2007/12/30 - 2008/01/09
700位(同エリア747件中)
ちゃおさん
その高級レストランへ行ったところが、外の明るい照明に反して、中は薄暗い。何かまだ開店していないようだ。Sさんと二人で話し合ったのは、タイの夜はスタートが遅いので、きっとこの店も7時過ぎくらいから始まるに違いない、と外の入り口で待っていると、何人かがぞろぞろ中に入っていく。我々も続いて中に入っていくと、中の一人が何かシャットアウトのような仕草をして、追い出そうとする。奥を見るとバイキング式で、カウンターには料理もちゃんと並んでいるではないか。こちらも身振り手振りで料理を指差し、指先を口に持って行くと、何やらぶつくさ言いながらも、我々を川に面したテーブル席まで案内してくれる。しかし室内は薄暗いままで、ウエイターもやって来ない。
その内、客も何人かが更に集まってきて、銘々、カウンターへ行って、好きな料理を皿に盛って、食べ始めている。どうも街中のレストランとは勝手が違うようだが、ウエイターも居ないようなこういう薄暗い中での食事が、この町の習慣かも知れないと、我々も真似をして皿に盛り、近くにいた子供に、「アオビヤー(เอาเบียร์)」、「ビールを持ってきて」だけはタイ語でも言えるので、大声で言うと、奥の裏の方へ走って行って、大瓶のチャーンビールを持ってきた。
そうこうする内に英語の分かる女性がやってきて、説明するには、「今日は身内の集まりがあって、レストランは閉店だが、あなた方二人は日本人で言葉が通じなかった。食事代は取らないが、ビール代だけ払っていって下さい。」と言ってくる。いやー、我々は大変失礼なことをした。ビール代、200バーツをテーブルに置いて、そそくさと店を出て、又薄暗い橋を渡ってゲストハウスに戻った。
同行のSさんはお酒を殆ど飲めない、とのことで、そのまま部屋に入ったが、当方はどうもまだ飲みたりない。見ると道路の反対側に屋台も2−3軒出ていて、ひっそりと営業をしている。まあ、タイ語の勉強でもするかと、屋台に顔を出し、屋台のタイ人夫婦を冷やかす。お酒は隣りの雑貨店に行ってカンビールを買ってくる。それでもまだ足りないからと、ウイスキーメコンの小瓶200バーツ(約600円)で買ってきて、夫婦と飲み合う。最初のうちは遠慮していたが、勧めるに連れ、結構いける口で、小瓶など瞬く間に終わってしまった。後は目の前のゲストハウスに戻って寝るだけ。
幸せな一夜だ。国道であっても車は殆ど通らず、静かで、性格の良い人々との会話を気持ちよく反芻し、深い眠りについた。
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