2008/07/08 - 2008/07/08
75位(同エリア95件中)
まみさん
2008/07/08火 リラ僧院からメルニックへ
【宿泊:Hotel Bolyarka(メルニック泊)】
ヴィトシャ山からリラ山脈を越えて、ピリン山脈へ
・セパレヴァ・バニャで間欠泉を見る
・リラ僧院(世界遺産)
・ロジェン修道院
・メルニック散策(一人で散策)
コルドプルロフ・ハウス・ミュージーアム見学
リラ僧院に向かう途上にあり、現地旅行会社の担当者お薦めというので、リラ僧院の前にセパレヴァ・バニャ村を旅程に入れることにしました。
見どころは村の真ん中にある間欠泉だけで、担当者が薦める理由もそれでした。
間欠泉は私にとってあまり珍しくありません。
それよりも、近郊の「村」というところに惹かれました。
ブルガリアを「ヨーロッパの田舎」というステレオタイプで捉えていた私は、舗装道路もないような小さな村の写真をぜひ撮りたかったものですから。
残念ながらその意味では、セパレヴァ・バニャは期待はずれでした。
近年、リゾートエリアに向けての開発が進み、私が予想していたのよりはるかにきれいな「町」でした。
行政区分や規模からすると、もしかしたらまだ「村」なのかもしれませんが。
間欠泉も、ガイドが言っていたように、かつてのように地面から吹き出ていたらもっと面白かったでしょう。
あいにくその周辺はきれいに整備されていて、私には、「町の噴水」くらいにしか見えませんでした。
セパレヴァ・バニャは、私にとって、結果的には、トイレ休憩に毛が生えたもの、となってしまいました。
しかし、そのような見当違いな期待をしなければ、セパレヴァ・バニャは、リラ僧院のあるリラ山脈の麓に位置する風光明媚な村といってよいでしょう。
また、その途上、ホテルを出てからヴィトシャ山、リラ山脈と、山脈の麓に広がるオレンジ屋根の村───といった牧歌的な景色にはうっとりしました。
これぞ私がブルガリアで見てみたいと思っていた景色そのものでしたから。
PR
-
本日のルートマップ
2番のリラ僧院をハイライトとし、その前に1番のセパレヴァ・バニャ(Sapareva Banya)に寄りました。
セパレヴァ・バニャはリラ山脈の北側の麓にあります。
リラ僧院見学後、メルニックめざして南下しました。
途中の点で示したところは、リラ山脈とピリン山脈の谷間です。両方の山脈が見られるこのポイントも、フォトストップの一つとなりました。
そして3番のメルニックを通過して先に4番のロージェン僧院を見学し、そしてメルニックに戻ってホテルにチェックインしました。 -
美しいヴィトシャ山とチコリの花
てっぺんのくぼみに雪が残っていますね@ -
スキーリゾートといわれて納得できるヴィトシャ山
昨日のソフィアから北へ向かう道では、ヴィトシャ山は麓が工業地帯だったりして、あまりきれいな風景が見られませんでした。
今日はきれいな景色が見られるよ、といわれて辛抱しました。
辛抱した甲斐がありましたね。
今日はヴィトシャ山を越えて南下します。 -
牧歌的なヴィトシャ山
車を止めてもらい、車中から撮りました。 -
このヴィトシャ山を越えたらリラ山脈@
-
ヴィトシャ山中の小川
バラの写真を撮らせてもらったおじいさんちのそばです。
そのおじいさんたちとバラの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328477/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328478/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14328479/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその6:ブルガリアのバラ:」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10262840/ -
まだヴィトシャ山中だけど、遠くにリラ山脈がうっすら
リラ山脈が、あんなに大きな山脈だとは思いませんでした。
「リラ山はその威厳と美しさで印象的です。その山頂のムッサラ(Moussala)は、バルカン半島で一番の高さです(2,925m)。その名はトルコ語の「神に向かって」を意味します。山頂は登山と観光に適した場所です。年間平均5,000人以上の人が訪れます。山頂には、「ムッサラ」と呼ばれる高山気象と環境観測所があります。リラという名前は、「たくさんの水」を意味するトラキア人の言葉に由来します。イスカール(Iskar)、マリッツァ(Maritsa)、メスタ(Mesta)といった、バルカン半島でも規模の大きい川からできた泉があります。「7つのリラの湖」はブルガリアで最も美しい景色の一つです。」
(ブルガリアで買ったパンフレット「BURGARIA」(2007年Gufo社発行/R. Daskalov編集)より私訳) -
その反対側の景色
こちらは全面ヴィトシャ山。 -
もみの木と彼方のリラ山脈
-
枯れ木と彼方のリラ山脈
-
リラ山脈を背景に、近郊の村
これぞ私がブルガリアに抱いていたステレオタイプの村@
この後もこういう写真を撮る機会はありましたが、これは最初の写真です。 -
セパレヴァ・バニャの間欠泉
妙にこぎれいな公園で拍子抜け……。
「セパレヴァ・バニャ(Separeva BanyaまたはBania)は、ブルガリアの南西、海抜750メートル、リラ山脈の北面傾斜上に位置しています。ソフィアからは1時間とかかりません。面積は180.8平方キロメートル、人口は約9,000人です。ここには多くの人気の観光目的地があり、冷たくて清浄な山水で知られており、町の中心にある地熱によるユニークな鉱泉で有名です。それはヨーロッパで最も高温(103度)の鉱水であり、バルカン半島で唯一、現在も水が吹き出ている間欠泉です。」
(セパレヴァ・バニャの公式サイト (http://saparevabanya.org/)より私訳) -
セパレヴァ・バニャの女神
なんちゃって。
「セパレヴァ・バニャは、骨、関節、皮膚、呼吸器官系、神経系の合併症を抱えて訪れる人々のために治療を提供してきて50年以上です。泥を使ったトリートメント、温水マッサージ、理学療法の専門家がいます。夏には室外の鉱水プールも開かれます。」
(セパレヴァ・バニャの公式サイト(http://saparevabanya.org/)より私訳) -
セパレヴァ・バニャの間欠泉
水は熱いです。湯気が出ています。
「近年、セパレヴァ・バニャと近隣の村々では、この一帯を一年中観光できるハイレベルなスパ、スキー、ゴルフ、水の公園にする手始めとして、インフラの完全リニューアルを行いました。ここ数年で、新しい道路や歩道、排水路が建設されました。ホテル開発の前に行われたインフラに対する巨額の投資は、これからは、近隣のパニシシュテ(Panichishte)の山間スキーリゾート開発を含め、よく整備された、かつ環境を意識したホテルや観光客向けの施設開発に向けられます。」
(セパレヴァ・バニャの公式サイト(http://saparevabanya.org/)より私訳) -
セパレヴァ・バニャの間欠泉とリラ山脈
ガイドが前回訪れたときは、地面からそのままお湯が吹き出ていたそうです。
その方がきっと面白かったでしょうね。
こんな風に設備が整えられてしまうより……(泣)。 -
間欠泉のある公園の菓子スタンド
カラフルなお菓子スタンドに惹かれて写真を撮ろうとしたら、少し離れたところで控えていた売り子のおばさんに期待の目を向けられてしまいました(苦笑)。 -
間欠泉のある公園の菓子スタンド
「欲しいなら買ってあげるよ、美味しいよ。食べてみなよ」とガイドさん。
いや、欲しいんじゃなくて、写真が撮りたかっただけなのですが……。
ゼリー系にヌガー系の見るからに私の好みではないお菓子ばかりで……ドライフルーツならかろうじて頂けそうだし、すぐに食べなくても日持ちするので、お言葉に甘えました。 -
間欠泉のある公園の菓子スタンド
ドライフルーツのほかに、このあたりのお菓子をおごってもらいました。
いかにも合成着色料なのですが(苦笑)。
ちなみに、この手のトルコ風のお菓子スタンドは、ブルガリアのあちこちで見かけました。 -
町を見下ろすリラ山脈と菓子スタンドを後ろから
リラ山脈の始まりなので、ここから見る限りではそう高い山脈には見えません@ -
セパレヴァ・バニャの間欠泉のある中央広場
こんなにきれいになって、とガイドさんも驚いていました。
前は芝生しかなかったようです。
……その方が面白かったでしょうに(苦笑)。 -
ハンカチノキに見えた菩提樹
菩提樹の葉の裏って、日が当たると光って見えるんですね。
まさかこんなところにハンカチノキが!?───と思わず走りよってしまいましたよ。
ハンカチノキとはこんな木@
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13822079/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13822080/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13822081/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13822082/
関連の旅行記(2008年5月5日)
「GW後半の花めぐり(3)智光山公園再訪───念願のハンカチノキのある植物図鑑!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10239414/ -
コチェリノヴォ村(Kocherinovo)とリラ山脈
セパレヴァ・バニャを後にし、いよいよリラ山脈です。
それにしてもブルガリアの町や村はオレンジ屋根でそろっていてステキですねぇ。 -
その反対側の景色
さっき越えてきたヴィトシャ山が見えています。 -
コチェリノヴォ村(Kocherinovo)とリラ山脈
リラ僧院はあのどのあたりでしょう@ -
リラ山中、イヴァン・リルスキーが礼拝した岩
左手の崖のような岩の上で礼拝をしたそうです。
すごっ! -
イヴァン・リルスキーが礼拝した岩
それを記念しててっぺんに十字架が立っているのですが……この写真ではよく見えませんね。 -
リラ山中のブドウ棚と薪のある農家の庭
ブルガリアでは、涼をとるために庭にブドウ棚のあるお宅が多いです。
そして冬の暖房用の薪も、地方では現役です。
ここに至るまでそのようなお宅をたくさん見てきたので、ぜひこういう写真を撮りたかったんです@ -
みつばち農家と緑濃いリラ山
ルーマニアのマラムレシュ地方やブコヴィナ地方でもよく見かけたみつばちの飼育箱です。
ルーマニアでは撮り損ねましたが、ブルガリアでリベーンジ! -
引き出しのような、現代のみつばちの飼育箱
昔のみつばちの飼育箱は枝などを編んで、透き間は粘土で固めたものだったと思います。
とんがり帽子型が特徴的ですが、必ずしもとんがり帽子型ばかりではなかったみたいです。
ハンガリー・ブダペストの民族博物館で見つけた昔のみつばち飼育箱の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/11485102/
関連の旅行記
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第3日目(2)ブダペスト:民族博物館」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10104268/
みつばちの飼育箱のあるルーマニア・バイアマーレの野外民族博物館の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12841070/
関連の旅行記
「2007年ルーマニア旅行第8日目(1)バイア・マーレ:花盛りの野外民俗博物館・その1」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10185200/ -
リラ山中のみつばち飼育箱のあった農家
-
チャーターした車とリラ山の緑
1人で乗るにはもったいない車でした@
しかも、ガイドは助手席に座ったので、後部座席を1人で占領していました。
日本と違って後部座席ではシートベルト要らずなので、クーラーの風がよく来る真ん中にどんと座って、車窓の景色によっては左に寄ったり右に寄ったり@
リラ僧院の写真は次の旅行記にて@
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
その他の観光地(ブルガリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ブルガリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ブルガリア最安
487円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
31