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旧日本郵船小樽支店は明治39年に竣工した、小樽に数ある洋館のなかで二つある重要文化財のうちの一つです。小樽駅からは歩くとやや時間がかかりますが(徒歩20分)、もし小樽の近代建築を一つしか見ることができない状況であれば、ここを御勧めします。例えば日本銀行小樽支店(こちらは完全に展示施設になってしまっている)と違い昔の雰囲気が良く残っていて、とても良いです。<br /><br />設計は佐立七次郎。工部大学校造家学科(現東大工学部建築学科)の1期生4人のうちの一人です。同級生には東京駅の設計などで知られる辰野金吾などそうそうたる面々の中で、佐立はやや地味な印象もありますが、この建物はかれの一番の代表作といえるでしょう。<br /><br />中央バス2.3系統錦町停留所から徒歩3分 月曜休館 入場料300円<br />ボランティアの案内の方が居て、頼めば中を楽しく案内してくれます。

旧日本郵船小樽支店 重要文化財

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2008/06 - 2008/06

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アーキテクテク

アーキテクテクさん

旧日本郵船小樽支店は明治39年に竣工した、小樽に数ある洋館のなかで二つある重要文化財のうちの一つです。小樽駅からは歩くとやや時間がかかりますが(徒歩20分)、もし小樽の近代建築を一つしか見ることができない状況であれば、ここを御勧めします。例えば日本銀行小樽支店(こちらは完全に展示施設になってしまっている)と違い昔の雰囲気が良く残っていて、とても良いです。

設計は佐立七次郎。工部大学校造家学科(現東大工学部建築学科)の1期生4人のうちの一人です。同級生には東京駅の設計などで知られる辰野金吾などそうそうたる面々の中で、佐立はやや地味な印象もありますが、この建物はかれの一番の代表作といえるでしょう。

中央バス2.3系統錦町停留所から徒歩3分 月曜休館 入場料300円
ボランティアの案内の方が居て、頼めば中を楽しく案内してくれます。

  • 外観は堂々とした中にも優しさのあるデザインだと思います。

    外観は堂々とした中にも優しさのあるデザインだと思います。

  • 入り口です

    入り口です

  • 周囲が火事になっても延焼しないように、厚い石で周囲を覆ったそうです。

    周囲が火事になっても延焼しないように、厚い石で周囲を覆ったそうです。

  • 基壇部分のディテール

    基壇部分のディテール

  • 入口扉は木製です

    入口扉は木製です

  • 1階営業室。木の艶やかさがいい雰囲気を出しています。

    1階営業室。木の艶やかさがいい雰囲気を出しています。

  • カウンターです。柱が貫いています。<br /><br />丸い柱の表面は装飾で、構造的な本当の柱は日本家屋のように四角で細いです。案内の人がカウンターの腰をはずして見せてくれました。

    カウンターです。柱が貫いています。

    丸い柱の表面は装飾で、構造的な本当の柱は日本家屋のように四角で細いです。案内の人がカウンターの腰をはずして見せてくれました。

  • 外観は重厚な石貼りで木の天井に鉄の柱。<br /><br />なぜかと思いきや、この鉄の柱は2階の床がたわんできたので、後につけられたそうです。

    外観は重厚な石貼りで木の天井に鉄の柱。

    なぜかと思いきや、この鉄の柱は2階の床がたわんできたので、後につけられたそうです。

  • 格子天井。洋風であり和風です。

    格子天井。洋風であり和風です。

  • いい風景です。

    いい風景です。

  • ガラスはほとんど当時のままの物だそうです。

    ガラスはほとんど当時のままの物だそうです。

  • 微妙にでこぼこしたガラスは昔から大事に使われてきたガラスであることを物語ります。チェーンで上げ下げできる雨戸があるおかげで、割れることなく残ったようです。金物もいい感じです。

    微妙にでこぼこしたガラスは昔から大事に使われてきたガラスであることを物語ります。チェーンで上げ下げできる雨戸があるおかげで、割れることなく残ったようです。金物もいい感じです。

  • 元支店長室。今は受付事務室になっています。

    元支店長室。今は受付事務室になっています。

  • 1階の廊下です

    1階の廊下です

  • 大階段。2階へ上がります。ここで案内の人が交代

    大階段。2階へ上がります。ここで案内の人が交代

  • 木工事の扉と手摺。絵になります。

    木工事の扉と手摺。絵になります。

  • 2階の廊下。照明が素敵です。

    2階の廊下。照明が素敵です。

  • 同じデザインで2又のタイプの照明器具もあります。

    同じデザインで2又のタイプの照明器具もあります。

  • 2階の貴賓室。手前までしか入れません。

    2階の貴賓室。手前までしか入れません。

  • すごいデザインの壁紙。この部屋はちょっと重いなぁ。

    すごいデザインの壁紙。この部屋はちょっと重いなぁ。

  • 会議室。昔この部屋でロシアとの間で樺太の分割が締結されたようです。

    会議室。昔この部屋でロシアとの間で樺太の分割が締結されたようです。

  • 会議室逆方向から。

    会議室逆方向から。

  • 当時の食堂。今は資料室になっています。

    当時の食堂。今は資料室になっています。

  • 1階の裏側に昔の木造校舎のような建物があります。主に当時の従業員用の施設です。

    1階の裏側に昔の木造校舎のような建物があります。主に当時の従業員用の施設です。

  • なぜか最後はトイレ

    なぜか最後はトイレ

  • 床のタイル柄がなかなか凝っていて良いです。

    床のタイル柄がなかなか凝っていて良いです。

  • さようなら。お土産に手書きスケッチの絵はがきを買いました。

    さようなら。お土産に手書きスケッチの絵はがきを買いました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 真@tokyoさん 2008/12/20 07:54:31
    郵船小樽 楽しみました
    アーキテクテクさん
    こんにちは

    私もてテクテクあるいて建物を見ています。
    郵船小樽とはシブイですね。
    ここには出張の折、2度ほど参りましたが満足な写真が残っておらず、このアルバムで当時を思い出しています。細かなところまで映し出しており、あーそうだったと、また行きたくなりました。

    各地に行かれているようですが、小樽しか共通点がないようです。
    ァーキテクテクテクさんが紹介してくださった欧州も行ってみたいものです。現代建築は苦手だけれど、食わず嫌いもよくないので。

    では、又

    今後ともよろしく

    アーキテクテク

    アーキテクテクさん からの返信 2008/12/21 22:19:54
    RE: 郵船小樽 楽しみました
    真@tokyoさんはじめまして

    建物探訪を地道に続けております。私も数年前シカゴで建築ツアーに参加しました。
    でも英語なので1/3ぐらいわかったようなわからないような。
    でも楽しかったですね〜。

    欧州も近代や現代建物探訪は楽しめますよ。機会があれば是非お勧めします。

    旅行記はなかなか更新できませんが、今まで行った建物がたくさんありますので、過去にも遡ってみたいとも思っています。きっと共通点がみつかるかもしれません。

    それでは。お気に入りに入れさせて下さい。今後もよろしくお願いします。

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