2007/12/30 - 2008/01/09
700位(同エリア747件中)
ちゃおさん
奥の院からの坂を下っているうちに霧も晴れてきて、漸く太陽も差してきて、朝の山中の涼やかな空気は日本と変わらない。余り変哲も無い雑木の間の道を歩いていると、後ろから先刻のマイクロバスがやってきて、前の方に停車する。スライドドアが開いて、車に乗れという。これはあり難い。喜んで好意に甘え、このグループが宿泊している山の中腹の山房まで乗せて貰う。
話を聞くと、このグループは二日前にこのマイクロバスでバンコクを出発し、途中の観光をして、昨日、この寺院の僧房に宿泊したとのことである。バンコクからの観光旅行の一団だった。
部屋に来い、と言うので、一緒について建物の中に入ると、ちょっとした日本のビジネスホテル並みの施設で、玄関口に大きな宿泊台帳が置いてあって、そこに名前を書き込めば、誰も自由に無料で宿泊できるとのことである。部屋を見せてもらうと、日本のAPAホテルやトーヨコ以上の広さである。又、団体用には大部屋もあって、団参等の際には使用されるようだ。
これから朝食を食べに行くが一緒に来ないか、と誘われ、又、マイクロに乗って麓近くの僧院まで行く。ここには身内用の食堂もあって、この10人のグループには丁度良い大きさの部屋だが、その部屋に入る前
、この僧院の一番偉い僧侶に対し、グループの皆さんはそれこそ三跪九拝の礼でもって、朝食を頂くことに感謝する。篤信というか、信仰心と言うか、中国系かも知れないタイ人の僧侶に対する敬いの気持ちを目前に見ることができた。当方も慣れないながらも、不器用に跪き、高僧にお礼の仕草をして、食堂に入る。朝食はおかゆのようなものに、漬物のようなものが付いた、至って簡素なものだが、勧められて3杯もお代わりした。さっぱりした味で、スープおかゆと言った感じ。
食後、グループは僧院内に飾ってある自分の生まれ日の守護神に対し、それぞれお祈りし、タンブン(謝礼)をしている。平均100バーツ(300円)位。あちこちの仏像の前で、このようなタンブンを繰り返していれば、僧房の部屋代はタダでも却って高く付きそうだ。
朝食後、グループは再び山房に戻り、荷物をまとめ、これからメーサロンに向うが、一緒に乗っていかないかと誘われる。メーサロンは当方も今日これから行く予定の町だから本当にあり難いが、言葉も充分通じるわけではないし、余りいつまでも甘えてはいられない。鄭重にお礼し、ゲストハウスの前で降ろしてもらい、このグループとはそこで別れる。貴重な体験だった。ゲストハウスへ着くと、Sさんも外人ももう出かけた後で、ハウスはがらんとしていた。
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バンコクからやってきた観光客の一団。朝食後、皆それぞれの誕生日の前の仏像にタンブン(喜捨)しているところ。
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団体の最長老、○○さん、92歳。シンボル的な人。皆さんから大切に扱われていた。
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朝食前に、92歳の長老と記念写真。
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朝食後、団体の皆さんと。
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朝食後のタンブン台。100バーツ、200バーツとタンブンしている模様。
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バンコクからの団体グループが泊まっていた山房。鉄筋の近代的建物。ちょっとしたミニホテル並み。
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玄関の装飾。この横に大きな宿泊台帳が置いてあり、銘々が氏名・住所を記帳する。
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団参等、集団で来た時に利用される大部屋。日本の山小屋よりは比較にならない位に清潔。
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逆光になっているが、個室の模様。テレビ、冷蔵庫も備えられている。
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団体の皆さんと最後にもう1枚。
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