2007/12/30 - 2008/01/09
658位(同エリア747件中)
ちゃおさん
途中でカレン人の何人かが下船した後は、いよいよイギリス人Brooks氏との二人きりの船旅。舟はどんどん未開の奥地に進んでいくようで、アドベンチャーの趣きたっぷり。茂みの中から槍を持った原住民がひょっと顔を出すんじゃないか、との妄想に捉われたりする。
しかし川沿いのそれ程変わり映えのしない景色がどこまでも続いている。今頃が季節なのか、ススキの穂が大きく生い茂っていて、あれは確かにアシでもヨシでもなく、穂先の加減からススキに間違いない。
タトンが一体どんな町かも知らず、又、同乗のイギリス人も全く知らない状態で、船頭に聞いてみても、英語は通じず、ただ昨日日本の女性が二人この舟に乗ってタトンまで行った、とタイ語で言うだけで、タイのことだからそれ程心配にはならないが、果たして今晩泊る部屋は確保できるのだろうか、と不安な思いもしてくる。イギリス人はと言うと、この終点のタトンまで知人のタイ人が車で先に来ていて、帰りは車で今日中にチェンライまで戻るとのことである。
そうこうする内に山の形が変わってきて、今までの焼畑が主体であった山間部が丘陵地に変わり、オレンジらしきプランテーションが見え始める。近くには集落らしきものも見え始め、だんだんと人の息吹を感じるようになってきた。
町の匂いがする。町に近づいてきた。乗船時間ももう3時間は過ぎている。それまでの土作りの家が木造に変わり、鉄筋も見えてくる。いよいよタトンに近づくと、前方の三角錐をした山の中腹に黄金に輝く寺院が3つ、ほぼ等間隔に並んで建っていて、朝日に輝いている。これこそ後で知ることになる、ワット・タトン。タイの3大壮麗寺院の一つと言われている寺院だ。
舟が船着場に着くまでの間、その美しさに見とれていた。この川舟に乗って、川下からタトンへ来た価値はここにあった。乗船料350バーツ(約1000円)は、4時間のアドベンチャーとこの寺院を川から見ることにより充分元は取れたものだった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
14