2008/08/02 - 2008/08/02
1325位(同エリア3592件中)
みにくまさん
京都世界遺産めぐり? 「賀茂御祖神社(下鴨神社)」
1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。
○賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。
銀閣寺の見学を終えた後、どこに行こうか迷いましたが、位置的に近いことを最優先し、こちらにやってきました。
三万六千坪(東京ドーム約3倍)もの境内は、「糺の森(ただすのもり)」と呼ばれ、全体が国の史跡に指定されています。
また、国宝に指定されている本殿二棟の他、国の重要文化財に指定されている棟が53もあります。
今回は特別展示として、大炊殿(重要文化財)・御車舎が公開されており、見学することができました。
拝観料 500円
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賀茂御祖神社(下鴨神社)
到着しました。
ここが下鴨神社の正面側入り口です。
それにしても、世界遺産の石碑や、境内案内図などがあるのに、建物の影すら見えないです。 -
史跡 賀茂御祖神社境内
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賀茂御祖神社糺の森境内全景
東京ドーム3個分という広大な敷地。 -
世界文化遺産の石碑
賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに古代の賀茂氏の氏神を祀る神社で、賀茂神社(賀茂社)と総称され、両社をもって一社のような扱いをされてきました。
上賀茂神社の祭神である賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)の母の玉依姫命(たまよりびめのみこと)と玉依姫命の父の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀ることから「賀茂御祖神社」と呼ばれる。 -
賀茂御祖神社
国宝が東西本殿(1863年造替)の2棟です。
重要文化財は楼門(1625年造替)他52棟です。 -
河合神社
入り口から少し進み左手を見ると、河合神社の鳥居がありました。
こちらは帰りに見学しようと思い、そのまま先に進みました。
それにしても、神社の境内の中に別の神社がある、というのが少し理解に苦しむところです。
それも、ここ下鴨神社の場合は、1つ2つではなく、少し見ただけで6つもありました。 -
参道
参道の両脇には木々が生い茂り、猛暑だということを一時忘れさせてくれるほど涼しいです。
この森には直径10センチ以上の樹木、約4700本が群生しています。
その内、樹齢200年〜600年の樹木、約600本が生い茂っています。 -
大きな木
普段、これほど大きな木を見ることは無いので、圧倒されます。 -
大きな木?
こちらは柵が設けてあり、木の下のほうにはしめ縄が巻いてありました。
木全体が捻ってあるような感じで、表面には裂け目のようなものが見えます。
なにやら曰くありげな木ですね〜。
これは、御神木と言うのでしょうか? -
大きな木 ?
こちらも柵で囲われ、しめ縄が巻かれていましたが、木は朽ちかけていて上の方が無く、切れ目にはカバーがされていました。
これもよく分かりませんが、先代の御神木とか? -
糺の森祭祀遺構復元
糺の森は古代のの遺跡を数多く包臓しています。
2001年の発掘調査により、複数の祭祀遺構や、12世紀後半に造営された方形状の祭壇遺構「祭祀1〜7」が検出されました。 -
石敷き遺構2?
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祭祀1〜7
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鳥居と楼門
森の中をかなり歩いてきました。
正面の大きな鳥居の向こう側に楼門が見えます。 -
御手洗 直澄(みたらし ただす)
古代から糺の森は、清水の沸く所、鴨川の水源の神地として信仰されてきました。
直澄というのは、「糺」の語源と言われています。
御手洗は、御祭神の神話伝承にちなむ舟形盤座石(いわくらいし)です。
御神水をそそぐ樋は、糺の森のヌシといわれていた樹齢600年のケヤキです。 -
さざれ石
国歌「君が世」に謳われたさざれ石です。
さざれ石とは、小さな石という意味です。火山の噴火により石灰岩が分離集積して凝固した岩石で、長野県の天然記念物になっています。
さざれ石は、年とともに成長し岩になると信じられている神霊の宿る石です。 -
京の七不思議
連理の賢木 縁結びの御神木 -
縁結びの御神木
この御神木は、縁結びの神の御神威によって二本の木が一本の木に結ばれたものと言われています。
この御神木は4代目で、代々この糺の森に生まれるのが不思議。 -
世界遺産のゴールドプレート
入口付近に無かったので、おや?と思いましたがしっかりとありました。 -
楼門 重要文化財
高さ30メートル、東西の回廊とともに古代様式を伝えてきました。
これらの建物は、21年ごとに造替されてきたが、1628年以降は解体修理をして保存されています。
神社らしく赤いシルエットで、かなり迫力があります。
スポンサー?の提灯が少々邪魔に感じましたがw -
舞殿 重要文化財
入母屋造り、檜皮葺
賀茂祭のとき、勅使が御祭文を奏上され東遊が奉納されます。
また、御所が災害にあわれたとき、臨時の内侍所と定められています。
○檜皮葺(ひわだぶき):屋根葺手法の一つで、ヒノキの樹皮を用いて施工する。 日本古来から伝わる伝統的手法で、世界に類を見ない日本独自の屋根工法である。 -
神服殿 重要文化財
夏・冬の御神服を奉製する御殿です。古代祭祀の神殿様式を伝える貴重な社殿です。
御所が災害にあわれた時は、臨時の御座所と定められていました。
「開かずの間」と言われています。
それにしても、提灯が邪魔・・。 -
叉蔵の桔木の墨書(あぜくらのはねぎ) 重要文化財
読んでも何だか意味が分からないです(^_^;)
「神与兵衛」と書いてあるそうです。 -
叉蔵の桔木の墨書
難しい言葉が多いです。
○叉蔵:調べてもよく分からないです。
○桔木:屋根裏に取り付ける材で、梃子の原理を利用して軒先をはね上げるようにして支えるもの。屋根の勾配を急にしたり厚みを増したりできるようになる。 -
供御所 重要文化財
入母屋造り・檜皮葺
御殿の中は東(供御所)、中(贄殿)、西(侍所)の三間に分かれている。 -
三井神社 重要文化財
東殿・中殿・西殿があり、それぞれに御祭神が祀られています。 -
三井神社
この門は三井神社ではなく、その中に見える建物です。
後ほど、この中を拝観するので、もう少し近くに見えます。
尚、この中の拝観には拝観料が必要です。 -
細殿 重要文化財
天皇・ 上皇・法皇・院・関白等の賀茂詣に際し歌会が行われた場所です。
内部の構造は二重合天井となっており、外部は向拝付流造という建築学的に貴重なものです。 -
輪橋(そりばし)
輪橋の下に流れるのは御手洗川(みたらしがわ)です。
御手洗川は、みたらし団子の語源となった川だそうで、御手洗会(土用の丑の日、御手洗川に足をつけて無病息災を祈る行事)の時に茶店で売られた団子に由来するのだとか。 -
橋殿 重要文化財
入母屋造り、檜皮葺
御陰祭の時、御神宝を奉安する御殿です。 -
みたらしの池付近より
実は、この後方にみたらしの池があったらしいのですが、気付きませんでした(^_^;)
まぁ、この写真の方向のほうが、ずーーっと絵になると思ったので(*^_^*) -
つり灯篭
1基(6寸) 300,000円
1基(8寸) 500,000円
前回、清水寺に行った時に、この装飾品の名前が分からなかったのですが、釣り灯篭で良かったんですね〜。
それにしても高いですね〜。金でできているんでしょうかw -
本殿
この通路の奥、左右に本殿があります。
こちら側からは見えないようになっており、拝観料を払って入る別室の方から綺麗に見えます。
ただ、その部屋からは写真撮影が禁止になっていました。 -
葵生堂 重要文化財
結婚式場と看板に書いてあります。
伝統的に結婚式場として使われていたという意味なのでしょうか。
下鴨神社で結婚式を挙げることもできるそうなのですが、この施設を使うのでしょうか。 -
唐門 重要文化財
屋根の唐破風の形式から唐門と呼ばれています。
また欄間にブドウの紋様が彫刻されていることから、ブドウ門とも言われています。
尚、この先からは拝観料が必要です。
拝観料500円 -
ブドウの紋様
ブドウ棚の紋様は我が国独特の意匠であり、この門をくぐった人をお祓いするという意味があるそうです。 -
唐門
反対側から撮影しました。 -
北面舎 重要文化財
御本宮以下の御社殿の護衛のため、宮侍が常駐していた詰所。 -
三井神社
東社、中社、西社に三神が祀られています。 -
三井神社
舞殿を中心に北側に東社・中社・西社の三社。
西側には諏訪社・小杜社・白髭社と3つの末社があります。
これらの建物の他、棟門も含め、全てが重要文化財に指定されています。
古代の神社の構えをそのまま今に伝える貴重な神社です。 -
三井神社
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葵の庭
カリンの古木が有名でカリンの庭と呼ばれています。
忘れめや あふいを草に ひき結び かりねののべの つゆの曙
第三十一代 斎王式子内親王 新古今和歌集 -
御井 重要文化財
井戸屋と井戸屋形をあわせて御井(みい)と言います。 -
井戸屋
井戸が重要文化財に指定されているのは、とても珍しいのだそうです。 -
井戸屋形 井筒
井筒(いづつ)とは、井戸(いど)の地上部分を石や木などで囲った物のことで、本来は円筒形(えんとうけい)ですが方形(ほうぎょう 四角という意味)のもあります。 -
水ごしらえ場
若水神事をはじめ、御水の祭事が行われる所。
またこの岩は、式内末刀社(水の神)の御祭神が降臨になる盤座(いわくら)との伝承があり、橋と呼ばれています。 -
大炊殿 重要文化財
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大炊殿
お供えの御料を煮炊きし、調理をする社殿で大炊所とも呼ばれています。 -
大炊殿
入口の土間にかまどがあり、中の間はお供えの材料や用具を洗ったり調理をする台所、奥の間は盛り付けをして神前へお供えする順に並べておく配膳棚が設けてあります。
この社殿では、穀物類が調理されました。また酒類は酒殿、魚介鳥類は贄殿で料理されていましたが、これらは1470年の戦火で焼失しました。
その後、大炊殿は元の場所に再建されました。
神社建築の中で、この種の神殿が現存するのは非常に稀なことで貴重です。 -
御車舎
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唐車
屋根の造りが「唐破風」になっていることから名付けられたもので、最も格式の高い牛車です。
乗車の時には後方から、降車の際には前方から降りることが決められ、車中には畳が敷かれています。
この唐車は、江戸時代に使われていたものを復元したものです。 -
唐車
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馬車
御車舎の近くの屋内に展示してありました。
やはりこちらも皇室に関係の深いものだそうですが、資料が無いので詳細は不明です。 -
座席
せっかくなので、みにくま君に座らせてみようかと思いましたが、周りに人がいたので断念しました(+_+) -
御者席
ブレてしまいました。 -
三葉葵紋蒔絵駕籠
馬車が展示してあった建物とは別の建物です。
部屋の中央に駕籠があり、それを取り囲むように展示物が並んでいました。
三葉葵紋蒔絵駕籠
徳川家に所縁のものだそうで、今回はNHK大河ドラマ「篤姫」にちなんで特別に展示してあるそうです。 -
三葉葵紋蒔絵駕籠
賀茂神社の御神紋である、三葉葵紋が描かれています。 -
展示室 左側
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展示室 右側
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御盾
行列の供奉に際し奉持される御神宝。鉾と同様に、一帖のみではなく、幾帖も行列に加わる。 -
御手鉾
行列の供奉に際し奉持される御神宝。御盾と同様に、一本のみではなく、幾本も行列に加わる。 -
神馬 和鞍
御蔭祭に際し、御蔭神社でお迎えした神様がお乗りになる神馬、その神馬に据えるのが当和鞍。 -
御弓 御鏑矢
御蔭祭において奉持される御神宝。実際はそれぞれ錦袋に収め、各神宝助役が持つ。
矢は、二股になった狩股と、尖矢の2本を横並びに錦絹で連ねている。 -
厄払い待合室
今年は厄年なので、どこかで厄払いをしなければいけないと思いつつ、ずるずると時が経ってしまいました。
今回、せっかくなので由緒ある当神社で厄払いをしていただくことにしました。
祈祷料は1万円・2万円・3万円とコースが分かれていましたが、私たちはどんな違いがあるのかよく知らなかったので、1万円のコースにしました。 -
待合室より
待合室は、中門の東側回廊内にあります。
冷房がかかっており、とても涼しい(*^_^*)
窓からはこれまた涼しげな水飲み場?が見えました。 -
賀茂御祖神社
平成二十七年 式年還宮
下鴨神社内にある文化財の社殿五十五棟のほとんどの社殿を二十一年ごとに造り替える行事のことを、式年還宮というみたいです。
1863年の式年還宮以降は、すべての社殿が国宝・重要文化財となったことから、造替えが不可能になり、各社殿の大修理をもって式年還宮としています。 -
記念撮影
この部屋は涼しいので、行儀よく座って待っています。
お祓いは、申込みをしてから準備の時間があるので、10分程度待っていました。
準備ができると、回廊内を北側に行き、本殿前の建物の中に入ります。
そこからは本殿がとても綺麗に見えたのですが、撮影はできませんでした。 -
祓殿 重要文化財
東側の回廊を北に行き、つきあたりのところに祓殿がありました。
案内の途中で撮影したので、よく見えませんが・・。 -
本殿正面の建物
この中で厄払いをしてもらいました。
厄払い終了後は、紙袋にお土産?をたくさんいただきました。 -
西本殿
御祭神 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
神武天皇をお助けした神様で、厄除・開運の神様です。
本殿の造りは「流造」といわれる様式で、全国の神社で最も多い様式ですが、そのはじまりの形をそのまま伝えています。 -
東本殿
御祭神 玉依姫命(たまよりびめのみこと)
上賀茂神社の神様をお産みになった、安産・子育ての神様です。 -
河合神社
ここまで戻ってきましたが、この時点でデジカメのバッテリーゲージが危険信号を発していたので、今回はこの中の撮影ができませんでした。
◎まとめ
全部で55棟の重要文化財が境内にありますが、やはり全てを周ることはできませんでした。それは見忘れたものの他、非公開になっているものもありましたが、主要な建物はだいたい周れたたかな〜と思います。
この旅行記の作成は、特に苦労しました。
京都の世界遺産の中で初めての神社ということで、知らないことが多く、勉強しながらの作成でした。
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