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道の駅・吉野路上北山で無事3名落ち合うことができました。Kuropisoさんとは初対面ですが、蜻蛉の滝で実はお互いその姿を目撃したと認識していました。この日はヒルクライム大台ケ原という自転車ロードレースが開催されており、道の駅はほぼ満車状態でした。なんとか第2駐車場に車を停めることができました。ここで私の車でおっさん滝メグラー3人が出陣しました。<br /><br />今回の目的は不動七重の滝に近づくこと。その後時間の許す限り周辺の滝めぐりです。JOECOOLさんは不動七重の滝は2度目ですが、前回は夕方で薄暗くなってから展望所から遠景を見ただけで、そのリベンジです。私にいたっては、前年の12月に立ち寄るつもりで十津川村から山を越えて下北山村まで来たのに、やはり夕方になりしかも滝への道が見つからず諦めた滝で、やはりそのリベンジとなります。

滝めぐりシリーズ76 滝コミュオフ会 絶景・不動七重の滝 奈良県下北山村

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2008/07/13 - 2008/07/13

97位(同エリア128件中)

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

道の駅・吉野路上北山で無事3名落ち合うことができました。Kuropisoさんとは初対面ですが、蜻蛉の滝で実はお互いその姿を目撃したと認識していました。この日はヒルクライム大台ケ原という自転車ロードレースが開催されており、道の駅はほぼ満車状態でした。なんとか第2駐車場に車を停めることができました。ここで私の車でおっさん滝メグラー3人が出陣しました。

今回の目的は不動七重の滝に近づくこと。その後時間の許す限り周辺の滝めぐりです。JOECOOLさんは不動七重の滝は2度目ですが、前回は夕方で薄暗くなってから展望所から遠景を見ただけで、そのリベンジです。私にいたっては、前年の12月に立ち寄るつもりで十津川村から山を越えて下北山村まで来たのに、やはり夕方になりしかも滝への道が見つからず諦めた滝で、やはりそのリベンジとなります。

同行者
友人
交通手段
自家用車
  • 国道169号線を南下していくと、不動七重の滝への前鬼村道の分岐点にこんなに目立つ看板が立っています。思えば前年に入口がわからずに通り過ぎたため行くのを諦めたわけですが、南からだとこの分岐の案内板が見えないわけです。

    国道169号線を南下していくと、不動七重の滝への前鬼村道の分岐点にこんなに目立つ看板が立っています。思えば前年に入口がわからずに通り過ぎたため行くのを諦めたわけですが、南からだとこの分岐の案内板が見えないわけです。

  • 村道に入りしばらくすると小さな橋を渡ります。その上流に滝が見えます。

    村道に入りしばらくすると小さな橋を渡ります。その上流に滝が見えます。

  • 落差25mの小鷲谷の滝です。

    落差25mの小鷲谷の滝です。

  • 小鷲谷橋から見た池原貯水池。ブラックバス釣のメッカです。

    小鷲谷橋から見た池原貯水池。ブラックバス釣のメッカです。

  • さらに村道を進むと大鷲谷を渡ります。橋の上流に木々の間から落差12mの大鷲谷の滝が見えます。

    さらに村道を進むと大鷲谷を渡ります。橋の上流に木々の間から落差12mの大鷲谷の滝が見えます。

  • さらに村道を行くとやがて不動七重の滝の展望所に到着です。展望所といってもちょっと広めの路肩です。それでも数台の車は十分に駐車可能です。

    さらに村道を行くとやがて不動七重の滝の展望所に到着です。展望所といってもちょっと広めの路肩です。それでも数台の車は十分に駐車可能です。

  • 不動七重の滝はその名の通り100mの高さを7段になって落ちていく滝です。この展望所からは一番下の段はほとんど見えていません。残念ながらこの滝の全景を見ることのできるポイントは全くありません。

    不動七重の滝はその名の通り100mの高さを7段になって落ちていく滝です。この展望所からは一番下の段はほとんど見えていません。残念ながらこの滝の全景を見ることのできるポイントは全くありません。

  • この展望所と滝との距離はかなりありますが、物凄い水音です。

    この展望所と滝との距離はかなりありますが、物凄い水音です。

  • 一体この山のどこにこれほどの水量を蓄えているのか不思議です。

    一体この山のどこにこれほどの水量を蓄えているのか不思議です。

  • 最も落差の大きな段は2段目のように見えますが、3段目という説があります。一応当旅行記ではそれを前提に話を進めます。

    最も落差の大きな段は2段目のように見えますが、3段目という説があります。一応当旅行記ではそれを前提に話を進めます。

  • 4〜6段目はそれぞれお釜のような滝壺を有しています。7段目の上部がわずかに見えています。<br /><br />さすがに雄大な滝で、私がこれまでに訪れた百選滝の中でも五指に入ります。通常ならこれで満足ですが、本番はこれからです。

    4〜6段目はそれぞれお釜のような滝壺を有しています。7段目の上部がわずかに見えています。

    さすがに雄大な滝で、私がこれまでに訪れた百選滝の中でも五指に入ります。通常ならこれで満足ですが、本番はこれからです。

  • 展望所の700m手前に不動七重の滝へ向かう森林浴歩道の入口があります。ここから滝間近まで歩いていきます。この場所には数台の駐車スペースがあります。

    展望所の700m手前に不動七重の滝へ向かう森林浴歩道の入口があります。ここから滝間近まで歩いていきます。この場所には数台の駐車スペースがあります。

  • いきなり急な階段をおります。戻ってくるときが憂鬱です。

    いきなり急な階段をおります。戻ってくるときが憂鬱です。

  • 前鬼川まで下りると流された吊橋の残骸があります。2004年の台風で流されたそうです。復旧の見込みはなし。このため滝に近づくには川を渡る必要があります。

    前鬼川まで下りると流された吊橋の残骸があります。2004年の台風で流されたそうです。復旧の見込みはなし。このため滝に近づくには川を渡る必要があります。

  • 前鬼川を渡るおっさん二人(失礼!)。JOECOOLさんはこの日のためにクロックスのサンダルを購入されました。浅瀬を選んで渡ったので、深さは膝まで位でした。梅雨時とはいえほとんど雨が降っていないので水量はどちらかというと少なめのはずですので、増水しているときは渡るのは自重すべきでしょう。水は冷たく非常に綺麗でした。

    前鬼川を渡るおっさん二人(失礼!)。JOECOOLさんはこの日のためにクロックスのサンダルを購入されました。浅瀬を選んで渡ったので、深さは膝まで位でした。梅雨時とはいえほとんど雨が降っていないので水量はどちらかというと少なめのはずですので、増水しているときは渡るのは自重すべきでしょう。水は冷たく非常に綺麗でした。

  • このように非常に美しい水です。

    このように非常に美しい水です。

  • 不動七重の滝の前菜となるような小滝があります。

    不動七重の滝の前菜となるような小滝があります。

  • 岩場にはこんな可憐な花が咲いています。

    岩場にはこんな可憐な花が咲いています。

  • この滝でもそれなりに見栄えのするものですが、いかんせんメインディッシュが見事すぎます。

    この滝でもそれなりに見栄えのするものですが、いかんせんメインディッシュが見事すぎます。

  • その小滝のところまで来ると、先に落差のある滝が見えてきます。実はこれが不動七重の滝の7段目ですが、水量の多い本体は右側の木に隠れています。

    その小滝のところまで来ると、先に落差のある滝が見えてきます。実はこれが不動七重の滝の7段目ですが、水量の多い本体は右側の木に隠れています。

  • 前菜でも見事な滑滝です。

    前菜でも見事な滑滝です。

  • その滑滝の側で咲いていたノカンゾウの花。もうそろそろ終わりかけです。

    その滑滝の側で咲いていたノカンゾウの花。もうそろそろ終わりかけです。

  • ついに7段目全体が見えるところまで来ました。この先は泳いでいくしかこれ以上滝に近づく方法はなさそうです。実際に泳いで7段目の滝壺に行ったというおっさん3人組のレポートがあります。それによると、その滝壺は直径25mもある大きなもののようです。

    ついに7段目全体が見えるところまで来ました。この先は泳いでいくしかこれ以上滝に近づく方法はなさそうです。実際に泳いで7段目の滝壺に行ったというおっさん3人組のレポートがあります。それによると、その滝壺は直径25mもある大きなもののようです。

  • 岩場にはまだツツジが咲いています。<br /><br />残念ながら7段目の滝壺を見ることはできません。

    岩場にはまだツツジが咲いています。

    残念ながら7段目の滝壺を見ることはできません。

  • この写真の中央の部分は7段目の下にある‘幻の8段目’とされているものです。これは、先述した泳いで7段目の滝壺まで行かれた方たちの報告にあります。実は近くにある大きな岩の上に立てばこの‘幻の8段目’が見えました。

    この写真の中央の部分は7段目の下にある‘幻の8段目’とされているものです。これは、先述した泳いで7段目の滝壺まで行かれた方たちの報告にあります。実は近くにある大きな岩の上に立てばこの‘幻の8段目’が見えました。

  • JOECOOLさんが上に通路があるのを発見。階段があり上に行くことができそうです。

    JOECOOLさんが上に通路があるのを発見。階段があり上に行くことができそうです。

  • 階段の一番下はおそらく大水で流されたようでなくなっていますが、途中からはしっかりとしたものがあります。

    階段の一番下はおそらく大水で流されたようでなくなっていますが、途中からはしっかりとしたものがあります。

  • 東屋のある展望台に到着。目の前に‘3段目’があります。物凄い迫力。

    東屋のある展望台に到着。目の前に‘3段目’があります。物凄い迫力。

  • 3段目の上の1、2段目。う〜ん、微妙です。2段あるような1段だけのような。<br /><br />ここで、不動七重の滝が実は八重だったかどうかの考察をしたいと思います。考えられる可能性は3つです。<br />?‘幻の8段目’が本当に幻だった。<br />?‘幻の8段目’は幻でもなんでもなく7段目で、1、2段目とされているものが1段目だった。<br />?‘幻の8段目’は不動七重の滝とは別のものと捉えられている。7段目の滝壺から‘幻の8段目’までには多少距離があり、滝の連続性がない。つまり‘幻の8段目’は7段目の滝壺から直接落下しているわけではないということです。確かに7段目滝壺まで泳いでいかれた方の写真を見る限り、連続性はないようです。<br /><br />?と?は同じ考え方ですが、‘幻の8段目’を不動七重の滝の一部にするかどうかということで、名前が七重なので私は?じゃないかなと思っています。実際にはどうでもいいことですが。

    3段目の上の1、2段目。う〜ん、微妙です。2段あるような1段だけのような。

    ここで、不動七重の滝が実は八重だったかどうかの考察をしたいと思います。考えられる可能性は3つです。
    ?‘幻の8段目’が本当に幻だった。
    ?‘幻の8段目’は幻でもなんでもなく7段目で、1、2段目とされているものが1段目だった。
    ?‘幻の8段目’は不動七重の滝とは別のものと捉えられている。7段目の滝壺から‘幻の8段目’までには多少距離があり、滝の連続性がない。つまり‘幻の8段目’は7段目の滝壺から直接落下しているわけではないということです。確かに7段目滝壺まで泳いでいかれた方の写真を見る限り、連続性はないようです。

    ?と?は同じ考え方ですが、‘幻の8段目’を不動七重の滝の一部にするかどうかということで、名前が七重なので私は?じゃないかなと思っています。実際にはどうでもいいことですが。

  • 3段目の滝壺。間近で見る滝はさすがに迫力満点で、暑さの中しんどい思いをしてきた甲斐がありました。

    3段目の滝壺。間近で見る滝はさすがに迫力満点で、暑さの中しんどい思いをしてきた甲斐がありました。

  • 4〜6段目をほぼ真上から見たところ。それぞれに滝壺を持ち、いいアクセントになっています。

    4〜6段目をほぼ真上から見たところ。それぞれに滝壺を持ち、いいアクセントになっています。

  • 最後にスローシャッターで。この写真だと、1、2段目が明確にわかります。<br /><br />皆さんが思い思いに撮影されている間、展望台のベンチに座っていると何やら上から左手に落ちてきました。なんかヌメッとしているので見ると、ギャ〜。思わず振り落としました。今となれば気色悪いやつを写真に収めればよかったと思いますが、その時はそれどころではありませんでした。赤茶色でこげ茶の縞が縦に3本のヤツです。すぐに身体検査をしましたが、幸いにも被害なし。ヤマビルがトラウマになりそうな2008年夏です。

    最後にスローシャッターで。この写真だと、1、2段目が明確にわかります。

    皆さんが思い思いに撮影されている間、展望台のベンチに座っていると何やら上から左手に落ちてきました。なんかヌメッとしているので見ると、ギャ〜。思わず振り落としました。今となれば気色悪いやつを写真に収めればよかったと思いますが、その時はそれどころではありませんでした。赤茶色でこげ茶の縞が縦に3本のヤツです。すぐに身体検査をしましたが、幸いにも被害なし。ヤマビルがトラウマになりそうな2008年夏です。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • JOECOOLさん 2008/07/25 23:26:00
    祝!完成
    こんばんは!
    「不動七重の滝」旅行記の完成おめでとうございます。

    七段に関する考察はとても興味深く読ませていただきました。
    真相がわからないところが謎めいていてイイですよね〜。

    川を渡っている"オッサン二人"の写真を撮られていたとは知りませんでした。滑ってコケないように下ばかり見ていたので全く気付かなかった...。

    「不動七重の滝」は、もう一度季節を変えて行ってみたいと思うスポットですね。

    by JOECOOL

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