初夏の信州(3) 上高地：河童橋から明神池へ ～2008年6月～

2008/06/14 - 2008/06/15

ガイドウォークに参加したあと、午後は、前回時間が足らずに断念した明神池を訪れました。
休日の昼日中、さぞ河童橋付近は人でごった返しだろう、と思ったら、バスターミナル駐車場は満車状態のものの、意外に人が少なめでした。まだ、本格的なシーズンではないんですね。

エリア 上高地(長野)

• 交通手段: 自家用車

清水川の源泉が見たい、と、ビジターセンターの裏を川沿いに遡ったのですが、残念ながら沸いているところは柵の向こう、クマザサの向こうで、見ることはできませんでしたー。
ということでその流れで、明神池までは梓川左岸を歩くことにしました。

タチツボスミレかな？

シロハナノヘビイチゴかな？
白花の蛇苺、バラ科。

ニリンソウ

コミヤマカタバミ (小深山傍食。カタバミ科）。可憐ですね。

カラマツソウでしょうか。

クルマバツクバネソウ（車葉衝羽根草。ユリ科）。
舌を噛みそうな名前ですね。

ようやく姿を見ることができました。ニホンザル君。
顔が少しあどけないような感じ。まだ若いのかな。

前出のサル君とは道を挟んで反対側。こちらは大人の雰囲気、物思いにふけっている雰囲気でした。
korotamaたちは結構近くにいたんですが、まったくの無関心ぶりでした。毛がふさふさです。

左を振り向けば、明神岳。

上流から帰ってくる登山者たち。おぉ！ スキー板を背負っています！

ラショウモンカズラ（羅生門葛。シソ科）。道端にたくさん咲いていました。
この変った模様も「密標」って言われるものなのかな。

ムラサキマムシグサ（紫蝮草。サトイモ科）。
去年の秋によく見かけた赤い実の、ようやく花（？）を見ることができました。

オオバグサ？

ヤマアジサイ？と思ったら、オオカメノキ（大亀の木。スイカズラ科）でした。
この時期は白い花が多いなー。

群生するニリンソウ

エンレイソウ（延齢草。ユリ科）

明神館につきました。通常だと１時間ほどの道のりですが、１時間４０分もかかってしまいましたぁ。

明神館の前で羽を休めるキジバトさん

明神要から望む明神岳。明神?峰は標高2,726m。

茎を挟んで向かい合っています。

明神館前のマムシグサ。
たぶん、
http://4travel.jp/traveler/korotama/pict/12773939/
が、この方の、昨年９月の様子。

オドリコソウの蕾。白い花が咲くようです。

蝶のような葉

明神橋

コゲラです！ うーん、ちっともジッとしてくれなくて、ぼけちゃっていますー(/_;)

穂高神社奥宮。ひっそり感がありました。

明神池です。ひそやかな雰囲気が漂っています。

明神池の透明度は抜群です。そして、魚がたくさん泳いでいました。
ブラウントラウト。

数センチしかない幼魚もたくさん泳いでしました。

アマドコロが咲いていました。昨日乗鞍高原で見たものよりも花の数が多い。

ゴゼンタチバナ

今回ではここではじめて見ることができました、イワカガミ。

明神池からは水が勢いよく流れ出ています。

ここで行き止まり。先へ続く橋が壊れています。昔はもっと先まで進めたのでしょうね。ちょっと残念。

ふと気がつけば、明神池に１時間。帰りのバスの時間が気になり始めました。ちょっと焦り気分で明神池を後にし、梓川右岸で帰路にときました。

急ぎ足のはずだったのに、すぐに引っ掛かってしまいました。
あなたは、アオジさんでよいでしょうか？

午前中のガイドウォークで教えてもらった、オトシブミの卵が包まれた葉。器用にくるむもんですねぇ。

木道の上に落ちていたので、わきの草むらによけときました。

カエデの先の方が色づいていました ？

オオバミゾホオズキ（大葉溝酸漿）

キセキレイが姿を見せました。虫を加えています。

緑鮮やかな岳沢口湿原

終バスの１５分前にようやく河童橋に戻って来ました。夕方の穂高連峰。上の方に雲がかかってしまいました。

沢渡までのシャトルバス最終便。１７：００発です。
間に合ってよかったぁ。

はい、恒例となりました、市営駐車場の足湯です。iもちょこんとお邪魔してみました。

午前中のガイドウォークに引き続き、明神池までの往復。２７，０００歩。今回もよく歩きました。