の3室構造と違い、1室構造です。

  • 堂の右(東向き)側面、逆光です。

    堂の右(東向き)側面、逆光です。

  • そのアップ。<br />観世音菩薩です。

    そのアップ。
    観世音菩薩です。

  • そのさらにアップ。<br />様式化された美しいレリーフです。

    そのさらにアップ。
    様式化された美しいレリーフです。

  • 堂内入り口の左側レリーフ。

    堂内入り口の左側レリーフ。

  • そのアップ。

    そのアップ。

  • これは基壇にあるレリーフ。<br />緩い角度で左下から右上へと上っていく動きが感じられます。

    これは基壇にあるレリーフ。
    緩い角度で左下から右上へと上っていく動きが感じられます。

  • 外壁のレリーフ、ジャワ美術の傑作と言われる鬼子母神像。

    外壁のレリーフ、ジャワ美術の傑作と言われる鬼子母神像。

  • ムンドゥッ寺院のご本尊、如来倚座像です。<br />高さ約3mで、継ぎ目はなく一塊の岩から彫りだされています。<br />「身体つき」は筋肉質と言うより、微妙に肥満寄りです。<br />表情は穏やか、やや開放的な雰囲気を感じます。

    ムンドゥッ寺院のご本尊、如来倚座像です。
    高さ約3mで、継ぎ目はなく一塊の岩から彫りだされています。
    「身体つき」は筋肉質と言うより、微妙に肥満寄りです。
    表情は穏やか、やや開放的な雰囲気を感じます。

  • 右斜めから。

    右斜めから。

  • ご本尊は三尊像です。<br />これは向かって右側の像。

    ご本尊は三尊像です。
    これは向かって右側の像。

  • これは向かって左側の像。<br />右側の像と、上げている腕と脚が逆になっています。<br />髪、冠の立派さにも差があります。<br />右の像の方がより立派に見えます。

    これは向かって左側の像。
    右側の像と、上げている腕と脚が逆になっています。
    髪、冠の立派さにも差があります。
    右の像の方がより立派に見えます。

  • 堂内の天井。空洞です。<br />こうすることで建設に使う石の量が少なくて済みますし、基壇・基礎の負担も減ります。また堂内の空気の量が飛躍的に多くなることで、堂内空気温の急激な変化を防ぐ効果もあります。

    堂内の天井。空洞です。
    こうすることで建設に使う石の量が少なくて済みますし、基壇・基礎の負担も減ります。また堂内の空気の量が飛躍的に多くなることで、堂内空気温の急激な変化を防ぐ効果もあります。

  • 境内の樹、目立ちます。<br />まるで雨のように沢山の気根を伸ばしています。<br />小さいイチジクのような実を着けています。<br />種類ははっきりわかりませんが、日本でガジュマルと言われている木か、おそらくイチジクの仲間のフィカスの大木だと思います。<br />しかしこれだけ多数の気根を出している木は見た記憶がありません。

    境内の樹、目立ちます。
    まるで雨のように沢山の気根を伸ばしています。
    小さいイチジクのような実を着けています。
    種類ははっきりわかりませんが、日本でガジュマルと言われている木か、おそらくイチジクの仲間のフィカスの大木だと思います。
    しかしこれだけ多数の気根を出している木は見た記憶がありません。

  • ここからはパオン寺院です。<br />全体にムンドゥッ寺院より小ぶりです。

    ここからはパオン寺院です。
    全体にムンドゥッ寺院より小ぶりです。

  • 正面左側上部にレリーフの破片だけ残してあります。

    正面左側上部にレリーフの破片だけ残してあります。

  • レリーフはムンドゥッ寺院のものより、傷みが多少進んでいるように見えます。<br />写真のレリーフは、このパターンを基本にして、何面か違ったアレンジがあります。

    レリーフはムンドゥッ寺院のものより、傷みが多少進んでいるように見えます。
    写真のレリーフは、このパターンを基本にして、何面か違ったアレンジがあります。

  • 同じモティーフのレリーフです。

    同じモティーフのレリーフです。

  • これは入り口の右側。<br />左側にはレリーフはありません。もともとは有ったはずですが、今は失われ左上隅に極わずか、唐草模様のようなレリーフの破片がはめ込まれているだけです。

    これは入り口の右側。
    左側にはレリーフはありません。もともとは有ったはずですが、今は失われ左上隅に極わずか、唐草模様のようなレリーフの破片がはめ込まれているだけです。

  • 入り口のすぐ上です。<br />見る角度で表情が微妙に変わります。

    入り口のすぐ上です。
    見る角度で表情が微妙に変わります。

  • パオン寺院も中は中空です。

    パオン寺院も中は中空です。

  • 全部の安置場所に像はありません。<br />「空」です。<br /><br />この後、ボロブドゥール遺跡まではわずかです。

    全部の安置場所に像はありません。
    「空」です。

    この後、ボロブドゥール遺跡まではわずかです。

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