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会津って暑いって知ってました?<br />冬は寒いってのご存知でしょうけど、だからと言って、夏避暑なんか出来ません。<br />日本酒をいいカンジに飲んだ私達、次の酒造さんまで歩いて行く(バスがなかなか来ない)までに強い日差しと、陽炎が立つくらいの暑さの中、天然のお燗ポット状態。<br />「えーー次はぁっと…大手だねぇ、末廣さんなんてぇドウだい、ユッケさんや」<br />「おおっ、知ってる知ってる。アレだしょ?CMでもやってるねぇ〜」<br />ちょっとフラつく千鳥脚。<br />そう。この店は、一般に県外でよく知られているそう。県人は以外とそれを知らない…。<br />以前、関西の友人に、<br />「福島って言ったら、スエヒロでしょー」と言われ、<br />「えっ、なんで知ってんのっ?」<br />結構ビックリしました。<br />HPも力入ってます。古い酒蔵の木戸をクリック。<br />会津・保科正之公の家臣として家を興し、御用酒倉として名を馳せていた新城家から<br />新城包格(初代猪之吉)が分家独立、酒造りを始めた。<br />ときに嘉永三年。1850年。<br />との事。<br />うんむむ、嘉永三年と言えば、幕末で大揺れに揺れていた頃。<br />こちらはカフェがあったり(古い建物の中で当時のもの現存してるのはこのカフェ)、売店があったりと、もりだくさんです。お酒の販売の他にも、小さな一升瓶のついたストラップや、「末廣」という文字入りの藍染のカフェエプロン。いろいろなものがあります。<br />そしてここは、飛び入り参加OKの「見学ツアー」があるのです。<br />結構ドキドキワクワクですよ。<br />スタッフの方が、丁寧に説明しながらいろいろ見せてくれます。<br />ひんやりとした蔵に、巨大な樽、昔のはかり、当時の当主のお部屋、高名な方が宿泊された際に残して行かれたという書や絵…末廣だけに扇の模様の立派な欄間。いろいろ興味深いものがありました。<br />ヴィンテージワインのように、「貴醸酒」として何十年も熟成させている瓶がずらっと並んでいる部屋は圧巻でした。<br />この「貴醸酒」、私も1回だけ、喜多方の酒造さんのものを頂いたことがあるのですが、それぞれタイプが違うのでしょうが、そちらのお酒は「マデラワイン」かと思うほど、濃厚。一升瓶ってワインのマグナムサイズよりも大きいから、熟成させたらさぞやおいしくなるのでしょう。<br /><br />酒蔵という立地を生かして、歌手の加藤登紀子さんがいらしてコンサートを開く事もあるそうです。お酒、お好きな方ですもんね。<br />私、以前、「蔵」という本を読んで、女性は穢れがあるから酒造には携わる事は出来ず、酒蔵にも入る事は許されない…と知ったのですが。それは、果たして…なぜなのか、とずっと思ってたんですね。繊細な酵母と食品を扱う仕事だとしても、ハテ、男性が女性より清潔かと言うと、それは絶対ではないだろ、と。<br />衛生とか信仰とかそういうもの以外にも、一体どんな理由があるのだろうと思っていて。<br />んで。聞いてみました。<br />「まず、基本的に力作業。重い物を運搬したり、冬の仕事と言う過酷な労働条件」<br />「杜氏のほとんどが、兼業で、冬は酒を仕込み、春〜秋は農業」<br />「酒造というものは危険を伴う。確認の為に巨大な樽に顔つっこんで、ふっと息を吸い込んで、その高濃度のアルコールで重篤な状態になることもある。一般に男性より女性は肝臓弱いから、生死に関ることもある」<br />「冬の間、同じ空間に寝泊りするようになる。寝食を共にし、ザコ寝状態となる」<br />いろいろあるけど、やっぱり、同じ空間に超期間男女が…というのは難しいでしょうね。<br />男の世界に女性が踏み入れる事を許さないというのは、ギリギリの選択というか、もしかしたら究極のフェミニズムなのやもしれません。<br /><br />さて。こちらは売店の奥に試飲コーナーがあります。<br />いろいろと詳しい説明を受けながら、比較しつつ、楽しむ事が出来ます。<br />末廣さんは、とにかくハイカラなんですぅぅ。カッコイイ。そして、ヴァラエティ豊か。味もデザインも。海外にも紹介する為の努力をされて、今では結構人気があるそうですよ。いわゆる「SAKE」ですね。<br /><br />お店でも紹介されていたのですが、「ぷちぷち」というお酒があります。<br />私も愛読していた「大使閣下の料理人」というマンガでも取り上げられていたのですが、まるでシャンパンのような発泡性の日本酒です。マッコリとはまた違う、クリアでしっかりスパークリングなカンジ。このラベルに描いてあるへんてこりんなのんべえマスコットとみたいのが、カワイイのですよ。酔いつぶれてて、親近感アリアリです(笑)。<br />これは新しい。<br /><br />スタッフの皆さん親切で優しくて、そして全くの素人の私達にも理解出来るように丁寧に説明してくださいました。<br />いいですよーー。こういう見学会も、勉強になりますねぇ。<br /><br />

試飲の旅、?2末廣酒造 名門酒造まさに末広がり。

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2008/07/27 - 2008/07/27

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アナナス

アナナスさん

会津って暑いって知ってました?
冬は寒いってのご存知でしょうけど、だからと言って、夏避暑なんか出来ません。
日本酒をいいカンジに飲んだ私達、次の酒造さんまで歩いて行く(バスがなかなか来ない)までに強い日差しと、陽炎が立つくらいの暑さの中、天然のお燗ポット状態。
「えーー次はぁっと…大手だねぇ、末廣さんなんてぇドウだい、ユッケさんや」
「おおっ、知ってる知ってる。アレだしょ?CMでもやってるねぇ〜」
ちょっとフラつく千鳥脚。
そう。この店は、一般に県外でよく知られているそう。県人は以外とそれを知らない…。
以前、関西の友人に、
「福島って言ったら、スエヒロでしょー」と言われ、
「えっ、なんで知ってんのっ?」
結構ビックリしました。
HPも力入ってます。古い酒蔵の木戸をクリック。
会津・保科正之公の家臣として家を興し、御用酒倉として名を馳せていた新城家から
新城包格(初代猪之吉)が分家独立、酒造りを始めた。
ときに嘉永三年。1850年。
との事。
うんむむ、嘉永三年と言えば、幕末で大揺れに揺れていた頃。
こちらはカフェがあったり(古い建物の中で当時のもの現存してるのはこのカフェ)、売店があったりと、もりだくさんです。お酒の販売の他にも、小さな一升瓶のついたストラップや、「末廣」という文字入りの藍染のカフェエプロン。いろいろなものがあります。
そしてここは、飛び入り参加OKの「見学ツアー」があるのです。
結構ドキドキワクワクですよ。
スタッフの方が、丁寧に説明しながらいろいろ見せてくれます。
ひんやりとした蔵に、巨大な樽、昔のはかり、当時の当主のお部屋、高名な方が宿泊された際に残して行かれたという書や絵…末廣だけに扇の模様の立派な欄間。いろいろ興味深いものがありました。
ヴィンテージワインのように、「貴醸酒」として何十年も熟成させている瓶がずらっと並んでいる部屋は圧巻でした。
この「貴醸酒」、私も1回だけ、喜多方の酒造さんのものを頂いたことがあるのですが、それぞれタイプが違うのでしょうが、そちらのお酒は「マデラワイン」かと思うほど、濃厚。一升瓶ってワインのマグナムサイズよりも大きいから、熟成させたらさぞやおいしくなるのでしょう。

酒蔵という立地を生かして、歌手の加藤登紀子さんがいらしてコンサートを開く事もあるそうです。お酒、お好きな方ですもんね。
私、以前、「蔵」という本を読んで、女性は穢れがあるから酒造には携わる事は出来ず、酒蔵にも入る事は許されない…と知ったのですが。それは、果たして…なぜなのか、とずっと思ってたんですね。繊細な酵母と食品を扱う仕事だとしても、ハテ、男性が女性より清潔かと言うと、それは絶対ではないだろ、と。
衛生とか信仰とかそういうもの以外にも、一体どんな理由があるのだろうと思っていて。
んで。聞いてみました。
「まず、基本的に力作業。重い物を運搬したり、冬の仕事と言う過酷な労働条件」
「杜氏のほとんどが、兼業で、冬は酒を仕込み、春〜秋は農業」
「酒造というものは危険を伴う。確認の為に巨大な樽に顔つっこんで、ふっと息を吸い込んで、その高濃度のアルコールで重篤な状態になることもある。一般に男性より女性は肝臓弱いから、生死に関ることもある」
「冬の間、同じ空間に寝泊りするようになる。寝食を共にし、ザコ寝状態となる」
いろいろあるけど、やっぱり、同じ空間に超期間男女が…というのは難しいでしょうね。
男の世界に女性が踏み入れる事を許さないというのは、ギリギリの選択というか、もしかしたら究極のフェミニズムなのやもしれません。

さて。こちらは売店の奥に試飲コーナーがあります。
いろいろと詳しい説明を受けながら、比較しつつ、楽しむ事が出来ます。
末廣さんは、とにかくハイカラなんですぅぅ。カッコイイ。そして、ヴァラエティ豊か。味もデザインも。海外にも紹介する為の努力をされて、今では結構人気があるそうですよ。いわゆる「SAKE」ですね。

お店でも紹介されていたのですが、「ぷちぷち」というお酒があります。
私も愛読していた「大使閣下の料理人」というマンガでも取り上げられていたのですが、まるでシャンパンのような発泡性の日本酒です。マッコリとはまた違う、クリアでしっかりスパークリングなカンジ。このラベルに描いてあるへんてこりんなのんべえマスコットとみたいのが、カワイイのですよ。酔いつぶれてて、親近感アリアリです(笑)。
これは新しい。

スタッフの皆さん親切で優しくて、そして全くの素人の私達にも理解出来るように丁寧に説明してくださいました。
いいですよーー。こういう見学会も、勉強になりますねぇ。

  • 見学ツアー参加です。<br />ドキドキします。

    見学ツアー参加です。
    ドキドキします。

  • お米のサンプル。<br /><br />「心白」と言われるお米の中心部分のみを使ったもの程、高価で味も風味も良くなるのだそうです。いわゆる大吟醸ですね。<br />

    お米のサンプル。

    「心白」と言われるお米の中心部分のみを使ったもの程、高価で味も風味も良くなるのだそうです。いわゆる大吟醸ですね。

  • こちらで試飲させていただけます。<br />かわいい小さなグラスで。<br /><br />つい群がっちゃいました☆。<br /><br />

    こちらで試飲させていただけます。
    かわいい小さなグラスで。

    つい群がっちゃいました☆。

  • 末廣だけに末広がりってコトで。<br />扇のデザインの欄間が。いや、これがまた見事な欄間で〜。<br /><br />これだけのものは、現在ではあまり作られないそうです。

    末廣だけに末広がりってコトで。
    扇のデザインの欄間が。いや、これがまた見事な欄間で〜。

    これだけのものは、現在ではあまり作られないそうです。

  • プチ日本酒ストラップ。<br /><br />カワイイでしょ!?<br /><br />これ絶対、お土産にしたらウケると思う☆<br />このへんのセンスもいいなあ。<br /><br /><br />

    プチ日本酒ストラップ。

    カワイイでしょ!?

    これ絶対、お土産にしたらウケると思う☆
    このへんのセンスもいいなあ。


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