日本の旅　関西を歩く　兵庫県・龍野（たつの）の聚遠亭（しゅうえんてい）と龍野神社

2008/09/28 - 2008/09/28

龍野（たつの）の鶏籠山（けいろうざん・標高２１８ｍ）にある庭園・聚遠亭（しゅうえんてい）は、龍野藩主・脇坂氏の上屋敷だった。１１代将軍・徳川家斉（とくがわ いえなり１７７３−１８４１年）の老中・将軍補佐として寛政の改革（かんせいのかいかく１７８７−１７９３年）を行った松平定信（まつだいら さだのぶ１７５９−１８２９年）が庭園からの眺望をたたえて「聚遠の門」と呼んだことが名前の由来だそうだ。心字池には数奇屋風の茶室が浮かび隣りには「楽庵」という茶室や「御涼所（おすずみしょ）」があり、庭園は良く手入れされており美しい。
聚遠亭（しゅうえんてい）の隣には龍野神社がある。
龍野藩脇坂家の祖で賤ヶ岳の七本槍の一人、脇坂安治（わきざか やすはる１５５４−１６２６年）を祀る神社で１８６２年に龍野藩９代藩主・脇坂安宅（わきさか やすおり１８０９−１８７４年）が龍野城の西に建立した。当麻蹴速（たいまのけはや）と角力をとって勝ち相撲の神となった出雲国の勇者・野見宿禰（のみ の すくね）も合祀されている。龍野とすもうとの縁が深いことは興味深い。
（写真は聚遠亭心字池に浮かぶ数奇屋風の茶室）

エリア たつの・揖保川・御津(兵庫)

龍野神社。龍野 城主脇坂家の始祖、甚内安治を祭っている。野見宿禰（のみ の すくね）も合祀されている。

龍野神社。

龍野神社の力士像。

龍野神社。

野見宿禰（のみ の すくね）塚。

龍野神社。

龍野神社。

聚遠亭（しゅうえんてい）。心字池に、数奇屋風の茶室が浮かんでいる。
鶏籠山にある聚遠亭（しゅうえんてい）は、庭園からの眺望をたたえた松平定信が「聚遠の門」と呼んだことが名前の由来となっている。
聚遠亭は、龍野藩主・脇坂氏の上屋敷として使われていたという。

数奇屋風の茶室の隣りにある茶室「楽庵」。

聚遠亭（しゅうえんてい）の心字池に浮かぶ数奇屋風の茶室。

数奇屋風の茶室の隣りにある茶室「楽庵」。

聚遠亭（しゅうえんてい）の心字池。

聚遠亭（しゅうえんてい）の庭園。

聚遠亭（しゅうえんてい）の心字池。

聚遠亭（しゅうえんてい）の庭園。

聚遠亭（しゅうえんてい）の御涼所（おすずみしょ）。

聚遠亭（しゅうえんてい）の庭園。

聚遠亭（しゅうえんてい）から見る光景。

聚遠亭（しゅうえんてい）の庭園。

聚遠亭（しゅうえんてい）の庭園。

聚遠亭（しゅうえんてい）の庭園。

聚遠亭（しゅうえんてい）の庭園。