2008/09/07 - 2008/09/08
7187位(同エリア43944件中)
みにくまさん
京都で屈指の旅館と評判の高い俵屋旅館。
総部屋数18室。その中から今回は予約時に指定して特別室・暁翠庵(ぎょうすいあん)に泊まりました。
基本的に私たちは、どうせ泊まるのなら、その地域で一番の旅館の一番の部屋に泊まりたいと思っています。特別室・貴賓室クラスになると、当然料金は通常の部屋に比べ跳ね上がりますが、たまには贅沢をしても罰は当たらないでしょう。ホテルの最上位スイートに比べたら全然安くてリーズナブルだと思うので。
○特別室・暁翠庵
通常期の電話予約料金 1泊2食 一人 84525円(込み込み)
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暁翠
部屋入り口前にあった木製の看板です。
この部屋のものは特に大型になっていました。 -
裏庭
部屋に向かう廊下の突き当たりにある裏庭。
板敷きの廊下はここから右手に向かっており、部屋の入り口になります。
右手に見える部屋は暁翠庵の寝室で、その奥が浴室になっています。 -
入り口より
部屋のドアを開けるとこんな感じになっています。
正面に見えるのはリビングスペースです。 -
リビング
上下の窓から光を取り込んでおり、明るいです。 -
リビング
庭に面したちょっとしたスペースをリビングとして利用しています。 -
リビング
青い部分は床暖房になっています。 -
椅子とみにくま
座り心地のいい大きめの椅子。 -
デスク
自前のPCでネットをしたいと伝えると、このデスクの上に機材をセットしてくれました。
デスク右手にコードがごっちゃになっているのはそのためです。 -
上段の格子窓
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下段の窓より
ソファに座ると中庭が綺麗に見られます。
写真は右手方向。 -
下段の窓より
こちらは左手方向、和室の濡れ縁が少し見えます。
正面には壁がありますが、その前に竹が植えてあり、壁の圧迫感をあまり感じないようになっていました。 -
リビングから
正面の壁にちょっとした飾り棚、右手が和室、左手に寝室、正面奥は風呂場へ向かう通路です。 -
正面の飾り棚
奇妙な形の置物が、上からの柔らかい照明を浴びています。 -
ハニワの頭?
謎の置物のアップです。
こんなのが3個並んでいました。 -
和室
窓から入ってくる光が綺麗な和室です。 -
和室
10畳くらいの部屋です。
テーブルの下は掘りごたつになっていました。 -
鍵
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テーブル
チェックインの手続きを済ませると、すぐにお茶とわらび餅、おしぼりを持ってきてくれました。 -
お茶とわらび餅
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わらび餅
俵屋のわらび餅といえば、かなり有名なようです。
皆さんこのチェックイン時に頂ける、わらび餅を食べて感動されるみたいです。
で、私たちも当然頂きましたが、その感想は・・・
「普通・・・」
違いの分からない貧弱な舌で申し訳なし。 -
テレビ
テレビは引き出しの中に収納されてありました。
和室にテレビは似合わない、同様に冷暖房器具が目立つのも粋ではない。
しかし、無ければ現代の居住空間として不便なことこの上ない。
そこで、テレビや冷暖房器具などは、目立せず巧みに隠れるように工夫されていました。 -
香り袋
いろいろな所に設置され、ほのかな香りを漂わせていました。 -
床の間
掛け軸とお花。
客室のお花は控え目に。 -
掛け軸
何気なく見ていたこの掛け軸ですが、とても歴史のあるものでした。
掛軸作者 酒井抱一
題 月に鹿
時代 江戸後期 -
床の間の花
名前分かりません。 -
和室と中庭
とても落ち着ける和室です。
大きな窓から見える中庭が開放感を増しています。 -
濡れ縁
窓を開け濡れ縁に出てみました。 -
濡れ縁から中庭を
右手にリビングが見えます。
左手は別の客室ですが、木や柵が間にあるので、あまりお互いが見られないようになっていました。 -
寝室
和を基調とした客室にベッドを取り入れることには、かなりの決断と、工夫を必要としたそうです。
和洋室として和と洋に客室を分離した部屋は過去に何箇所か見てきましたが、この部屋は和の中に洋を見事に融合させているのが見てとれます。 -
ベッド
足の低いベッド。 -
ベッドで居眠りみにくま君
和の中に違和感なくベッドを取り入れてあるな〜と感心しました。 -
ターンダウン後
-
時計はCARTIER
良い物をどんどん取り入れていこうという姿勢。
その考えの中では、和製か洋製であるかということは、ほんの些細なことなのでしょう。 -
電話
珍しい形の電話。
これだけを見ると、最新のホテルにある電話のよう。 -
水
枕元に置いてありました。 -
壁際の家具
中央の家具にテレビが収納されています。
左下にある丸められたタオルのようなものは、床に引いて居眠りするためのものかな? -
窓
低い位置の窓から裏庭が見られます。
この窓の上にも和紙で隠される形で別の窓が付いていました。
この窓は、ベッド枕元のスイッチで遮光カーテンが上下するようになっていました。 -
裏庭
ベッドに腰かけた時にこんな感じで裏庭が見られます。 -
裏庭の
これは何と呼べばいいのかわかりません・・・。 -
お風呂の入口
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化粧台
入ってすぐの左手に化粧台がありました。
独立した化粧台はやっぱり嬉しいですね〜(*^_^*) -
洗面台
大きな鏡の洗面台。
清潔でタオルなどもたくさんあって良いです。
右手はカーテンで仕切られたクローゼットです。 -
シンク
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ドライヤーとタオルなど
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アメニティ
見てもよくわかりません。
シャンプー等は、持参しているので、こういうところに備え付けのものは、ほとんど使いません。 -
髭剃りセット
泡立て用のブラシは、今までの旅館で初めて見ました。
髭剃りは赤い紙の下にあります。 -
石鹸
ここの石鹸はお土産にとても良いとお聞きしました。
私たちもこれはお持ち帰りで〜(*^_^*)
ギャラリーでも6個入りを買ってきたかな。 -
トイレ
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手洗い台
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トイレ
ウォシュレットです。 -
クローゼット
実は和室とつながっています。
左側の箱は冷蔵庫と金庫が収納されています。 -
浴衣と寝巻き
足袋もありました。 -
お茶セット
ほうじ茶と緑茶の2種類がありました。 -
冷蔵庫
ジュースやビールが入っていました。この中のものはサービスです。 -
風呂場
一番奥に風呂場があります。 -
風呂
檜ではなく、高野槙(こうやまき)という材質だそうです。
レンガと木の組み合わせが暖かい感じで好きです。
さて、このお風呂、どういう仕組みになっているのか分かりませんが、お湯がなかなか冷めないのに驚きました。
14時過ぎのチェックイン時に、お風呂はいい温度になっていますと言われ、夕方入った時にも丁度いい温度のままでした。さらに夜中も。
温度を調節する機能はこの周りに見当たりませんでしたので、よっぽど保温機能に優れているんだと思います。
ちなみに翌朝に入った時は、さすがにぬるかったです(^_^;) -
洗い場
木製の桶と椅子がいい感じです。 -
お風呂から裏庭が
温泉ではないのに、何故か何度でも入りたくなるお風呂です。 -
香り袋
いろいろな所に付いていました。 -
飾り
和室とリビング間の壁に付いていた飾りです。 -
デスク横のライト
俵屋のオリジナルでしょうか、ギャラリーにも置いてありました。 -
夜の裏庭
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クマ集合〜記念撮影
◎まとめ
とても居心地の良い部屋でした。
和を基調としていますが、その中にごく自然に取り入れられた洋式の小物や家具。
間取りにも工夫が凝らされ、リビングや和室、寝室、風呂場からも庭が眺められるようになっていました。
光の使い方、取り込み方も見事です。
テレビや空調、冷蔵庫などが目につかない所に巧みに隠されているのも良いです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- signetさん 2008/10/22 07:25:34
- おはようございます
- 俵屋旅館楽しく拝見させていただきました。すごい旅館ですね。
驚きでした。いつか私もいってみたいと思います。
私も、年始に柊屋旅館に行くことになりました。
- みにくまさん からの返信 2008/10/22 09:17:34
- RE: おはようございます
signetさん、おはようございます。
京都旅館の御三家。日本屈指の旅館など、いろいろ話には聞いていましたが、ある程度泊まってみて納得しました。
居心地がいいんですよね〜。
ここには1泊ではなく、2−3泊のゆっくりした滞在をしたいと思いました。
食事は正直言って、たいしたことは無いです。もっと美味しいところはいくらでもあると思います。
柊屋さん、いいですね〜。
俵屋旅館の前にありました。外観がちょっと面白くてジロジロみていましたw
御三家では私たちも次に行ってみたいところです。
では、旅行記楽しみにしています〜。
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